ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

HOゲージ 室内灯 検討

2020-09-01 17:58:53 | 鉄道模型 車両改造など
 鉄道模型 HOゲージ車両の 室内灯についての検討です。
 KATO製とTOMIX製の純正品の室内灯は、電圧を上げないと明るくならないほか、部屋全体に光が回らないという難点があります。
 そこで、2種類の 社外品の実力について、TOMIX製車両で見てみます。




 1つ目。 こちらは テープLED を利用した、花蓮 ( ファーレン )TOMIX製 HOゲージ用 室内灯 です。 白色、昼白色、電球色 の3種類から選べます。




 TOMIX製 ナハ10 の屋根を外すと、天井に12.7mm ( 実測値 ) 幅の長方形の溝が付いています。 ここに室内灯ユニットが納まります。




 花蓮 ( ファーレン ) の室内灯には、スプリング型の集電金具がハンダ付けしてあり、車両側から伸びる銅板が挿入されます。 スプリング構造なので、位置の調整が簡単で、集電も確実です。
 車長に合わせてカットして使います。
 1mm厚のプラ板を12.5mm幅に切り出し、両面テープで貼り付けました。




 ちなみに、プラ板のカットには 専用カッターがあると便利です。




 天井の溝にプラ板を入れ、室内灯を固定します。 スライドさせ、位置を微調整できます。




 ナハ ( 左 ) と スロ ( 右 ) に昼白色の室内灯を入れて点灯させてみました。 スロの座席がクリーム色な影響で、電球色っぽく明るく見えます。
 常点灯のパワーパックを使っています。 低速域から十分な明るさを保っています。
 明るい環境下でも 室内をしっかり照らしているのが分かります。 擬似夜景の環境下では 明る過ぎな位かも知れません。
 ちょっと気になったのは、パッケージには 「 ちらつき防止コンデンサ搭載 」 と書いてありますが、私にはそれを実感することが出来ませんでした。





 2つ目。 こちらは、ポポンデッタTOMIX用 Nゲージ室内灯 です。
 取り付け用のゴムリングと 集電用スプリングが付属します。 オスネジにスプリングをねじ込んで使う構造です。
 ちらつき防止用に 蓄電コンデンサ がたくさん並んでいるのが特徴的です。




 花蓮 ( ファーレン ) は、自作ファン向けに 室内灯制作応援グッズ として、HOゲージ用の集電スプリング を販売してくれています。
 実は この集電スプリングが、ポポンデッタの Nゲージ室内灯に取り付ける事が出来ます。




 ポポンデッタ製 Nゲージ用 室内灯のオスネジに、ファーレン製 HOゲージ用 集電スプリングが取り付けられるの図。




 室内灯に1mm厚のプラ板を 強力両面テープで貼り付け、ナハに組みました。
 1両あたり 2個使いになります。




 試験点灯。 左は ポポンデッタ製。 右は ファーレン製。
 見比べてしまうと、昼間の環境下では ポポンデッタ製が暗く見えます。 どちらが良いのか、ユーザーの好み次第としか言えません。

 いずれにしても、レールと車輪の清掃は欠かせません。





 余談ですが、こちらは 天賞堂44系 「 はつかり 」 編成に 純正品のLED室内灯を組んだものです。
 低速時はやや暗めですが、速度を上げると 室内灯が自己主張してくれます。 人物を乗せたくなります。




 天賞堂の 「 はつかり 」 8両編成は、食堂車の形式を登場時のものにして近日発売予定です。

 やはり 室内灯は電球ではなく、チップLEDの方が実感的なのだと感じました。。。


    関連する過去記事エネルギーチャージャー付 LED室内灯



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1/80自動車 ヘッドライト組込み

2020-08-28 10:45:01 | 鉄道模型 車両改造など
 TOMYTEC ザ・カーコレクション80 という HOゲージサイズの自動車にヘッドライトを組込みました。




 マイナスの精密ドライバーでこじって 前後のバンパーを引き抜くと、上回りと下回りを分離できます。




 さらに、ランプカバーのパーツも引き抜けました。




 ダッシュボード下と床に、コードの通る穴をあけました。 それと、光漏れにボンネット裏に銀色テープを貼っておきます。




 家にあったチップLEDは 0805という規格のもので、2×1.25mmのサイズでした。 抵抗が付いているので12V仕様ですが、3Vから点灯します。




 ピンバイスで1.5mmの穴を開けました。 0.5mmの厚口両面テープでコードを貼り、LEDの位置を固定しました。




 同様の方法で、スカイライン ハッチバック ( 写真中央 ) にも LEDを組込みました。
 赤いLEDを使えば尾灯も点灯できますが、費用対効果を考え、今回はパスします。




 TOMYTEC の路線バスを入手しました。 上越新幹線の上毛高原駅と 猿ヶ京温泉 を結ぶバスです。




 ヘッドライトはスカイラインと同様で、透明プラのカバーの内側に 銀色のプラ板が入ってます。 この銀色に穴を開ければ良いようです。




 何とかして床板を外すと、ランプカバーの透明プラを外せました。




 1.5mmくらいの穴をあけました。




 プラ板にLEDを固定した後、申し訳け程度に 遮光テープを張り付けました。




 組んでみると、まあまあです。 電圧を上げると光モレが発生しますが、車幅灯が点灯している様に見えなくもありません。




 こちらは ワンマイル の観光バスです。 金属製ですが、要所にプラ材が組み込んであります。




 アップで見ると、ヘッドライトとブレーキランプの部分に穴があいています。 床板はプラスドライバー1本で簡単に外せます。
 これは やるしかないです。 LED発注ののち、優先順位 です。。。

  関連記事
    DD53 電飾化

    ヘッドライト 組込み


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方向幕の制作

2020-08-01 22:33:20 | 鉄道模型 車両改造など
 450×300mmの大きさで、方向幕 をかたどった 表示板 を計画しました。 この寸法は、ホームセンターで販売している アクリル板 のサイズから決めています。




 A3ノビサイズでカラープリントした紙に四角い穴を開け、2mm厚の透明アクリル板に貼り付けました。 湿度や温度変化によって紙がシワにならないよう、多めの両面テープで貼っています。




 Hゴムを模した材料も、ホームセンターで購入しています。 L型のスポンジの一辺をカットし、強力な両面テープと接着剤で固定しました。
 ついでに外枠も、スポンジを巻きました。




 板面の裏側は 光が漏れないよう、銀色の紙テープを貼りました。 そして、U字型に曲げた金具を貼り付けています。




 照明として使ったのは、ハクバ写真産業ライトビュアー です。
 その昔、フイルムカメラで写真を撮っていた時代に使用していたものです。 照明部分が A4サイズなので都合良いです。




 裏側から ブックエンド で立てています。




 A4サイズのシール台紙に 文字や絵柄をプリントし、照明板に貼り付けました。 雰囲気は上々です。

 日光市足尾町の あしおトロッコ館古河足尾歴史館内 2F ) にて 活躍中。。。



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ミニチュア方向幕

2020-07-11 22:13:11 | 鉄道模型 車両改造など
 ミニチュア方向幕 を購入しました。 [ 電車ごっこ 1185 ]

 115系側面行き先表示幕 を模したもので、ロールを回すと変換できます。




 裏ぶたを開けた状態。




 パナソニックの LEDライト を購入しました。 なんと、背面にマグネットが入っているので、裏ぶたの鉄板に貼り付きます。
 寸法がきついので ライトを装着したままではロールを回せませんが、ふたを少し浮かせると回転します。




 やはり照明があった方が、方向幕としての見栄えがあります。。。

 追記 : 方向幕グッズをもう一つ紹介します。
       方向幕 梱包テープ


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HO アメリカ型 コンテナ

2020-07-07 22:12:12 | 鉄道模型 車両改造など
 HOゲージ アメリカ型の 20フィートタンクコンテナ のキット を取り寄せました。
 塗装済みで部品数も少ないので、すぐに組み上がります。




 同時に、40フィートと53フィートのコンテナも入手しました。




 アメリカ型の ウェルカー を発売しているのは、KATOウォルサーズアサーン などです。
 連接型は扱いが面倒なので、連接型ではないウォルサーズの3両セットを購入したのですが、ドローバー をビス止めする形状になっていました。
 これでは なおさら扱いにくいです。




 こんな事もあろうかと、ケーディーカプラー を数種類ストックしていました。


 外国型模型で品揃えが豊富なのが エキサイトモデル です。 「 在庫あり 」 の商品が購入可能です。

 ヤフオクの国際版とも言えるサイトが セカイモン です。 商品検索は英語ですが、購入手続きはすべて日本語です。 クレジットカードを登録しておきます。
 新品が多く、ほとんどが即決です。 2週間ほどで入手出来ます。。。


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模型車両の 床下表記

2020-04-30 17:59:10 | 鉄道模型 車両改造など
 HOゲージ車両に 床下表記 の貼り付けを始めました。
 日本型の車両の大半は DC制御 ですが、海外の動力車は AC電源DCC-サウンド発煙装置 の仕様のものも多く、間違った電源を使うと破損してしまいます。

 私の場合、電源の一つに TOMIXのサウンド付きコントローラーを使用しているので、それに対応した車両かどうかも注記しています。
 また、モーターの起動電力が低く、PWM ( 常点灯 ) 制御に対応しない車両もあります。




 丈夫な紙にプリントし、両面テープを貼って使います。
 両面テープは文房具売り場のものではなく、建築資材売り場にある、肉厚のものが良いです。 凹凸があってもはがれません。




 号車番号連結方向 を記入しておくと便利です。
 所有者名 を貼っておけば、運転会などで 所有者が分からなくなるトラブルを防げます。




 キャビネットを複数用意し、HO車両の整理が進んでいます。 トレーを外して持ち運べるので 便利です。




 HOゲージ車両用 キャビネット活用法 の 過去記事は・・・
https://blog.goo.ne.jp/fusechan2003/e/8213d910cfec1ce2c1095f5f7bae9da8




 Nゲージ車両用 キャビネット活用法 の 過去記事は・・・
https://blog.goo.ne.jp/fusechan2003/e/59423290c603fb67bf3f8888af2c41f4


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マニ44 組立てキット

2019-12-13 18:43:35 | 鉄道模型 車両改造など
 HOゲージ マニ44 塗装済み組立てキット < モデルアイコン製 >

 上回りは通風器の取り付けと、内側の柱の取り付けです。 床下機器はパーツが10個くらいあります。
 連結器は付属していなかったので、ケーディーカプラー を取り付けました。
 車輪、車軸はプラ材が用意されていましたが、台車ごと他社製品に付け替えました。
 ちょっと分かりにくい所もありましたが、形になりました。




 Nゲージ マニ44 2両入り 未塗装組立てキット < モデルアイコン製 >

 床下のパーツが多数ありました。 台車パーツも用意されていますが、ディスプレイ専用の連結器なので、他社製品を使用しました。
 重量が軽いので、鉄板のウエイトを入れておきます。
 製品に デカールは付属していません。




 写真中央は KATOの スニ41。 左も KATOの オユ10。 右上は スニ40 です。

 寝台急行に連結すると 編成美が増す、名わき役たちです

 Nゲージの マニ44は、来春、KATOから発売予定です。。。


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DD53 電飾化

2019-09-22 21:36:53 | 鉄道模型 車両改造など
 Bトレインショーティー DD53 に LEDを組込みました。

 DD53は数年前に買い置きしていたものです。 最近、小サイズの チップLED を入手したので、電飾加工に踏み切りました。 色調は 温白色 です。

  LEDの購入は ShopYSG です。




 Nゲージの既製品には ラッセル車は販売されていますが、ロータリー車は見た事がありません。 絵的に美しいのはロータリー車だと思っています。
 レイアウトの一端に配置するだけなので、動力ユニットは入れません。




 室内をライトグリーンに塗りました。 この写真を撮ったあと、インナーブロックの上半分を削除しています。
 それと、窓部に0.5mmの透明プラ板を接着しました。



 前照灯に1.1mmの穴をあけ、チップLEDを入れました。 LEDは全部で4つ使っています。
 屋根が少し浮いていますが、室内灯の位置がまだ微調整できていません。




 5年半前に作ったジオラマセクションの写真を載せておきます。 この頃は電飾化はしていませんでした。

  過去記事 2014.03.23

 レイアウトの本線とは別に、ディスプレイ用の線路を設置することで、除雪作業や線路工事の情景を表現出来ます。

  < このレイアウトは 前橋市児童センター 2F にて常設展示しています >




 屋根の雪は 石膏。 地面の材料は タオル。 投雪は 真綿で表現しています。

 今回も同様の加工を予定しています。。。


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パンタスパーク 組込み

2019-09-02 20:36:30 | 鉄道模型 車両改造など
 TOMIX HOゲージの ED75パンタスパークセット を組み込んでみました。

 https://store.shopping.yahoo.co.jp/exinetech-y/EAC-0887-889.html




 KATOのNゲージ車両の、室内灯の集電スリットに 銅板をそのまま差し込める様になっています。
 製品には進行方向の、両方向用と片方向用があります。




 TOMIXのHO車両の機関車は、屋根板を外した所に メンテナンス用の接点が付いています。 そこから電源を取ります。




 銅板を短く切って ハンダ付けしました。 基板とニクロム線を 両面テープで止めておきました。
 HOゲージはスペースに余裕があります。




 屋根板に1.4mmの穴をあけ、LEDをパンタグラフに接着しました。




 写真ではあまり光っていない様に見えますが、断続的に、自然な感じで発光してくれます。
 今回は片方向用を取り付けたので、光らせたく無い場合は 進行方向を逆にして走らせます。。。


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HOゲージ 車輌収納ケース

2019-05-14 18:25:00 | 鉄道模型 車両改造など
 HOゲージ用の 車輌収納ケース を作りました。




 使用したのは アイリスオーヤマオフィスチェスト と呼ばれる プラ製の キャビネット です。
 段数は数種類あります。 キャスターが付属します。
 トレーの内寸法は、270×360mm。 深さは 75mmほどです。




 KATOの車輌ケースが ぴったり3個入る大きさです。




 中敷として スポンジを用意しました。 10mm厚の固めと、30mm厚の柔らかめです。
 共に サイズは 500×500mmです。




 さらに、中敷として グリップライナー という商品をホームセンターで見つけました。
 引き出しや戸棚に使用するもので、2mm厚でクッション性があります。 10mm厚と2mm厚の敷物は、収納する車輌によって使い分けようと思います。




 30mm厚のスポンジを 270×13mmと、270×18mmに切りました。 スポンジの位置は固定せず、車輌のサイズに合わせて組み合わせる予定です。

 トレーは引き抜けるので、室内を持ち歩くのに便利です。。。


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