一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

「内弁慶」は少なくとも内には強いはずなのですが

2008-06-21 | M&A

またまた気になってしまった日本ハウズイングのリリース。

原弘産主催説明会に関するご連絡について(2008年6月19日)

・・・当社としても、原弘産との間で意見交換をする意義を一概に否定するものではございません。しかしながら、当社は、なるべく均等に、かつ誤解のない形ですべての当社株主様に情報を提供すべきであり、説明会といった、必ずしもすべての当社株主様にご参加いただけるわけではない場で意見交換をすることは望ましくないと考えており、書面での明確なやりとりにて、株主の皆様に正確な情報を提供したいと考えております。
 また、当社は、同年6月27日開催予定の当社第44期定時株主総会(以下「本定時株主総会」といいます。)において、原弘産グループの提案する議案について、原弘産にご説明いただく時間を十分に設けさせていただく予定です。これまでの当社及び原弘産グループによる様々な形での情報提供に加え、本定時株主総会において原弘産からのご説明の機会と時間を設けることによって、当社の株主の皆様には十分な情報提供がなされるものと考えております。
 したがいまして、本原弘産提案につきましてはお断りする旨本日原弘産に対して通知いたしましたので、お知らせいたします。  

でも、総会の場では既に委任状勧誘で勝負がついてしまっているのではないでしょうか。 
相変わらず日本ハウズイング側は後手後手に回っている感じですね。  
票読みは不利な中では説明会で直接対決したほうが活路を見いだせるようにも思うのですが。 
カテリーナ社もISSなども原弘産のTOB自体に賛成しているわけではないので、支配株主としての信頼性に疑問を呈することさえできればいいわけですから。

僕は原弘産自身日本ハウズイングの買収者としてホントにふさわしいか、ということに疑問なので(参照)、原弘産が上手な買収者としてふるまわれてしまっていることに歯がゆい気持がします。
ただ、日本ハウズイングは別のホワイトナイトを探すのでなくあくまでも「独立系」にこだわっているようなので、それなら買われちゃっても仕方ないかな、と思いつつあります。


さらに余計な突っ込みをすると「本定時株主総会において原弘産からのご説明の機会と時間を設けることによって、当社の株主の皆様には十分な情報提供がなされるものと考えております。」というからには株主総会の会場はどこだろうと招集通知を見ると

東京都新宿区新宿五丁目3番1号
東京厚生年金会館 地下1階 ロイヤルホール
(当社は、従来、当社会議室にて株主総会を開催してまいりましたが、本株主総会におきましては、より多くの株主様にご出席いただけますよう上記会場で開催することに決定いたしました。ご来場の際は、末尾のご案内図をご参照いただき、お間違えのないようにご注意願います。)

とあります。 でも「ロイヤルホール」って384㎡、定員350人です。(参照(真ん中やや下))
ひな壇や事務局席をつくると株主席は250人分くらいしか取れないですよね。
株主数の1117名(議決権を有する株主が何人かわかりませんが)に比べて足りなくなるってことはないのでしょうか。
特に話題の総会なのでいろんなつてを辿って出席しようという人が多いと思うのですが。
(これこそ余計な御世話か(笑))

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする