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大峰正楓の小説・日々の出来事・日々の恐怖

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霧の狐道272

2009-12-16 18:36:59 | E,霧の狐道
 電話をして3時間ほどで、妹の沙織がやって来た。
沙織は、不服そうな顔をして俺に言った。

「 ここ、メッチャ遠い!」
「 ああ、ご苦労ご苦労。
 はい、出して、出して。」

沙織はポケットから小さな赤い布袋を出して俺に渡した。

「 ほらっ!」
「 なんじゃ、こりゃ?」

 お守りの布袋の表は、キティちゃんが歩いている絵だった。
袋には、青い紐がついている。
沙織が言った。

「 お守りじゃん!」
「 ど~見ても、お守りには見えないが・・・・。」

 俺は、布袋の口を開けて中に入っている紙を引っ張り出した。
そして、折り畳んである紙を開いて驚いた。

「 これって・・・・?」

開いた紙の表には、訳の分からないグニョグニョした文字がサインペンで書いてあった。
そして、裏には鳥居のマークとあいうえおが並んでいた。






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