権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「リターン・トゥ・リーズン」

2025-01-28 07:48:09 | 映画

最初と最後はしっかり観たが、中は気持ち良く寝落ちしていた様な気がする。
ジム・ジャームッシュの名に魅かれて観たが少々難しすぎた、短編4編のオムニバス形式ながら前衛的な動画(1926年制作?)にジャズ音楽を付けた様な内容で、一応のストーリは存在するがその解釈は観客まかせ。
映画館は20人以下の観客だった様だがそれも納得で、終わった後は全員の頭の上に?マークが付いていた。

ジム・ジャームッシュの映画はともかく面白くて好きだが、これは彼が係わっただけの作品で当方には少々難しすぎた。
なおこの人の映画で最近観た傑作はこれ。

 

映画 コーヒー&シガレッツ (2003) - allcinema

 インディペンデントの雄、ジム・ジャームッシュ監督が“コーヒー”と“タバコ”をめぐる11のエピソードを綴った珠玉の短編集。ロベルト・ベニーニ、ケイト・ブランシェット、...

allcinema

 

 

 

映画『RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン』オフィシャルサイト

20世紀を代表する芸術家マン・レイ×ジム・ジャームッシュ監督 時代を超えた奇跡のコラボレーション

映画『RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン』オフィシャルサイト

 

「RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン」 予告編



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焼き鳥屋の落語会

2025-01-18 23:01:48 | 演芸

本日は事務所のシン理事長から紹介された焼き鳥屋での落語会に参加、噺も、終わった後の焼き鳥コースの飲み放題の懇親会も良かった。
今日位TVの演芸よりもナマが素晴らしいと思ったことは無い、狭い所だったがいじられる事も無く噺と焼き鳥とポン酒を堪能した。
(下戸なので少しずつ味見をしたが、どれも旨い、こんなのを浴びる程飲める人がただただうらやましい)
こんな噺家さん
 
噺は、
前座:さんゆうていゆうか(参遊亭優香??)
  「トリトテチン」;聞く方の緊張感を上手い事ほぐしてくれました。
  この噺家さんも上手くなる過程を楽しませんてもらえそうだ、面白かった。

参遊亭遊助「宮戸川」
    この噺は結構色っぽいのと、下げが演者により様々なところが面白い。
    なお今回の下げは「この後は懇親会でじっくりと、m(_ _)m」

参遊亭遊助(2演目)「転宅」
              間抜けな泥棒と粋で気風の良いお妾さんとの絡みが見所で、場所に合わせたクスグリとか大分楽しませてもらった。

この参遊亭遊助さんと言う噺家さんは錚々たる経歴の持ち主で、それとは関係無く上品な語り口が聞いていてとても心地良い。
こんな芸はTVなんかではとても味わえない。
さて料理の方は、以下の通り。


上記以外にも食べきれないくらいの串焼きが出されたがギブアップ。
最後の画像は今回ご提供のかなり珍しいポン酒たち。 

 

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やすらぎ寄席

2025-01-16 23:33:31 | 演芸

本日は真福寺での落語会、残念なことにとう立川ぜん馬師匠の訃報に接した、一昨年の暮れのこの席で「芝浜」を堪能させていただいた、合掌。
さて本日はそんな中で始まったが、湿ったことは無くてなかなか楽しいひと時を過ごした。

前座;立川談声(女流落語家でダンセイという名前が洒落ている)
   初天神、なかなか面白かった、この前座さんは結構楽しみな存在。
立川志遊師;「豆屋」
   落語で良くある行商人の噺、カボチャ、うどん、そば、そして豆。
   この噺は時間調整の役割があるらしく、次の雲水師が結構な大ネタだったので納得。
立川雲水師;「けんげしゃ茶屋
  先月の独演会で初めて聞いたが同じ人の同じ噺をまた聞いたが、太鼓持ちがでたり言葉遊び
  沢山あったり、旦那の悪戯癖とか聞き所が結構有って、2回目ながらの楽しみがあった。
立川談幸師;「富九」
  太鼓持ちの久蔵が仕事でしくじり借金を抱えてなけなしの金で富くじを買う。
  ある時になじみの客の家が火事になり、手伝いに駆けつけて旦那の許しを得るが、
  今度は自分の家が火事に跡形もなくなってしまうが、、、、
  この師匠の語り口と酒を飲むしぐさは何とも上品で上手い、本当に飲みたくなってしまう。

そして本日の景品はこれ↓
(今日のクジは商品12個で客が15人、で雲水師が3個増やして15個の景品を
 15人の客で分け合う分配会になった)

なおこの土曜も落語会に誘われていて、これは焼き鳥屋のお座敷落語会みたい。
そして今となっては以前(昨年の2月)頂いたこの手ぬぐいも結構な宝物になってしまった。

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「バグダッド・カフェ」@映画館

2025-01-10 22:37:35 | 映画

約10年前にNHK-BS3で放映していたのをたまたま観て、凄い得した気分になった「バグダッド・カフェ」。
今回映画館に掛かったので喜び勇んで観にいったら、それが以前の時よりも印象が悪い、でも最後まで行くとやはり良い映画だと感心した次第。
(最初は映画館なので気負い過ぎたのかもしれないのと、前半はテンポが悪いから。)

〔内容〕
 アメリカの片田舎の砂漠にあるさびれたカフェ&モーテル“バグダッド・カフェ”を、経営者夫婦は喧嘩別れし、ドイツ人の旅行者夫婦も喧嘩別れしドイツ女ジャスミンが一人砂漠のモーテルを訪れる所からこの物語は始まる。モーテルやらコンテナ・ハウスに暮らす奇妙な隣人たちと、いがみ合っているバグダッド・カフェ経営者家族、そんな所にぶらっと来たドイツ女のヤスミンは最初は孤独な存在だったが、やがては皆の接着剤の様な存在となり、モーテル経営者ブレンダとも通じ合うようになる。そして段々とバグダッド・カフェに人々が集まる様になっていくが、、、、。


このヤスミンと言う小太りのドイツ女さんのキャラが何とも言えないが、トップレス・ヌードを晒すのもこれまた何とも言えないし、そしてヤスミンに密かに恋する初老の男(ジャック・パランス)が良い味をだしてる。そしてこの映画は女性の友情を上手い事描いていて、最後のワンカットがそれを見事に表現している、このラストは大好き。
なおヤスミン役の女優さんは「ある一生」に出ていた(データを観て気が付いた)、それにブレンダを演じる女優CCH・パウンダーは米国TVドラマで良く見かけた。
この映画は最初のテンポの悪さを我慢出来れば、すごく良い映画だと思う。

 

映画「バグダッド・カフェ」 - 権助の冒険

何とも不思議な映画「バグダッド・カフェ」、これと言った取柄が無いんだけれども、見終わった後にこんな気持ちの良いのも久しぶり。西ドイツ製の映画で舞台はアメリカの砂...

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「パルプ・フィクション」@映画館

2025-01-05 08:45:32 | 映画

パルプ・フィクション」、昔レンタル・ビデオで観た時は「なんじゃこりゃ~」と言う印象しかなかったが、あらためて観たらこれが結構な面白さ。(昔観た時の動機はB・ウィルス出演)
子悪党やら大悪党やらのそれぞれのエピソードを寸切りにして、最後にまとめ上げてぶっ飛んだ映画にしている。
そして各エピソードが洒落た会話と落ちで纏まっている、「レザボア・ドック」とか比較的最近観た「ヘイトフル・エイト」ほどは時制をいじってはいないが、ともかくぶっ飛んでいる作品で”バイオレンス・アクションと言うよりは”クライム・コメディ”と言うべき内容。

〔内容〕
強盗の計画を立てているカップルを導入部に、盗まれたトランクを取り戻そうとする二人組のギャング、ビンセントとジュールス。ボスの情婦と一晩のデートをするハメになるビンセント。ボクシングの八百長試合で金を受け取るボクサーのブッチ。誤って人を殺し血塗れになった車の処理に右往左往するビンセントとジュールス。ギャングのボス、マーセルスを軸としたこれらの物語がラストに向けて収束していく。
(出展:全洋画オンライン)

ユマ・サーマンとジョン・トラボルタが舞台でツイスト・ダンスのシーンが圧巻、まるで”土曜の夜の熱気”を彷彿させる。
Q・タラ監督の常連役者たちの絡みあいも見事、往復2時間の苦労が吹っ飛ぶ様な映画だった。

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お正月(@西伊豆)

2025-01-02 18:56:35 | 日記・エッセイ・コラム

大晦日から三が日までは西伊豆で越冬することにしたが、31日と2日の農作業手伝いは少々堪えた。


これはポンカン、取り立ては酸っぱいが2週間位経過すると強い柑橘系の香りと甘味でまことに結構な果物。
これを袋に詰めて下の車まで運ぶのが一苦労で、急な坂を上ったり下ったりと体力の消耗はかなりのもの。
最近の本格的な農家さんはモノレールを引いてトロッコで荷下げするそうで。

ここ西伊豆は西高東低の気圧配置の時は猛烈な西風でとても外を徘徊できるような状況では無いが、1日は一日穏やかで近くの神社への初詣やら散歩やらが出来た。子供の姿が少ないのはどこも一緒。
 
 
 
昨年の正月は「アラビアのロレンス」やら「大脱走」を映画館で観れたが、今年はそんな番組が無かったのが残念。
結局昨年は「fishing of the year」は西高東低の荒天で今年に順延、正月も段々とつまらない日常になりつつある。

PS:昨年のMYBEST映画はいろいろと悩んだ挙句「ある一生」に決めた。
   見終わった後はそれほどでもなったが、時間を経るに従って感動が湧き上がってきた。
   慣れない運動した時の筋肉痛が三日後に襲ってきた様なもんかも。

 

「ある一生」 - 権助の冒険

「ある一生」、本日映画館にて鑑賞し久々に地味に感動した。地味にと言うのは時代に翻弄されたある男の(多少は不幸な)一生で、派手なドンデン返しも無くを地味に人生を終...

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