ウリ科の天敵と言えばベト病とうどんこ病。どちらもあまりに有名で、一般的な病気。人間で
言えば風邪とか腰痛の類い。収穫が始まっても全く油断ができない難敵に毎日目を光らせている。
それでも2.5アールのハウス2棟での栽培だからチャラい。これが連棟で20アール栽培とかいったら
もう夜もおちおち寝ていられない。一晩で根元の病気が天辺まで這い上がり、それがすべての株
に伝染していくとしたら寝ていられなくても無理はない。それでも、専門農家はハウスへ一足
踏み入れるだけで異常を嗅ぎ取るという。恐ろしいほどの執念を鍛え上げるそうだ。
ベト病の葉。直ちに撤去してハウス外へ持ち出す。
ひっくり返すと透き通ったような状態がモザイク模様に点在する。これがベト病の特徴。わかりやすい。こうなったら、速攻で殺菌する以外手はない。
療法はベト病菌を殺菌する薬を葉面散布する。ダコニール1,000倍希釈など。同じような薬は
いろいろあるので、5-6種類を保有して、1週間おきくらいに違う薬で殺菌する。中にはうどんこ病
対応の成分が含まれている薬もあるが、できればうどんこ病専門の薬を同じように揃えておいて
これも種類を変えて混合して使う。うちは更に葉面栄養剤を同時に混合する。主に珪酸系。
1,000倍とか3,000倍希釈なので、翌日にはもう収穫が可能な状態に落ち着く。
農家は休めませんな。
言えば風邪とか腰痛の類い。収穫が始まっても全く油断ができない難敵に毎日目を光らせている。
それでも2.5アールのハウス2棟での栽培だからチャラい。これが連棟で20アール栽培とかいったら
もう夜もおちおち寝ていられない。一晩で根元の病気が天辺まで這い上がり、それがすべての株
に伝染していくとしたら寝ていられなくても無理はない。それでも、専門農家はハウスへ一足
踏み入れるだけで異常を嗅ぎ取るという。恐ろしいほどの執念を鍛え上げるそうだ。
ベト病の葉。直ちに撤去してハウス外へ持ち出す。
ひっくり返すと透き通ったような状態がモザイク模様に点在する。これがベト病の特徴。わかりやすい。こうなったら、速攻で殺菌する以外手はない。
療法はベト病菌を殺菌する薬を葉面散布する。ダコニール1,000倍希釈など。同じような薬は
いろいろあるので、5-6種類を保有して、1週間おきくらいに違う薬で殺菌する。中にはうどんこ病
対応の成分が含まれている薬もあるが、できればうどんこ病専門の薬を同じように揃えておいて
これも種類を変えて混合して使う。うちは更に葉面栄養剤を同時に混合する。主に珪酸系。
1,000倍とか3,000倍希釈なので、翌日にはもう収穫が可能な状態に落ち着く。
農家は休めませんな。
家庭菜園レベルでは、病気の葉っぱは千切って捨てて、
自然の活力液(天恵緑汁など)を希釈散布して、ダメなら諦めるしかないのですが…。
家庭菜園レベルだと、毎週の農薬散布なんて行っていられないので、
いかに耐病性がある(と言われている)品種を選ぶかかと思っています。
ところで、吊り栽培だと側枝はどのように処理するんですか?見つけ次第欠く?
きゅうりの寿命は短いんですが、
プロだとどのくらいの期間収穫が続くんでしょうか?
病気の葉を見つけたら薬散します。弱い薬なので
無病で過ごせるのは一週間程度ですね。病気の葉
の傍の新芽は元気という場合が多いので、悪い葉を
取ってしまっても問題はありません。
葉を残して、その先を掻きます。茄子の摘芯栽培
と同じです。きゅうりもハウス栽培でこの量になると
感染しないで済むということはありませんね。必ず弱い
株が紛れ込みますから。とにかく良く見る以外にない
というのが実情です。
それ以上でも引っ張れるそうですが、全体に疲弊
してきて、良い収穫ができなくなるようです。
商品としての野菜を作るって大変ですね。
野菜の特性も知ってなきゃならないし、病気に対する知識も、薬剤の知識も必要ですね。
家庭菜園とは根本的に違うなぁ~
うどん粉 ベト 嫌ですね
うちは葉っぱをとっていますが
だんだん葉数が少なくなってシマッって、、、
薬は撒きません
結び付けられます。トマトはまた別な病気がありますから
両方やるには両方知っておく必要があります。うちは
更に大根、ほうれん草、レタス、ジャガイモ、にんにく、
らっきょう、落花生、枝豆、ネギなどやってますから、
結構大変です。ただ、多くが定番なのですでに蓄積
したノウハウがあるのでなんとか回るということですね。
安全で、美味しくて、見栄えのいい野菜を作るって
大変なことですね。
避けたいところですね。基準以内と言っても、経時変化
もあるでしょうし、他の薬剤と混ざって何が起こるかなんて
見えません。だから心配するなら使わないのが一番です。
現在我々は薬をその成分次元で管理して、適正使用
を生産者同士と外部第三者による監査で守るように
しています。