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Mikuのブログ

大胆な改革で、農業をより魅力ある産業に!

2013-07-05 14:26:07 | 政治・国防・外交・経済

大胆な改革で、農業をより魅力ある産業に!

[HRPニュースファイル688] 

 ◆「攻めの農林水産業」とは?
アベノミクス「第3の矢」である成長戦略第2弾の中心に「攻めの農林水産業」があります。

「攻めの農林水産業」とは、TPPを好機ととらえ、長年、日本経済の弱点とされてきた第一次産業を「競争力のある産業」へと転換していく戦略です。

戦略の主な柱は、一つ目が「輸出の拡大戦略」、二つ目が「第六次産業化」、三つ目が「農地集積」です。 

 ◆「攻めの農林水産業」は「攻め」ているか?
さて、「攻めの農林水産業」の主な戦略である3つの柱は本当に「攻め」ているのでしょうか?

(1)の「輸出の拡大」については、「攻め」ていこうとしていることは確かですが、輸出を拡大するためには、そもそも国内の農林水産業が輸出に耐えられるような産業にならなければ、いくら戦略を立てても「机上の空論」に終わります。

TPPの交渉参加が決定した今、国内の農林水産業の大胆な改革なくして、「攻める」どころか、逆に、輸入農作物に「攻められる」可能性も十分にあり得えます。

政府・自民党は「第六次産業化」と「農地の集積」を農業改革の柱にしていますが、従来の発想を超えるものではありません。 

 ◆必要なところにメスを入れない農政
現在の農政の最大の課題は、日本の総農家の約65%を占める約140万戸のコメ農家の未来をどうするのかということです。

「攻めの農林水産業」では、2020年までに農業輸出額を現在の4497億円(平成24年)から、1兆円に拡大させる方針ですが、その内、コメの輸出は約30億円しかありません。

「コメ」については全く「攻める」気がない、改革する気がないことが分かります。

そもそも、TPPにおける日本の「聖域」5品目中、自民党が最も守ろうとしているのがコメです。

実際、コメ農家を見ると、約8割が兼業農家であり、その内、約8割が農業収入年間100万円以下の小規模農家となっています。つまり、農業で生計を立てていないということです 

 ◆コメの競争力をいかに高めるか?
日本の総農家の約65%を占めるコメの農業総産出額は22.5%であり、総販売農家の11%でしかない野菜生産が全農業生産の24.9%に上ることを考えれば、コメの生産性が十分でないことは明らかです。

このような状況の中、コメは778%という高関税で保護されています。これまでコメ農家は、高関税以外にも生産調整(減反政策)や戸別所得補償制度による補助など多額の補助金によって保護されて来ました。

また、生産調整でコメの価格を維持しながら、戸別に所得を補償するという二重の補償を行って来ました。

欧米では価格は市場に任せて安くし、農家に競争力をつけさせ、足りない分を政府が保証するという「直接支払い制度」が基本となっています。

しかし、今回の自民党案には「日本型直接支払い制度」を検討することが盛り込まれていますが、林農林水産大臣や自民党からは「減反」の見直しに対しては否定的な言葉しか聞かれないのが現状です。

このような中途半端な政策では、コメ農家の競争力強化は期待できないと考えます。 

 ◆農業を魅力のある産業に!
今、必要なことは農業をしっかりと自立した魅力ある「産業」にすることです。

そのためには、「農業で生計を立てていきたい」と考えているチャレンジ精神を持った方々には、農業の貴重な資源を使ってもらわなくてはなりません。農業を保護するにしても、そのような方々をしっかり支援すべきです。

今、必要なことは、喜んで離農する兼業農家を増やすと共に、「農業のプロ」をしっかりと育て、そうした農家をサポートするような農政に転換していくことです。

そして、減反政策の悪影響によって、ここ何十年も生産性が上がってこなかったコメの生産性を高め、集約性を高め、コメを「産業」として確立させるべきです。

また、集約的に使えないような山間部の農村では、野菜やキノコ、果物、植物工場といった競争力の高い産物を中心とした土地利用、その土地にあった高付加価値農産物生産への転換も必要です。

現在の改革案の農地集積の方法では、あくまでも土地は現在の農家が所有し、リースによる規制緩和が進められています。

株式会社による参入障壁が下がるという点では評価できますが、リース方式では、これから先も兼業農家や零細農家が農家として残り続け、それが農政改革の遅れや、阻害要因になり、補助金の垂れ流しになるという弊害は残り続けます。 

 ◆「票田のための農業」ではなく、真の「攻めの農業」を!
既存の政治家は、零細な農家を「票田」として残し、これからも選挙の当選のために「補助金」という税金を無駄にし続けるように見えます。

自民党の政策の根本に、農家の大部分を占めている「兼業農家」の維持と安定が置かれている限り、農政問題を根本から解決することは難しいのが現状です。

現在の農政そのものが、大規模農家や意欲ある農家の参入を阻害し、農業を産業化を阻んでいるのです。

今、本当に必要なのは、TPP参加や農業の将来を見据えた「本物の改革」「聖域なき改革」であり、それをリードする「大胆な農業の改革ビジョン」です。

TPPに向けて、農業を魅力ある産業へと大転換させるべく、幸福実現党による真の「攻めの農業」を実現すべきです。(HS政経塾3期生 和田みな)
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【参院選】矢内党首ら幸福実現党の各候補が第一声 比例のトクマ、井澤両氏も(Part1)

2013-07-05 09:11:42 | 幸福実現党

【参院選】矢内党首ら幸福実現党の各候補が第一声 比例のトクマ、井澤両氏も(Part1)
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6281


参院選の公示日を迎えた4日、全国で433人が立候補し、17日間の選挙戦がスタートした。各地で各党党首が第一声を上げる中、幸福実現党の矢内筆勝党首は同日朝、東京選挙区から立候補した釈量子・党女性局長の選挙事務所での出陣式に出席した後、同候補と共に10時30分からJR五反田駅前で第一声を上げた。駅前には聴衆が詰めかけ、歩道橋から演説を聴き入る人も数多くいた。

幸福実現党は今回の参院選で、比例代表で3人、各都道府県選挙区では47人を擁立した。多くの政党が経済問題・アベノミクスの是非などを争点とし、自民党などは憲法改正に関する議論をトーンダウンさせてきている。その中で、立党から4年の間、一貫して「憲法9条改正」を前面に掲げてきた幸福実現党は、今回の参院選でも国防強化を訴える。

五反田駅前での演説で矢内党首は、「日本の国民すべての人たちを幸福にしたい。その一念です。国民にとっての幸福とは、日本が平和な国家になることです、日本が繁栄する国家であることです、そして、日本が誇りある国家になることです」と声を張り上げた。具体的には、国民が安心して暮らせるための国防強化、国民を豊かにするための消費税増税中止、そして自虐史観の是正を政策として打ち出した。

矢内党首は特に、日本に国防上の脅威が迫っていると訴えた。尖閣諸島で中国の公船が領海侵犯を繰り返していることについては、「東京湾に中国の公船が入ってきて、海上保安庁が『中国の領海だから出て行け』と言われるのと同じ」と指摘。その上で、どの政党も国防問題を正面から取り上げていないことを「ハッキリ言って無責任」と批判し、「自分の国を自分で守れるようにするため、参院選の争点として、憲法9条改正を掲げる」と宣言した。

矢内党首の後にマイクを握った釈候補は、政治家として「世界のリーダー国家の実現」を目標にすると話し、聴衆からは大きな拍手が上がった。釈候補は「日本は社会主義国家ではなく、資本主義国家。資本主義の要は私有財産を守ること。私たちは増税に反対し、国民の自由と私有財産を守りたい」と、消費税増税や富裕層税の導入などの中止を訴えた。

釈候補は、「『下山の思想』ではなく、『坂の上の雲』でもない。雲を突き抜け、必ずこの国に『太陽』を昇らせる。釈量子に、皆様方の国家の気概を、世界に対する責任感をかけていただきたい。若い世代が目を輝かせ、シニア世代が生きがいを持ち、日本に本当の夢と誇りを取り戻すために、立ち上がって参ります」と意気込んだ。(晴。Part2に続く)

【参考サイト】
幸福実現党ホームページ
http://hr-party.jp
【関連記事】
参院選 2013 日本の選択――重要争点丸わかり解説
http://the-liberty.com/article.php?item_id=5832

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【参院選】矢内党首ら幸福実現党の各候補が第一声 比例のトクマ、井澤両氏も(Part2)

2013-07-05 09:10:34 | 幸福実現党

【参院選】矢内党首ら幸福実現党の各候補が第一声 比例のトクマ、井澤両氏も(Part2)
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6280

(Part1から続く)4日には、幸福実現党の他の比例候補も各地で演説を行った。党青年局長でミュージシャンのトクマ氏は、静岡選挙区の中野雄太候補と共に、静岡市の護国神社で第一声を上げた。トクマ氏は昨年9月に尖閣諸島の魚釣島に上陸。一旦書類送検されたが、その後不起訴となっている。

「尖閣上陸ロッカー」として昨年の東京都知事選にも出馬したトクマ氏は、今回の選挙戦でも、国防強化を強く訴える。演説でトクマ氏は、「このままでは日本が、第二・第三の、ウイグル、チベット、内モンゴルになってしまう。国防政策は票にならないと言われるが、それでも訴えていく」と、憲法9条改正を訴えた。

また歴史認識問題についても、「私たちのおじいちゃんたちの世代は、悪いことをしたのではなく、アジアを植民地から解放した」と、自虐史観の払拭を訴えた。日本に誇りを持ち、明るい未来を描こうと呼びかけ、オリジナル曲の「THE LAWS OF FUTURE!!」を熱唱した。

トクマ氏のブログは、同日13時の時点で、アメブロ政治ブログランキングで8位にランクイン。同党では、兵庫選挙区の候補者・湊侑子候補が7位、徳島選挙区の小松由佳候補が15位に入るなど、ネットでも注目が高まっている。

同じく同党から比例代表で出馬した、一般財団法人「いじめから子供を守ろうネットワーク」代表の井澤一明候補は、滋賀選挙区の荒川雅司候補と共に、2011年に男子中学生がいじめを苦に自殺する事件のあった、滋賀県大津市のJR大津駅前で第一声を発した。

井澤氏は、6月に成立したいじめ防止法について不十分と指摘。「教師への罰則が明記されていない。この法律では、教師は今まで通りでかまわない、と言われているようなもの」と批判した。 また井澤氏は、文科省の方針によって、教師が加害者を効果的に指導できていないことを指摘。「国政の場で教育改革をしなければ、いじめ自殺をなくすことはできない。子供たちを救うために、私は参院選に出る」と、決意を語った。

その後、JR草津駅で行った演説の後には、聴いていた女性が駆け寄り、「私の子供もいじめられたことがある。ぜひいじめをなくしてもらいたい。頑張って欲しい」と話しかける場面もあった。

幸福実現党は立党から4年が経ち、これが国政選挙での4回目のチャレンジとなる。国防など他党が逃げる論点にも、正論を吐き続ける同党は、今回の選挙でどこまで躍進できるか、注目だ。(晴)

【関連記事】
2013年7月2日付本欄 「尖閣上陸男」トクマ氏が鳩山元首相の発言を非難
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6269
2013年6月22日付本欄 いじめ解決専門家の井澤氏、NHKで「いじめ防止対策推進法」について解説
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6206

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「大川隆法」の素顔に迫った独占インタビュー、いよいよ書籍化

2013-07-05 09:08:42 | 幸福の科学・宗教・科学・医学・SP

「大川隆法」の素顔に迫った独占インタビュー、いよいよ書籍化
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6279

一流のプロ中のプロは、どのように仕事をしているのか――。「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)など、プロフェッショナルの仕事に迫るテレビ番組はあるが、世界がいま一番その仕事の“流儀"を知りたいのは、幸福の科学の大川隆法総裁だろう。

これまでの説法回数は、日本語・英語を合わせて2000回を超える。書籍の発刊点数は、実に1200冊以上。世界の多くの人々に心の糧を与え、人類の未来への指針を示し続けてきた。その"人間離れ"した仕事はどのように成されているのだろうか。

その答えが垣間見えるのが、5日発刊の『素顔の大川隆法』(大川隆法著)だ。幸福の科学出版の女性編集局長3名が、「大川隆法」の「素顔」に迫った貴重な独占インタビューである。

同書では、本人だからこそ語れる霊言のメカニズムから、霊感を持つまでの子供時代のエピソード、ファッション・センスやその魅力の秘密まで、大川総裁がカジュアルに答えている。

特に、商社勤務時代のエピソードが示すその神業的な仕事術は圧巻だ。多数の説法に加えて、従来の「宗教」の枠を飛び越えて他分野の事業を同時並行で展開する、大川総裁の仕事の秘密の一端が同書で明らかになっている。

その一方で大川総裁は、自身の仕事のスタイルについて、「本当に普通の努力をしているのですが、それが習慣として積み重なっていくと、やや普通の人とは違って、『へえ!』と思うような結果が残っていく状態になるんです」と、この本の中で述べている。

一人ひとりに仏と同じ性質、仏性が宿っており、精進に励むことで誰もが仏陀への道を歩むことができる――。気取らないインタビューに読者が見るものは、こうした仏教思想の真髄なのかもしれない。

【関連書籍】
幸福の科学出版HP 『素顔の大川隆法』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=971
アマゾンの同書紹介ページ
http://www.amazon.co.jp/dp/4863953518/
【関連サイト】
特設サイト 「素顔の大川隆法 大川隆法ってどんな人!?」
http://special.happy-science.jp/sugao/

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