福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

仏典に見る病気の原因

2017-08-24 | 法話

病気の原因

・医経に「衆生病を得るに十因縁あり。一には久しく座して臥せず、二には食貸すことなし、(食べ過ぎ)三には憂愁、四には疲れ、五には淫逸、六には瞋恚、七には大便を忍ぶ、九には上風を制す、十には下風を制す(げっぷとかおならを我慢する)。」

・涅槃経に「一切衆生に四毒箭あり。貪欲、瞋恚、愚痴、驕慢なり。もし病因あらばすなわち病生ずるあり。いわく、寒熱肺病、上気吐逆、膚體 其心悶亂、下痢噦咽、小便淋漓、眼耳疼痛、腹背脹満、顚狂乾消、鬼魅に着せらる。」

・秘密曼荼羅十住心論巻1{四百の病は四蛇(地・水・火・風・空)によって体を苦しめ、八万の患は三毒によって心を害す。身病多しといえどもその要はただ六つ、四大、鬼業これなり(六つとは地・水・火・風の不調と不成仏霊の祟り・前世の業)。心病おほしといえどもそのもとはただ一つ、いゆる無明これなり(心の病は無明から)。

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