幸福実現党・矢内筆勝党首が安重根記念碑の建設中止を求める声明文を発表
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幸福実現党の矢内筆勝党首は2日、朴槿恵大統領に対し、韓国大使館を通して安重根記念碑の建設中止を求めた。これは、6月末の中韓首脳会談で朴大統領が中国の習近平・国家主席に対し、中国のハルビン駅に安重根の記念碑を設置するよう要請したことを受けたものだ。
発表した声明文の要旨は以下の通り。
・伊藤博文公は、韓国の近代化を促進した「韓国の大恩人」であり、アジアの英雄である。
・日韓関係を疎かにしては、いたずらに一党独裁国家・中国に擦り寄り、安重根の記念碑を設置する今回の動きはまことに許しがたい暴挙であり、断固反対する。
・中国は軍事力を背景に海洋覇権を目指している。ここで中国に太平洋進出を許せば、日韓のシーレーンが中国に握られ、韓国および日本の両国は、実際上、中国の属国になりかねない。
・貴殿が正しい歴史認識に立ち返り、韓国と日本が真の未来志向の関係を構築していける方向で指導力を発揮されることを、心から願う。
・私、矢内筆勝は、貴殿が安重根記念碑の建立に固執するならば、韓国大使館周辺で伊藤博文公の記念碑建立に取り組むことを宣言する。
また、同日朝には、幸福の科学グループのメンバーが東京の韓国大使館付近で、「尖閣・竹島で中韓密約独占スクープ――朴槿恵・韓国大統領の守護霊が"本音"」と題した弊誌の号外を配布した。これは、大川隆法・幸福の科学総裁が安重根の霊を招霊した際、割り込んで話し始めた朴大統領の守護霊の霊言の内容を紹介したもの。同氏の守護霊は、中韓会談で尖閣・竹島をめぐる密約を交わしたことなどを明らかにしている。
この号外は、全国の街頭や駅頭でも配布されている。1日に東京・経堂駅前で配布した際には、号外を受け取った80代の女性が「(韓国政府は)歴史について全然わかってないわよね」と賛同の声をあげていた。
1日に行われた日韓外相会談では、依然として両国の歴史認識については平行線のままだった。2日の朝鮮日報電子版によれば、朴大統領は、安倍政権の歴史認識への対応を理由に、日韓首脳会談は当分計画しないという。しかし、韓国にとって、国民の自由や人権を侵害している共産党一党独裁の中国と連携すれば、国を失う危機につながる。韓国は、安重根の像の建造計画を取り消し、歴史に関する発言や行動を改め、自由主義陣営である日本と手を組むべきだ。(晴)
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