一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

スポーツ競技のイコールフッティング

2008-06-07 | よしなしごと

北島、スピード社製水着で日本新!/水泳
(2008年6月7日(土)07:24 サンケイスポーツ)

この日出場した北京五輪の日本代表は24人で、3分の2の16選手がLRを試した。そのうち11人は決勝だけ「高速水着」を使用。北島ら日本記録を出した5人はいずれもこのパターンで、予選との記録の違いが際立つ結果になった。

北島選手はミズノと個人契約を結んでいるようですし、ミズノ所属の選手もいるようです。
そもそも純粋なアマチュアだったらこういう悩みはなかったんでしょうが、「純粋なアマチュア」ばかりだったらスピード社もここまで力を入れて新型水着を開発することもなかったかもしれません。

用具により結果や記録が左右されるとなると、オリンピックとかスポーツ競技に求められるイコールフッティング(競争条件の平等)って何なんだろうということを改めて考えさせられます。
冬季競技などは特に道具の善しあしの影響が大きいですよね(ボブスレーとかリュージュは「体育競技」といっていいのかという疑問すらわきます)。
またこの前はバネ効果のある義足の陸上選手が健常者の大会に参加することの是非が議論になってました。
そうすると、道具の改善はよくてドーピングはなぜいけないのか、と言い出す人も出てくるかもしれません。
また貧しい国との格差が更に広がってしまうという(これは特に「オリンピックの精神」にとっては大きな)問題もあります。

競艇やオートレースのように、使う道具を競技主宰者の側から貸与するという方式も考えないといけないかもしれませんね。
(そうするとどこの会社のものを使うかでIOC委員が賄賂をもらったりしちゃいそうですが(笑))

コメント
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