アニメ「宇宙戦艦ヤマト」は結構好きだった、リアル・タイムでも観ていたし、TV放映版を再編集した映画版も見た。
しかしこの実写版リメーク「SPACE BATTLESHIP ヤマト」は頂けない。
この内容でこの時間(138分)は苦痛以外の何物でも無いし、これで木戸銭をとるとは信じられない。
これまで見た邦画の中で、史上最低の映画。
実際、最初の30分でもう学芸会的内容にうんざりして、ともかく最後まで見ようと奮起して拷問の様な2時間を過ごした。
期待した艦隊決戦シーンなどほとんど無くて、見ていて恥ずかしくなる位酷いの演技のオンパレード。
なら見なければ良いのだが、この位酷いと酷さ加減を自分の目で確認せずにはいられない。
邦画界にも最低のメジャー映画に送るラジー賞の様なのがあっても良いと思う。
ともかく邦画にはこの手の安直な低品質の映画が多すぎる、そもそも日本アカデミーショーなんて全然権威無いんだから、アンチの賞を創設して「駄目なものは駄目」 としない限り、質的向上は無いだろうと思う。