権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「禁断の惑星」

2021-03-12 07:14:18 | 映画

名作中の名作、ただしSFの世界のこと。
この哲学的なSF映画がつくられたのは1956年(昭和31年)、なので立派な古典映画、でも造り(アイデア、筋立て、画面)はしっかりしていて今でも通用する内容だと思う。
そしてとうとう昨日録ダメした取って置きの一作として観た。

〔内容〕
 西暦2200年、惑星アルテア4に到着した一行は、そこで以前の調査隊の生き残りであるモービアス博士に出会う。博士はアルテア4の絶滅した前文明を研究しており、ロボットのロビーと娘のアルティアと暮らしている。そして、この星には正体不明の透明な怪物も潜んでいた。原子砲の集中砲火を浴びて姿を現す怪物。だが、それは前文明の力によって博士の潜在意識が具現化した“イドの怪物”だった……。

拡大画像
公開時の物らしいポスターは際物臭が一杯、中身の方が圧倒的に質が良い珍しい例。
そんな名作ながらやはり制作年代の古さはいかんともし難く、いままでも何とかリメークしてくれないかと微力ながらささやかにつぶやいて来た。残念ながら星間戦争物やら蜘蛛男やら蝙蝠男なんかの方が客が呼べる様だ。

なお本ブログでも折にふれこの「禁断の惑星」に触れてきた、この点でのブレの無さには自信がある。
2020年11月 2020年9月 2010年10月 2010年7月 2010年1月 

「三つ子の魂百まで」で出来の良いSFに出会うと未だにワクワクする。   

コメント
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