おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

田中真紀子さんが突然乱入

2011-08-05 18:24:39 | Weblog

店の復旧をやってると見覚えのある車が止まった。
雑用に追われてたので対応してると、店に人が入ってきた。
見上げると真紀子さんが大変だったねーと声を掛けてきた。
あの声で、地震火事今度は洪水、・・・。
真紀子さん助けてというと、何かあげたいけど法律で禁じられてるから出来ないし。
市議、県議は来たのといわれ、だれも来ないと言うと、
その人たちが皆さんの声を吸い上げて私に届けなければ動けないよと言った。
いま何がしてほしいとあの声で聞かれ、思わず水道水を使いっぱなしだったから水害被害の人には水道水をまけてと、
低次元のことを言ってしまった。
三つのお願いだったら、一つ損した感じ。

市長さんが三回来てくれた。
凛とした作業服の美人女性が店の周りを眺めていた。
頭がやられていて、市長にあなたは何屋さんと聞いてしまった。
お付きの人が市長ですよと大慌て、それ以上に自分もパニック。
市長も予期せぬ質問に、何屋だと言おうか考えたと笑ってかわしてくれた。
美人に見えたのは日焼け止め化粧品が濃かったせいだったのかな。



青い空に白い雲。
川岸の森が無くなって、魚野川の流れがよく見えるようになった。
水澄めば、ビューテフルリバーサイドグレートレストラン。
大雨と洪水の中餌さがしで大変なツバメの家族、頑張ったね。
UXテレビのニュースで取り上げられた。
ガクさん老けたねと自分を見ていた。
お客様と働いてる人の店、魚野川、永遠の誓いがテロップで、
ネバーギブアップのメッセージが夕暮れの県内に流れた。

今日もきっと星が輝き。
日はまた昇る。
老兵はただ、ただ、進むのみ。


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180年ぶりの大洪水

2011-08-05 11:09:13 | Weblog




人間て無力で小さいね、と感じた。
でも心は流されなかった、自分も。
包丁と鍋と食器がかなり残った。
保険は出ないけど何とかやれる。
毎日泣いている。
悲しいからではない、多くの人たちが届けてくれる声援に。



ボランテアの人達が張り付いた絶望を流してくれた。
腹が少し小さくなった分心が広がった。
カラ元気のピース。
鮨政さんから届いた鮨。
久しぶりのごちそう。
おいしかった。
涙の分味は濃いめ。
空は相変わらず美しい。
元気が雲のように腹の底から湧きあがってきた。

自分を含め、みんな元気。
災害を楽しんでるよ。


昨日ピザ窯にもぐって水で削り取られたモルタルを詰めなおし、カスミガウラ魚野川から送られた乾いた薪で着火。
朝立ち上る煙に通る車も徐行して見ていた。
復活の烽火だ。


調理室と流れ残った食器達。

冷蔵庫が一つ復活。
チーズなどピザの材料が届いた。
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