いろいろと整理していたら何とも懐かしい物が出てきた。
昔はコンピュータ・プログラムとはこの”コーディングシート”なる専用紙にプログラミング言語(アセンブラとかフォートランとか)を書いて次の様な手順で動かした。
〔手順〕
1.プログラムが記入されたシートをカードパンチするか、紙テープに穿孔する。
(昔はパンチャーと呼ばれる専門家も存在した)
2.そのカードの塊(確かカードデックと呼んだ様な)を順序を乱さない様にシステムのカードリーダにパタパタと読み込ませる。
(リーダは高級な物ほど読み取り速度が速かった)
3.そしてプログラムを実行。
(実際は高価なシステムなので皆でシェアして使っていて、専門のオペレータが夜中に処理したものだった。)
4.結果がプリントされその結果からバグ修正をして、再度1~3を繰り返す。
今とは比較にならないほど手間の掛る作業だった、それにプログラムを書く前にはフローチャートなるものを書いていた。
この当時のコンピュータはピン・キリで数百万円から数億円までが普通だった、なお性能は1/1000以下かも知れない。
とにもかくにもコスト・パー・パーフォ―マンスでみれば概ね100万倍の進歩。(価格比1000、性能比1000で)
当方がコンピュータに初めて触れたのは最下位機種でのアセンブラだった、この機種はメモリ8KByteで一命令10μSec以上といった代物で、現在の最低価格のPCより天文学的に劣る。
その目的は音声応答装置のハードウェア制御のプログラムで、この開発中は良く徹夜したもんだった。
それから10年位して先輩から進められてBASICをマスターしてサンデープログラマーになり、今日に至る。
そんなこんなでBASICには結構こだわる。
なお今回取り込んだスキャナーの解像度は1200dpi、最後のはほぼ々拡大した物で結構面白く使えそう。
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FORTRANでお世話になりました。
雨の中カードを2000枚近く入れた箱を落として泣いたこともあります。センターまでバッチ処理頼みに歩いて運んでましたから。
そんな時代でした、今や知る人ぞ知る事柄ではありますが。
個人的な大きな転機は8bitPC(メモリは64Kbyte)を持った時でしょうか、あれからいつでも好きな時に触れる様になりました。
では。