アンドロイドの「山旅ロガー」と言うアプリ、結構重宝しているが、いろいろとデータ整理をしようとすると(エクセルとかで処理しようとすると)かなり困難。有料版ならば問題無いのかもしれないが。
さてこれまで山旅ロガーが出力するGPXデータをエクセルでも処理できる様にCSV変換のソフトを作ってグラフ化したりしてきたが、いろいろと不満足なところがあってイングリモングリイングリモングリしてきたが一応完成した。
上のグラフは昨年の金峰山(2600m:緑)と石老山(700m)そして今年の塔の岳(1500m:赤)。
これまでグラフを重ねるのは、幾何学的に実現していたが、今回漸くなんぼでも重ねられる様になった。
と言うのは、
1】GPXデータの時間は不定期間隔のため、グラフ化するには散布図(X:時間、Y:標高)とするしかなかった。
2】複数の登山データを重ね様とすると、X軸とY軸のスケールを合わせて幾何学的に重ねるしか方法が無い。
と言うことで、この記事(11/8)のデータは結構苦労して作ったもの。
さて単純な折れ線グラフで実現するためには、次の様な処理を施した。
1)不定期間隔のX軸(20秒,35秒,10秒,,,とかの不定期感覚)を線形補間で1秒間隔のデータに補間。
2)1秒間隔だとデータ数が20倍以上に増えるので、10秒間隔位に間引き。(デサンプリング)
3) CSVファイルとして出力 → MSエクセルで処理
(処理1)に後でフィルタリングすることも考えたが、今はその元気無しでその内に。 )
塔の岳 金峰山 石老山 単位
標高差 1205 1071 443 [m]
所要時間 04:13:41 04:09:49 02:24:50
移動距離 6656 5703 2372 [m]
距離(補正) 7739 6370 2658 [m]
記録をとると面白いけれども、取らないといられなくなる様な強観念も生じている。
あるいは「そこに再生する電池があるから充電する」のか、「そこに電子工作があるから充電する」のか。
目的と手段の主客転倒、これこそすばらしい趣味の醍醐味!!
でも幸せなんですねー、これが。
ところでそろそろ牡蠣のうまい季節になりました、関係無いけど。