Fukunosukeです。
基隆という町に寄ったのは、名物の鍋料理を食べてみたかったから。
義美石頭火鍋。「火鍋」がついていなければ、義美さんの悪口みたいです。誰それ。
「たのもー。hiyokoでござる」
人気店ということで日本から予約していこうと思ったら、海外からの電話に出てくれませんでした。行ってみて納得。どローカルで英語も日本語も通じないのです。
でも、逆に期待が高まってしまいました。そういうのって食の変態あるある。
店名にもある通り石鍋を使います。火鍋でよくある太極鍋(仕切り鍋)ではありません。
東京に石頭楼という石鍋料理屋があるのですが、多分基隆の石鍋料理が元じゃないのかなー。
テーブルには白菜、玉ねぎ、大量のごま油(多分)が既にセットされています。
具は、冷蔵ケースからセルフで取ってきます。まず、種類の多さにビックリします。次に、皿の具の上に直接別の皿が乗せられていることにビックリします。
とりあえずこんな。この他に、牛肉や練り物なんかを頼んだのですごい量になってしまいました。
練り物。
牛肉(これは一度炒めた後のものです)
タレを調合します。
沙茶醤(サーチャージャン)の入った椀を取り、
お好みで薬味やたれ(日本の麺つゆも!)を足していきます。ガイドさんのおすすめでたれは麵つゆをチョイス。
最後に卵黄を乗せて準備完了。
調理はお店の人がやってくれます。
まずごま油で干しイカ(スルメです)を炒めます。
その後肉を炒めて一旦外に出し、他の具材を入れて炒めます。
そこにやかんでスープを注ぎます(東京の石頭楼も調理手順は大体同じです)。
あとは煮えるのを待ちます。
「もう食べていい?」
煮えてきました。美味しそうです。しかし2人で食べ切れるのか?
「けっ、やらいでか!」
こんな風にタレにつけて食べます。
あ!
おーいーすぅいー!!
これは美味しいです。最初、スープだけ、タレだけで味見した時は「こんなものかなあ」と思ったのですが、両方混ざると美味しさが爆発します。
牛肉もよく合う!
これは鴨の血を固めたものだそう。台湾でよく見かける食材です。生臭いということもなく美味しいです。
副菜も箸休めもないのに不思議と無限にいけます。
白菜がまた美味しい。トロトロに溶けそうなくらい煮込んだ白菜を口に入れ、噛むのではなく舌と上顎で潰すようにして食べるのはなんとも言えない。
「食ったー!」
おお、あらかた平らげました。
初めての味でバカ舌には上手く説明できないのですがとにかく美味しい。機会があれば食べてみてください。
我々もまた基隆に行くことがあったら、絶対再訪すると思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます