風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

ガガイモの実を見つけました!

2019年11月16日 | いきものとか植物とか、いろいろ
今日は午前中に仕事が終わって、天気も良いし、絶好の寄り道日和でした(笑)
どこへ行こうかなぁ~と、色々思いを巡らしていると
頭の中にフッと、好きな神社が浮かんで来たので、そこへ行ってみる事にしました。
ヒシの池がある所・・・

いつ行っても誰もいない(笑)とってもいい所です。

鳥居の脇で、ひとつ目小僧が出迎えてくれました^m^


第一の鳥居をくぐって、上り坂をゆっくり歩いていきます。


第ニの鳥居の両脇は、神社だと普通はヒノキとか杉なんですが、ここは山桜です。
満開になる春、それから、桜吹雪が舞う頃はすごく素敵な眺めです。


拝殿でお参りして、神社の周辺を散策しました。
こういうのも、好きです(^^♪


山茶花が咲いていると思ったら


ツバキで


ツバキだと思ったら、山茶花でした。


植物を、ひとつひとつ確かめながら歩いていたら
ツルが絡み付いた、こんもりした山がありました。
向かって左側はツルウメモドキで、右側はガガイモのツルでした。


実があるかなぁと、近寄って見たら・・・
葉の下に黄緑色の細長いものが、幾つも隠れていました!
やったー!探し求めていた、ガガイモの実をとうとう発見しました\(^o^)/

ちょっと見ただけでも、10数個あります。
まだ若い実だったので、、採ってきませんでしたが
これで今年も、あのふっわふわの綿毛を見る事ができそうです(^^♪
もし宝の地図があるのなら、この地点に印を付けて、毎晩眺めてニヤニヤします。
好きなものをずっと想い続けていると、ちょうどいいタイミングで、チャンネルが合って、出会えるのかもしれません。
嬉しい!すごく嬉しい♪

この先は「フウの壁」がある、グランドへ続く道です。


何年か前ここで、私に向かって、普通に歩いて来るイタチに会いました。
考え事でもしていたのかな?イタチは私に気付かずに目の前まで歩いてきて
目が合った瞬間、めちゃめちゃビックリした顔をして、脇の植え込みに逃げていきました。
思い出の道です(笑)


着きました(^^)


モミジバフウの「種」を知ったばかりなので、地面に落ちているか探してみました。


しゃがんで、目を凝らして見ても、不思議なくらい、無いです。
かわりに、こんな種を見つけました。なんだろう?


実も、まだ沢山ありました。


3時過ぎると、日の光が「夕日」っぽい色に変わってきます。
風も少し冷たくなってきました。


冬越しする場所を探す女王蜂でしょうか・・・
近寄って写真を撮っても、気にする様子もなく、日が沈む前に眠る所を見つけるのに、忙しそうでした。


そろそろ帰ります(^^)
フウの実、見ると欲しくなってしまう・・


帰宅して、洗濯物を急いで取り込んで、持って帰った種を蒔きました。

宝の地図、ガガイモの種・・・思い出すだけで今もニヤニヤしています(笑)


カマキリと過ごした日々

2019年11月16日 | 庭でみたいきもの
今年の春に生まれたカマキリたち。
庭に洗濯物を干しに行ったり、他の昆虫を観察したりしている時
ひょっこり顔を出したチビカマキリに出会いました。
そのたびに成長が嬉しくて(^^)「大きくなったね~」と、写真を撮っていました。


物陰に隠れて獲物を捕るカマキリなので、めったに姿を見ないのだけど
あら、こんな所に!と目が合う時があって、大きくなるスピードに驚きます。


体が大きくなるにつれて、脅威になる天敵は減っているけれど
一番の天敵、庭の猫には気を付けてね(^^ゞ

夏になると、散歩中にカマキリの抜け殻をよく見るようになりました。
脱皮が終わったばかりのカマキリを見つけた・・・と思ったけど
体のサイズと抜け殻がらの大きさが、違い過ぎるかな?


こんな抜け殻も見つけました。


カマのトゲトゲや、脚の細かい突起、触覚まできれいに脱いであります。
内側の胸の辺りに見える黒いものは、気管かな?
カマキリの脱皮をいつか観察できたらいいなと思います!


8月になると、更に大きくなったカマキリの捕食シーンを
庭でよく見かけるようになりました。


木の幹で鳴いていたセミを捕まえて、食べています。


この子は、車のドアを開けたらポトンと落ちてきたのですが
カマが小さい?種類が違うカマキリかな。
でも、カマの先がこんなふうになっているのを、写真を見て初めて気づきました!


10月、最後の脱皮をして成虫になったカマキリが、アシタバの花に集まってきました。
お腹が大きいので、メスだと思います。
左側の脚の先がありませんが、産卵するまで無事に生き残りました。


風に揺れる葉と同じように、体をユラユラ揺らしながら待ち伏せて
射程距離に入ってきた昆虫を、素早く掴んでかぶりつきます。


低い位置にいた子を猫が狙っていたので、慌ててつかまえて


木の枝に移しました。
めちゃめちゃ威嚇しています(^^ゞ


そーっと手を出せば、静かに乗ってくれます。
この子も、左脚のカマの先がありませんでした。


太陽の光を浴びて、金色に輝く背中がとても美して
思わず見惚れてしまいました。


10月の終わりになると、カマキリがとうとう姿を見せなくなりました。
寂しくて、天気の良い日には、アシタバの花に来ているんじゃないかと探してみるけど
いなくて・・・
その代りに、みかんの木に産み付けられた卵を見つけました(#^.^#)


ここから始まった旅でした。
晩秋の庭で、3匹の成虫を見ることができたのを、嬉しく思います。
卵も、たぶん他にもあると思うので、探してみます。


写真を見ながら振り返ってみると、懐かしくて、ちょっと切ない気持ちにもなります。
昆虫は短い一生だけど、今日の今だけに、命を懸けて生きていて
観察を通して、いろいろ教えられる事が多かったです。
半年間、楽しい時間でした。
ありがとうございました(^^)