Fukunosukeです。
そして今回のメインイベント。蟹地獄の晩御飯です。
部屋食が基本ですが、焼きガニがあるので食事処で食べる
ことにしました。hiyokoのナイス判断です。
先附はゴマ豆腐に白魚とちょびっと蟹肉。カニ本体様の
到着を待ちます。
お椀物にも蟹真丈。まだカニ本体様は到着しません。
お造りは、蟹の足のあらい。ここでカニ様がその片鱗をのぞかせました。
わぁ、これがズワイの足の刺身。テレビでは見たことあるけど、僕は過去に
食べた記憶がないので初めてかも。口の中にねっとり来ます。
全米が固唾を飲んで見守る中、特大のカニ本体様が登場しました。
仲居さん曰く「17年物」だそうです。響か。
なお、日本海で水揚げされるズワイガニは、場所により名前が変わりますが、
石川県(加賀・能登)では加能ガニといい、水色のタグが付いているのだ
そうです。さらに、これは橋立港という場所で揚がる橋立ガニといって、
加能ガニの中でもいいやつなんだそうです。
炭火で焼いていきます。部屋中焼きガニの臭いが充満します。
ベテランの仲居さんも緊張気味。お高いんだと思います。
こんなにでっかいズワイガニの爪って初めて見ました。
おおー!これはおいしいー。焼きガニは最高です!
そしてカニ味噌がこれまたすごい。僕はこれまでズワイガニの味噌は大して
好きではなかったのですが、こんなに繊細で味わい深いものとは知らなかった。
hiyokoも興奮状態に入レリ。匙が止まりません。
春場所優勝の横綱みたいです。それにしてもデカイ。
最初の山場を過ぎて一休み。
そして再びカニ。今度は茹でガニ様お出まし。カニも立派ですがお皿も立派。
初めて知ったのですが、ズワイガニは必ず左右どちらかの爪が大きいのだそう
です。右の事も左の事もあるそうです。利き腕が大きいらしいです。
これは覚えておいて、人に教えないのがいいと思います(笑)。
身入りもたっぷり。身の甘さは茹でガニが一番かも。でも今回は焼きガニが
抜群の美味しさでした。
やあ、こんにちは。
茹でガニの味噌は少ししょっぱかった。ズワイガニの味噌は、焼きに限ると
知れり。
カニの茶わん蒸し。よく覚えていない。
カニの炊き込みご飯。
水菓子。記憶にない。
さすがです。
カニの印象が強すぎて、他に食べたものの味は全部忘れてしまいました。
身の美しさ、形のきれいさ、味の繊細さ。ズワイガニは美味しい日本料理
そのものという印象です。日本を代表するカニと言っても過言ではない、、、
かどうかはわかりませんけど、はるばる「ズワイガニの現場」までやって
来た甲斐がありました。
食後は、有栖川山荘という別館のバーへ。
こちらのバーテンダーさんは、昼間は送迎の運転手さん。あれーっと思ったけど、
そう言えばアマンでもそうだった。
17年物か知りませんが、響を一杯所望。hiyokoはワイン。
わあ、ここにも魯山人。
帰りのhiyokoは千鳥足。カニ歩きじゃなくてよかった。
以上。カニカニー!でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます