運命論の若干例
・「神々はあわれな人間どもに苦しみつつ生きるように運命の糸を紡がれたのだ。ご自身にはなんの憂いもないくせに。ゼウスの屋敷の床には人間に賜るものをいれた甕が二つおいてあり、一つには悪いことが、もう一つには善いことが入っている。この二つを混ぜてたまわったものは、あるときは不幸にあうが幸せに恵まれることもある。悪いことばかりを賜ったものは、人に蔑まれる身に落とされ、彼を激しい飢餓が尊い . . . 本文を読む
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百錬抄 / 暦仁元年(1238)十二月五日丙午条
「十二月五日丙午 七仏薬師法 於山上被結願 依天変御祈也 僧正慈源〈七仏薬師法賞〉 置阿闍梨三口之由宣下 神今食以前此事如何」
天皇は四条天皇。鎌倉幕府、将軍は藤原頼経、執権は北条 . . . 本文を読む
今日12月5日は真別処妙瑞和尚のご遷化の日です。密教辞典及び「妙瑞和尚と有部律(上田天瑞)」等からの引用です「妙瑞(1695元禄9年~1764明和元年12月5日(69歳)は高野山の学僧。真別処第八世。字は恵深坊、讃岐三野の人、12歳で威徳院慧了に出家、高野山に登って宝厳院、のち大阪生玉南坊を兼ね後如意輪寺に転じ、英同に中院・西院両流を、維宝に安祥寺流を南院教栄に小島流、東寺賢賀に勧修寺流を受法。1 . . . 本文を読む