権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

焼き鳥屋の落語会

2025-01-18 23:01:48 | 演芸

本日は事務所のシン理事長から紹介された焼き鳥屋での落語会に参加、噺も、終わった後の焼き鳥コースの飲み放題の懇親会も良かった。
今日位TVの演芸よりもナマが素晴らしいと思ったことは無い、狭い所だったがいじられる事も無く噺と焼き鳥とポン酒を堪能した。
(下戸なので少しずつ味見をしたが、どれも旨い、こんなのを浴びる程飲める人がただただうらやましい)
こんな噺家さん
 
噺は、
前座:さんゆうていゆうか(参遊亭優香??)
  「トリトテチン」;聞く方の緊張感を上手い事ほぐしてくれました。
  この噺家さんも上手くなる過程を楽しませんてもらえそうだ、面白かった。

参遊亭遊助「宮戸川」
    この噺は結構色っぽいのと、下げが演者により様々なところが面白い。
    なお今回の下げは「この後は懇親会でじっくりと、m(_ _)m」

参遊亭遊助(2演目)「転宅」
              間抜けな泥棒と粋で気風の良いお妾さんとの絡みが見所で、場所に合わせたクスグリとか大分楽しませてもらった。

この参遊亭遊助さんと言う噺家さんは錚々たる経歴の持ち主で、それとは関係無く上品な語り口が聞いていてとても心地良い。
こんな芸はTVなんかではとても味わえない。
さて料理の方は、以下の通り。


上記以外にも食べきれないくらいの串焼きが出されたがギブアップ。
最後の画像は今回ご提供のかなり珍しいポン酒たち。 

 

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やすらぎ寄席

2025-01-16 23:33:31 | 演芸

本日は真福寺での落語会、残念なことにとう立川ぜん馬師匠の訃報に接した、一昨年の暮れのこの席で「芝浜」を堪能させていただいた、合掌。
さて本日はそんな中で始まったが、湿ったことは無くてなかなか楽しいひと時を過ごした。

前座;立川談声(女流落語家でダンセイという名前が洒落ている)
   初天神、なかなか面白かった、この前座さんは結構楽しみな存在。
立川志遊師;「豆屋」
   落語で良くある行商人の噺、カボチャ、うどん、そば、そして豆。
   この噺は時間調整の役割があるらしく、次の雲水師が結構な大ネタだったので納得。
立川雲水師;「けんげしゃ茶屋
  先月の独演会で初めて聞いたが同じ人の同じ噺をまた聞いたが、太鼓持ちがでたり言葉遊び
  沢山あったり、旦那の悪戯癖とか聞き所が結構有って、2回目ながらの楽しみがあった。
立川談幸師;「富九」
  太鼓持ちの久蔵が仕事でしくじり借金を抱えてなけなしの金で富くじを買う。
  ある時になじみの客の家が火事になり、手伝いに駆けつけて旦那の許しを得るが、
  今度は自分の家が火事に跡形もなくなってしまうが、、、、
  この師匠の語り口と酒を飲むしぐさは何とも上品で上手い、本当に飲みたくなってしまう。

そして本日の景品はこれ↓
(今日のクジは商品12個で客が15人、で雲水師が3個増やして15個の景品を
 15人の客で分け合う分配会になった)

なおこの土曜も落語会に誘われていて、これは焼き鳥屋のお座敷落語会みたい。
そして今となっては以前(昨年の2月)頂いたこの手ぬぐいも結構な宝物になってしまった。

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「バグダッド・カフェ」@映画館

2025-01-10 22:37:35 | 映画

約10年前にNHK-BS3で放映していたのをたまたま観て、凄い得した気分になった「バグダッド・カフェ」。
今回映画館に掛かったので喜び勇んで観にいったら、それが以前の時よりも印象が悪い、でも最後まで行くとやはり良い映画だと感心した次第。
(最初は映画館なので気負い過ぎたのかもしれないのと、前半はテンポが悪いから。)

〔内容〕
 アメリカの片田舎の砂漠にあるさびれたカフェ&モーテル“バグダッド・カフェ”を、経営者夫婦は喧嘩別れし、ドイツ人の旅行者夫婦も喧嘩別れしドイツ女ジャスミンが一人砂漠のモーテルを訪れる所からこの物語は始まる。モーテルやらコンテナ・ハウスに暮らす奇妙な隣人たちと、いがみ合っているバグダッド・カフェ経営者家族、そんな所にぶらっと来たドイツ女のヤスミンは最初は孤独な存在だったが、やがては皆の接着剤の様な存在となり、モーテル経営者ブレンダとも通じ合うようになる。そして段々とバグダッド・カフェに人々が集まる様になっていくが、、、、。


このヤスミンと言う小太りのドイツ女さんのキャラが何とも言えないが、トップレス・ヌードを晒すのもこれまた何とも言えないし、そしてヤスミンに密かに恋する初老の男(ジャック・パランス)が良い味をだしてる。そしてこの映画は女性の友情を上手い事描いていて、最後のワンカットがそれを見事に表現している、このラストは大好き。
なおヤスミン役の女優さんは「ある一生」に出ていた(データを観て気が付いた)、それにブレンダを演じる女優CCH・パウンダーは米国TVドラマで良く見かけた。
この映画は最初のテンポの悪さを我慢出来れば、すごく良い映画だと思う。

 

映画「バグダッド・カフェ」 - 権助の冒険

何とも不思議な映画「バグダッド・カフェ」、これと言った取柄が無いんだけれども、見終わった後にこんな気持ちの良いのも久しぶり。西ドイツ製の映画で舞台はアメリカの砂...

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「パルプ・フィクション」@映画館

2025-01-05 08:45:32 | 映画

パルプ・フィクション」、昔レンタル・ビデオで観た時は「なんじゃこりゃ~」と言う印象しかなかったが、あらためて観たらこれが結構な面白さ。(昔観た時の動機はB・ウィルス出演)
子悪党やら大悪党やらのそれぞれのエピソードを寸切りにして、最後にまとめ上げてぶっ飛んだ映画にしている。
そして各エピソードが洒落た会話と落ちで纏まっている、「レザボア・ドック」とか比較的最近観た「ヘイトフル・エイト」ほどは時制をいじってはいないが、ともかくぶっ飛んでいる作品で”バイオレンス・アクションと言うよりは”クライム・コメディ”と言うべき内容。

〔内容〕
強盗の計画を立てているカップルを導入部に、盗まれたトランクを取り戻そうとする二人組のギャング、ビンセントとジュールス。ボスの情婦と一晩のデートをするハメになるビンセント。ボクシングの八百長試合で金を受け取るボクサーのブッチ。誤って人を殺し血塗れになった車の処理に右往左往するビンセントとジュールス。ギャングのボス、マーセルスを軸としたこれらの物語がラストに向けて収束していく。
(出展:全洋画オンライン)

ユマ・サーマンとジョン・トラボルタが舞台でツイスト・ダンスのシーンが圧巻、まるで”土曜の夜の熱気”を彷彿させる。
Q・タラ監督の常連役者たちの絡みあいも見事、往復2時間の苦労が吹っ飛ぶ様な映画だった。

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お正月(@西伊豆)

2025-01-02 18:56:35 | 日記・エッセイ・コラム

大晦日から三が日までは西伊豆で越冬することにしたが、31日と2日の農作業手伝いは少々堪えた。


これはポンカン、取り立ては酸っぱいが2週間位経過すると強い柑橘系の香りと甘味でまことに結構な果物。
これを袋に詰めて下の車まで運ぶのが一苦労で、急な坂を上ったり下ったりと体力の消耗はかなりのもの。
最近の本格的な農家さんはモノレールを引いてトロッコで荷下げするそうで。

ここ西伊豆は西高東低の気圧配置の時は猛烈な西風でとても外を徘徊できるような状況では無いが、1日は一日穏やかで近くの神社への初詣やら散歩やらが出来た。子供の姿が少ないのはどこも一緒。
 
 
 
昨年の正月は「アラビアのロレンス」やら「大脱走」を映画館で観れたが、今年はそんな番組が無かったのが残念。
結局昨年は「fishing of the year」は西高東低の荒天で今年に順延、正月も段々とつまらない日常になりつつある。

PS:昨年のMYBEST映画はいろいろと悩んだ挙句「ある一生」に決めた。
   見終わった後はそれほどでもなったが、時間を経るに従って感動が湧き上がってきた。
   慣れない運動した時の筋肉痛が三日後に襲ってきた様なもんかも。

 

「ある一生」 - 権助の冒険

「ある一生」、本日映画館にて鑑賞し久々に地味に感動した。地味にと言うのは時代に翻弄されたある男の(多少は不幸な)一生で、派手なドンデン返しも無くを地味に人生を終...

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忘年会

2024-12-28 21:17:51 | 日記・エッセイ・コラム

昨日で本年の仕事納め、でその後は納会の予定だったが、インフルエンザでメンツが揃わずに新年会に日延べとなった。
でも先週は清里で、今週月曜は事務所近所の割烹で、木曜はお客さんの忘年会に招待されて怪しげなカラオケスナックでと、まぁ沢山の忘年会に参加したので良しとしている。
先ずは先日の清里での寄せ鍋、今週月曜のカモ鍋、となかなか上手かった。
(カモ鍋は本格的な割烹での一物なので格別、この後二次会へと誘われたが体調不良のため辞退)

そして木曜は相撲の番付を持ってトボトトボとお客さんのとこへ。
そして久々のカラオケ・スナックで先方担当と意気投合して散会したあとも居座ってグダグダした。

ここでもカラオケも幅があって演歌有り、イーグルス有り、中島みゆきやら何やらが飛び出してなかなか楽しかった。
ちなみにこの店のママ(経営者)は先様のアルバイトで働いていた事務の人で、水商売とは無縁の雰囲気だったけれども、人は分からないもんだ。

年賀状用に作成したが、今年も断念して月並みな印刷物に。もう年賀状も辞め時かも知れない。

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「スティッキー」

2024-12-25 08:23:34 | テレビ番組

先日ご紹介頂いた「スティッキー」、なかなか面白かった。
シリーズ1は6話構成のせいか一気見が容易で、クライム・コメディとしては好きな部類ながら、シーズン1の終わり方が明治・大正時代の講談の様に「♪♪ちょうど時間となりました♪」、という消化不良で終了。
最近のシリーズ物の最終話はこんなのが多い。

〔内容〕
破産寸前のメープル・シロップ農家のおばさん・ルース、うだつの上がらないマフィアの手先・マイク、ツキから見放されたガードマン・レミーの問題を抱えた三人が一攫千金を狙ってメープル・シロップの備蓄倉庫からの盗難を計画する。
ところが、マフィアの手先・マイクが殺人事件を起こしたり、ルースが切れてシロップ組合のボスの事務所を破壊したりして、静かな田舎がにわかに騒がしくなる、そんな折に殺人事件捜査のために都会の刑事が乗り出してきて、計画はしどろもどろとなりつつあった。
やがて収穫祭で村はお祭り騒ぎになり、いよいよ変更に変更を重ねた計画を決行することとなる、、、

このドラマの見どころは珍しいメープル・シロップ農家の生活ぶりとか、ややこしい登場人物たちの人間関係とか、いろいろな見所満載でなかなか面白い。
一番の傑作は冒頭に「この物語は実話とは絶対に関係ありません」と断るところ。
そしてこのドラマを見たらなぜかメープルシロップをたっぷりかけたパン・ケーキを食べたくなった。

(実際に事件はあった様だ)

 

メープルシロップ「4500トン」盗難も大半を回収、カナダ

世界最大のメープルシロップの生産地とされるカナダ東部ケベック州で膨大な量のメープルシロップが倉庫から盗まれる事件が起きたものの、20日までに約3分の2を取り戻す...

CNN.co.jp

 

ともかくシーズン1は消化不良なので、シーズン2を早く観たい。


 

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「大誘拐 RAINBOW KIDS」

2024-12-19 00:26:53 | 演芸

大誘拐 RAINBOW KIDS」、ともかく面白かった、岡本喜八監督で未見だったので万難を排して映画館へ。
この映画は1991年制作だから多分監督晩年の作品だと思うが、昔ながらの映画俳優達が総出で筋立て良し顔ぶれ良し終わり良しで、この監督の名人芸みたいなのが満載の作品。

〔内容〕
 ある若い男が出所する、迎えた二人と示し合わせて大富豪の老女の誘拐をたくらむ、身代金は5000万円。そして見事に誘拐に成功する。
その誘拐の報に警察が大動員を掛けて、指揮を執るのはその老女を生涯最大の恩人と慕う凄腕の警部、仰々しい捜査陣vs間抜けな三人組+誘拐された老女との対峙が続く。
そして老女は次第に三人を手玉に取り、自ら事件のシナリオを描く様になってゆく、、、、、、、

この映画の一番の見どころは仰々しい捜査陣と間抜けな三人組の対比、それが時々刻々と描かれていて、最後にはあっと驚く様などんでん返しも用意されている。
また登場人物も全員が善人で、今でも誰が見ても楽しめる内容となっているし、少しだけ社会を皮肉ってもいる。
この監督は自身が戦争を経験しているから老女を通してさりげなく戦争風刺の香りを出している、それもかなり上品に。
”RAIBOW KIDS”の副題は犯人たちのニックネームが『虹の童子』、これを外国特派員が本国に出稿する時に訳した名称、ここら辺もなかなか粋。
「日本の一番ながい日」でその魅力に取りつかれたこの監督は、これからも是非追っかけようかと。

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忘年会@清里

2024-12-15 16:58:36 | 日記・エッセイ・コラム

週末はお席亭の山荘@清里で忘年会、4名ほどでシンシンと冷える一晩を過ごした。
こちらはビールがめっぽう旨くて途中で意識を失ってしまった、、、
何やかやここの所年1度位しか行く機会が無くて今年は忘年会となった次第。

次のは豚バラを焼いた時の煙、換気をすると外気が寒くて、、
そして何かと具沢山の鍋、仲間で囲むには最高の料理でこれがまた旨い。
(この長坂のスーパーマーケットは元は肉やで魚も新鮮で安い、いつもここで食材は調達)
薪ストーブはこの時期の定番で、誰もが火の番をやりたがるほどに炎を眺めるのは楽しい、この季節の楽しみではある。
なお薪の消費量は半端で無いから、あまり経済的な暖房ではない。
 
 
夜9時頃の夜間の気温、氷点下5度。
さて、この山荘から5分程くだった所の農家で馬を買っていてこの子らがとても可愛い。


夜は厩舎の方に移す様で、農家さんが指示すると隊列を組んで移動していった。


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立川雲水(独演会@画廊)

2024-12-08 21:49:51 | 演芸

本日は電車で西荻窪まで繰り出して、立川雲水師匠の独演会に行く。
先週木曜に聞いたばかりでこの日、まあともかく週末から本日までいろいろと仕事以外の予定が立て込んで漸くそれも一段落。
さて独演会、これが場の雰囲気やら(コンクリ打ち放しの区画にパイプ椅子を並べて高座をしつらえた秘密会の様な造り)、やら話者との一体感とかが最高なひと時だった。



「時うどん」
関東の「時そば」を上方風にしたもので、実はよくあるパターンで、元は上方から下ってきた噺かもしれない。

「けんげしゃ茶屋」
”けんげしゃ”とは縁起を担ぐ人のことらしいが、そんな茶屋で意地悪な旦那が人を頼んでよりよって元旦の朝に葬列で来させるという話。
ゲン担ぎの言葉をすべて反対に言いくるめる言葉遊びが面白い噺。

「鴻池の犬」
とある商家に拾われた3匹の犬、上の黒犬は大家に貰われて界隈のボス犬に成長する。
ある時にいじめられてる浮浪犬を助けて身の上話を聞いていると自分の弟であることが分かる。

落語って言葉遊びの面白さだなとしみじみ思った会で、この師匠は時々時事ネタを突っ込んでくる。
独演会と言うのは初めてだったが、一人の話者からじっくりと噺を聞けてこれもなかなか良いもんだなどと思うが、でも2時間もジッと人の話を聞くというのはそれはそれで苦行でもある。
立川雲水師匠とはX(旧ツィッター)で歪んだ世相を洒落た呟きで一蹴する様が面白くてフォロワーになり、真福寺の一門会に通う様になり今日に至る。
向こうは知らないがこちらは良く知っている間柄。
(記念に買った手ぬぐい)

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