午後1時半に大和成和病院へ行ってきました。心臓ペースメーカー(PM)外来です。
血液検査、レントゲンと心電図の検査をし、2時半過ぎにPMの検査でした。
ここ最近私の心拍計は胸に巻くバンドを使用せずに手首からデータを取る様にしているので感度が悪いせいでしょうデータとしては落ち着いています。
本来はより正確性を持たせる意味でも胸に巻くバンドからのデータを取りたいのですが、そうすると上下動の激しいデータとなってしまって余計な心配が増えるのです。ある程度ざっくりのデータだけ見ていた方が気が楽になるので手首からのデータ、光学系のそれだけにしています。
しかし実際はどうなっているのか、心房細動の出現状況はどうなっているのかについてはとても気になっています。そしてPM検査の結果、心房細動の出現は相変わらず多いそうです。心臓の働きを抑える薬、ピソプロロールフマル酸塩錠の量を増やしていましたが、その効果は出ていないのでした。
心房細動の出現は命取りになる可能性のある病気です。血栓が出来てそれが脳に飛べば脳梗塞になる危険がありますし、心筋梗塞の可能性だってあるのです。何とかこの心房細動を抑えないといけません。カテーテルアブレーションというかなり効果的な治療方法があるのですが、私の場合は心房中隔欠損症で心臓に開いた穴を縫合していてこのカテーテルアブレーションを受けることが出来ません。カテーテルアブレーションでは心房中隔にカテーテルを通す穴を開ける必要があるのですが、一度縫合した箇所にまた穴を開けることはとてもリスクの高い作業になり現実的ではないのだそうです。
なので現在のところは投薬だけの治療なんです。しかし今回主治医の先生よりこの心房細動を抑え込むための新たな提案がありました。
それは「電気ショックを行い心臓を一時的に止めます。そして再度動きだす際には心房細動の状態がリセットされるので患者自身の本来の脈拍に戻る可能性が高く、これを狙った治療です。」とのこと。この治療を行うためには手術中に血栓が出来たら大変なのでこの手術の3ヶ月前くらいから血液をサラサラにする薬の服用と、心臓の働きを抑える薬、現在服用しているビソプロロールフマル酸塩錠よりも強い薬になるそうです、を服用し、一泊二日の入院で、頸動脈エコーで動脈硬化の具合を確認の上行うとのことでした。この治療方法だと副作用が少ないのだそうです。
私の主治医の先生はこの手術を担当しておらず去年PM交換の手術をしてくれた先生に担当してもらうそうです。私としてもいずれは血液サラサラになる薬の服用は覚悟していましたし100%完治するとは言えないことも承知していますが、カテーテルアブレーションが出来ない現状を考えるとこの治療方法に反対する理由はありません。3か月間心臓の働きを抑える強めの薬を服用するので、その間に走ったり泳いだりの運動の際にどの様なことになるのかが一番の心配事、不安事項ですが、これで心房細動が治まってくれるならトライする価値はあるのでしょう。
と言うことでこの治療に同意いたしました。次回は3月1日に担当医師の外来を予約したのでその時点でいつ入院、手術になるのか分かるでしょう。6月中になるのでしょうか。
入院、手術はもう慣れているので心配はしていません。それよりもこれで心房細動が完治するかも知れないと思うとその期待はとても大きいものがあります。楽しみが増えました。
一方、今日の血液検査の結果で、γーGTPの値がどうなっているのかと楽しみにしていました。去年の暮れから飲酒量を大幅に減らしているのでその効果が出ているのではと期待していたのです。ところが残念ながら大した効果はなかったです。まだまだ基準値には戻っていませんでした。2ヶ月程度では効果が現れないのでしょう。次回の検査までこちらの楽しみもまた続きます。