畜産関係のシステム開発その運用支援をしている関係で、地方の組合にごくまれに行く。
本日はそんな流れで山形県の天童市に行って来た。正直な所この方面の仕事は極めて順調なので、今回の出張もリックスしたものだった。
車窓から眺める景色を見て畜産関係とか農業とかの行く末をつらつら考えると、このままだとまだまだ衰退するだろうななどと。
畜産関係でも後継者不足で農家数が減っていて、この先、この風景が果たしていつまで残せるか、人の手が入ってこその風景なのに、おまけに国土保全にも寄与してるとのことらしいのに。
こちらの稼業からこの業界を眺めてみると、大きな資本が必要でかつリスクが高い割りに利の薄いのが良く分かる。(売却益や評価額をイングリモングリ計算してるので)
実際農家には幾多の共済制度が準備されていてそれなりに保護を受けてはいるが、飼料の高騰やら死亡とかのゴタゴタがあるにも関わらずに売値は横ばいの様子、そんなこんなで苦しい経営状態が垣間見える。
そういえばこの間公費がかなり投入される獣医学学科を新設した学校法人があったけれども、同じ位に立場の弱い農家にも恩恵を与えても、、、、などと。
米作も同じ。
なお本日はステーキが無性に食べたくて、スーパで300g ¥700位の肉を焼いて食ったけど、’イキナリ・ステーキ’のワイルドステーキ(一番安いの)みたいな感じ、量だけはあったけど、残念ながら肉で満腹になった充実感は得られなかった。(ちなみに今日から数日は細君が在所に行ってる関係で一人飯)
明日は事務所でひと働きしようかなどと。
お土産に頂いた旨そうなお酒「あら玉」、これは事務所の宴会用に寄贈することとした。
(なお事務所の冷蔵庫には琵琶湖土産のフナ寿司が主の様に収まっていて誰もが怖くて開封できずにいる、これと併せたら面白そう。)
この件は思うだけで何の出来ないのが現状です。
長いこと都会で暮らしてきたので、食の自給率なんてのは他人事でしたが、今頃になって経済的価値だけで万事評価できないと気が付いた次第。
今となっては、夏休みには故郷の山川海で遊んで、おやつにトウモロコシの茹でたのや、バナナ1本を兄弟3人で分けて食べてた時代が懐かしく思ってます。
小平次です
私も仕事上畜産農家さんの他、野菜や米農家さんと触れ合うことが多いのですが、おっしゃるとおりのことを感じております
ある酪農家さんから北海道の酪農家が採算が合わず撤退していると聞いたときはショックでした
国の助成金も大手向けのものばかりで結局小さくとも良いものを作ろうとしていた人は淘汰されていると…
詳しく調べたわけではないのですが、権助さんの実感をお聞きしてやはりそうなのだろうなと…
ありがとうございました
確かにハンバーグの方が満足感(コスパ感)が大です。