2018年の春、庭に作られたアシナガバチの巣を約半年間観察しました。
定点観察「アシナガバチ1」
そこから巣立った女王蜂の1匹が、今年の春に庭へ帰ってきて、また巣作りをはじめました。
前回、長女誕生の6月までを書きましたが
あらためて、女王蜂が庭に来たところから、先日見た最後の姿までをまとめてみました(^-^)ゝ
2年目の定点観察「アシナガバチ」です。
今年、庭にはアシナガバチの巣が5個作られました。
そのすべてが空になったので、先日取り外してきました。
この中のひつつの巣を作った女王蜂が庭に姿を見せたのは4月の中旬、あちこちで桜の花が満開の頃でした。
私はこの頃どんな事してたかなと、振り返ってみたら、好きな神社の桜を見に行ってました。
ああ、春だったなぁ・・(^^)
下見に来てから5日後、この場所を気に入ったようです。カゴの下に巣の基礎を作り始めました(^^)
翌日は雨で、一日お休みしていましたが・・・
それからたった2日で、この仕事量です!
間違いかと思って、写真の日付を確認したけど、本当にたった2日間でこれだけ作っていました。
アシナガバチの巣の材料は、主に木材なのですが、この巣は竹の繊維でできているようです。
丈夫で、殺菌効果もある新素材^^
庭にいると、かなり大きな音で巣材を削る音が「ガリガリと」聞こえてきます。
巣を作り始めてから10日後、今日も朝から頑張っています。
そばでその様子を見ているだけだけど、黙々と巣を作る姿が、本当にきれいだなと見惚れます。
女王蜂が留守の時に、撮った写真です。
11個の部屋に、卵が一粒ずつ産み付けられていました。
約15日後の5月の半ば、卵から孵化した大小さまざまな大きさの幼虫が
ひと回り大きくなった巣の中に見られました。
幼虫のエサを求めて、女王蜂が狩りに出かけていきます。
ひとりで巣の増設と幼虫の世話をする、この頃が一番大変な時期です。
それから更に15日後、5月の終わり頃。
女王の留守中に巣の中を覗くと、幼虫たちは丸々と成長していました。
頑張って餌を与えているんですね(^^)
うちの周りでは田植えが終わり
テイカカズラの花や
レンゲが満開になっている頃でした(^^)
懐かしい。
1ヶ月後、6月の半ばには、幼虫がサナギになるために巣の入り口にフタを作り始めました。
そして6月19日、待望の第一子が誕生しました!
女王が最初のひと部屋目を作っり始めてから、2ヶ月後です。
生まれたばかりの蜂は、ずいぶん幼い顔をしているように見えます。
もっと近くで写真が撮れたらいいのだけど、ひとりで留守番をしているこの子の表情は、心細そうで
人間の子どもと同じように感じて、可愛らしかったです。
7月になると、一気に働き蜂が増えてきました。
7月の終わり頃、もう一回り巣が大きくなって、蜂の数も増えています。
ジリジリと照りつける夏の日差しが強いので、日除けをしました。
8月、部屋の窓から観察を続けます。巣があまり大きくならないけど、どうしてかな・・・
9月になっても、変化はなくて。
10月の終わりのある日、巣が空になっているのに気づきました。
数日待っても蜂たちが帰ってこないので、すだれを取って、巣を見てみました。
中央にえぐられたような跡があります。
スズメバチに襲撃されたようですが、庭にいても、これにはまったく気が付きませんでした(´A`)
今月の初め頃、イヌマキの葉の中に黄色い団子状のものを見つけました。
脚立を持ってきて近くで見たら巣から、離れた蜂が身を寄せ合っていました。
どうして巣に戻らないのかな。スズメバチに襲われた巣は危険な場所だと、本能的に感じてるのかな。
このあと10日くらい毎日見ていましたが、蜂の数が減っていき、先日、みんな居なくなってました。
もう戻って来ることは無いだろうと思い、巣をカゴから外しました。
去年はこの場所で、最後までスズメバチに襲われることなく、とても大きな巣ができました。
営巣の成功、不成功はどこで分れるんだろう?
女王蜂の生まれもった能力や資質、運、あとはその年の気候とか、周りの環境にあるのでしょうか。
でも、よく考えたら失敗とか成功は無いのかもしれません。
この巣から翌年の女王蜂を巣立ちさせられたなら、巣の大きさとかは関係なく成功なのでしょう。
来年の春、庭にアシナガバチが来て、この場所に巣を作り始めたら・・・
また観察をしたいと思います。
半年間楽しかったです。ありがとうございました(^^)
定点観察「アシナガバチ1」
そこから巣立った女王蜂の1匹が、今年の春に庭へ帰ってきて、また巣作りをはじめました。
前回、長女誕生の6月までを書きましたが
あらためて、女王蜂が庭に来たところから、先日見た最後の姿までをまとめてみました(^-^)ゝ
2年目の定点観察「アシナガバチ」です。
今年、庭にはアシナガバチの巣が5個作られました。
そのすべてが空になったので、先日取り外してきました。
この中のひつつの巣を作った女王蜂が庭に姿を見せたのは4月の中旬、あちこちで桜の花が満開の頃でした。
私はこの頃どんな事してたかなと、振り返ってみたら、好きな神社の桜を見に行ってました。
ああ、春だったなぁ・・(^^)
下見に来てから5日後、この場所を気に入ったようです。カゴの下に巣の基礎を作り始めました(^^)
翌日は雨で、一日お休みしていましたが・・・
それからたった2日で、この仕事量です!
間違いかと思って、写真の日付を確認したけど、本当にたった2日間でこれだけ作っていました。
アシナガバチの巣の材料は、主に木材なのですが、この巣は竹の繊維でできているようです。
丈夫で、殺菌効果もある新素材^^
庭にいると、かなり大きな音で巣材を削る音が「ガリガリと」聞こえてきます。
巣を作り始めてから10日後、今日も朝から頑張っています。
そばでその様子を見ているだけだけど、黙々と巣を作る姿が、本当にきれいだなと見惚れます。
女王蜂が留守の時に、撮った写真です。
11個の部屋に、卵が一粒ずつ産み付けられていました。
約15日後の5月の半ば、卵から孵化した大小さまざまな大きさの幼虫が
ひと回り大きくなった巣の中に見られました。
幼虫のエサを求めて、女王蜂が狩りに出かけていきます。
ひとりで巣の増設と幼虫の世話をする、この頃が一番大変な時期です。
それから更に15日後、5月の終わり頃。
女王の留守中に巣の中を覗くと、幼虫たちは丸々と成長していました。
頑張って餌を与えているんですね(^^)
うちの周りでは田植えが終わり
テイカカズラの花や
レンゲが満開になっている頃でした(^^)
懐かしい。
1ヶ月後、6月の半ばには、幼虫がサナギになるために巣の入り口にフタを作り始めました。
そして6月19日、待望の第一子が誕生しました!
女王が最初のひと部屋目を作っり始めてから、2ヶ月後です。
生まれたばかりの蜂は、ずいぶん幼い顔をしているように見えます。
もっと近くで写真が撮れたらいいのだけど、ひとりで留守番をしているこの子の表情は、心細そうで
人間の子どもと同じように感じて、可愛らしかったです。
7月になると、一気に働き蜂が増えてきました。
7月の終わり頃、もう一回り巣が大きくなって、蜂の数も増えています。
ジリジリと照りつける夏の日差しが強いので、日除けをしました。
8月、部屋の窓から観察を続けます。巣があまり大きくならないけど、どうしてかな・・・
9月になっても、変化はなくて。
10月の終わりのある日、巣が空になっているのに気づきました。
数日待っても蜂たちが帰ってこないので、すだれを取って、巣を見てみました。
中央にえぐられたような跡があります。
スズメバチに襲撃されたようですが、庭にいても、これにはまったく気が付きませんでした(´A`)
今月の初め頃、イヌマキの葉の中に黄色い団子状のものを見つけました。
脚立を持ってきて近くで見たら巣から、離れた蜂が身を寄せ合っていました。
どうして巣に戻らないのかな。スズメバチに襲われた巣は危険な場所だと、本能的に感じてるのかな。
このあと10日くらい毎日見ていましたが、蜂の数が減っていき、先日、みんな居なくなってました。
もう戻って来ることは無いだろうと思い、巣をカゴから外しました。
去年はこの場所で、最後までスズメバチに襲われることなく、とても大きな巣ができました。
営巣の成功、不成功はどこで分れるんだろう?
女王蜂の生まれもった能力や資質、運、あとはその年の気候とか、周りの環境にあるのでしょうか。
でも、よく考えたら失敗とか成功は無いのかもしれません。
この巣から翌年の女王蜂を巣立ちさせられたなら、巣の大きさとかは関係なく成功なのでしょう。
来年の春、庭にアシナガバチが来て、この場所に巣を作り始めたら・・・
また観察をしたいと思います。
半年間楽しかったです。ありがとうございました(^^)