一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

地下鉄副都心線開業

2008-06-16 | うろうろ歩き
用事にかこつけて早速乗ってきました。

渋谷駅は東口バスターミナルから宮下公園にかけての明治通りの下にあります(池袋までは明治通りの下を通っています)。

ほかの線との関係はこんな感じ



半蔵門・田園都市線、銀座線、井の頭線とは直交、山手線、東横線とは平行なので、いまひとつよくわかりません。
図の楕円形が安藤忠雄設計の「地球船」というコンセプトで、環境負荷の少ない設計なんだそうです。

名物の吹き抜け



僕同様見物乗車の人で混雑していました。
でも、思っていたほど大きくはなかったです。

下から




全体のコンセプトの模型も展示されていました。



でも、カットモデルになっていないのでいまひとつよくわからず。


将来東急東横線と乗り入れるための線路が既にできていました。
この壁の向こうにつながります。




副都心線は地下鉄には珍しく急行運転をします。
山手線との対抗意識でしょうか。

僕はとりあえず各駅停車に。


写真はないですが、明治神宮前と北参道の駅のホームの端のほうは異常に狭くなっています。
初詣のときは大丈夫でしょうか。
ホームが狭くて深いと、降りた人が地上に上がるのに渋滞してしまって電車自体も動かなくなってしまうという、東京湾大華火大会のときの大江戸線(勝どき駅がボトルネック)のようにならなければいいですが。


最初の急行停車駅の新宿三丁目は、丸の内線、都営新宿線の乗り換えで今や一大ターミナルになっています。


東新宿で急行の通過待ち。



ホームの左側の壁の向こうを通過します。



けっこうすごい勢いで飛ばしてきます。


西早稲田、雑司ヶ谷、と渋めの駅が続きます。
ここはホームの端に階段があるので比較的広め。

トリビアですが、副都心線の雑司が谷駅の駅を出たところには都電の「鬼子母神前」の停留所があります。
都電には一個大塚寄りに「雑司ヶ谷」という別の停留所があり、明治の文豪の墓などで有名な雑司ヶ谷墓地はこちらが最寄になってます。
ちなみに都電の停留所は「都電雑司ヶ谷」と改名した(させられた?)ようです。


さて、池袋について気がついたのは、ここでは有楽町線に接続していないこと。
小竹向原までは今までの「新線池袋」を使っていて、有楽町線とは並行して(正確に言うと上下になって?)走ります。

この案内図もわかりにくいのですが、丸の内線などがある中央コンコースの西口寄りの地下の深いところ(丸井の交差点の下あたり)に駅があることになります。




そしてようやく小竹向原で有楽町線とご対面。



ここで都心から来た新都心線と有楽町線が合流し、有楽町線→東武東上線方面と西武有楽町線→西武池袋線方面に分かれます。
なので、朝の通勤客もここで乗り換える必要が出ます。
ちょうど日比谷線と千代田線が合流する北千住駅のようなものです(そのかわり小竹向原は地下駅なので地上にはなにもありませんが・・・)。


もともと山手線が走っているところに並行しているので、正直ロケーション的にはものすごい目新しさはありません(雑司ヶ谷に行くなら都電だろ、という思いもあったりして(笑))。
ただ、東武東上線や西武池袋線が急行運転のまま新宿三丁目や渋谷まで乗り入れてくると通勤客はけっこう流れるのではないかと思います。
買い物客はどうなんでしょうかね?
新宿・渋谷に行く人は既に乗り換えて行っているのでそれほど激しくは変わらないようにも思うのですが、やはり池袋としては地盤沈下が心配というところでしょうか。




コメント
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