ユナイテッドシネマ金沢で Mr.ノーバディ を観ました 公式サイト
ハッチ・マンセル(ボブ・オデンカーク)は地味な中年男。
毎日バスに乗って出勤。火曜日のごみの日にはいつも収集時間に間に合わず妻に文句を言われる。
職場でも家庭でもなんだか存在感の薄いおじさん(・・・とおばさんの私がいうのもどうかと思うが・・・)
家に2人組の強盗が入って、一方的にやられてしまい、家族を失望させる。
ある日バスの中でクダをまく不良たちにでくわして、カチーン ハッチの中で何かがはじけた。
で、不良を完膚なきまでやっちまいます。
やっつけた不良のひとりの兄がロシアンマフィアのエライ人で、ハッチはもちろん、家族、老人ホームに入居中の父親まで狙われることになってしまいます。
普通のというかちょっとさえないハッチが強いのなんの。
武器の扱いも戦いの段取りも鮮やかで見惚れます。
派手なアクション、ドンパチ、カーチェイス・・・面白しれぇ~!!!
血沸き肉躍りました
脚本 『ジョン・ウィック』シリーズなどのデレク・コルスタッド
監督 『ハードコア』のイリヤ・ナイシュラー
ハッチの父親のクリストファー・ロイドに拍手喝采でございました。
音楽はニーナ・シモンの「悲しき願い」、ルイ・アームストロング「この素晴らしき世界」などが使われていました。
カーチェースのシーンで流れていたのはパット・ベネター「ハートブレイカー」で好きな曲だったのでちょっとうれしかった
手作り作家さんから購入したクールマフラー
保冷剤を入れて使うと首元が涼しく過ごせます。
シネモンドに置いてあったフライヤーです。
オンラインで観られるというのでスロヴェニア映画「ことの成り行き」を観ました。公式サイト
2018年スロヴェニア/オーストリア映画 監督:ダルコ・シュタンテ
スロヴェニア初のLGBTをテーマにした映画だそうです。
万引きしたりなんだりで施設送りになったアンドレイ。(相当悪さを重ねてきたみたいで母親は疲れ果てて見放したようなことを言う)
送られた先は少年院なんだろうなと思うのですが、部屋は2人部屋でスマホも持ち込んでいる。
入所の時に教官に「タバコあります?」と聞いたら「自分は吸わないからないよ」と教官は答えたけど、あちこちで吸ってる入所者がいっぱい。(結局同室のテオに分けてもらった。)
週末には外泊もできるし、なんか結構緩い感じ・・・。
ジェルコは少年院のボス的存在で、あっちでカツアゲ、こっちで脅し・・と悪さをしているのですがアンドレイはジェルコに惹かれる。
外泊許可をとったのに家へ帰らずにジェリコと酒やドラッグをやって一晩をすごし、アンドレイはますますジェリコに夢中になっていく。
ジェリコに命令されるままにカツアゲ。外出時、車を盗まされる・・・利用されてるとしか思えないのに見えなくなっているんだろうな・・・。
「おまえと一緒にオランダへ行きたい。一緒に行こう。」とジェリコに言われたアンドレイ。
お金はあるようなことを言っていたのにオランダ行きの費用として「ある家へ行って貸してある金を取り戻してこい」とまたカツアゲさせられることに。
さらに「これを持っていけ」とメリケンサックを渡される・・・・。
明るく終わりそうな気がしない話しでしたが、やはりやりきれない感じで終わりました
原題はPosledice 英語のタイトルはConsequences どちらも「結果」という意味です。
自分でやったことは自分でオトシマエをつけなくては・・・って感じでしょうか・・・。
この夏に公開される映画「シャイニーシュリンプス!愉快で愛しい仲間たち」公式サイト
毎日のように上映館情報をチェックしている映画の1本なのですが、ユナイテッドシネマ金沢が追加されてました!うぇ~い 観られる~!しかも金沢で・・・!(富山までだったらこそっと行く気満々)
あまり詳しくリサーチはしていないのですがフランスのゲイの水球チームのお話ということです。
チームのメンバーのひとりがジェフリー・クエット(左から3人目)は「パリ 5:59」(→レインボーリール映画祭で観た時の感想にリンク貼ってます)のテオ役なもんですからぜひ観たいな~と思っていたのです。
なんとなく元気が出そうな映画ですよね。楽しみです。
イオンシネマ御経塚閉館の5月31日「鬼滅の刃 無限列車編」を観てきました。映画公式サイト
鬼滅の刃 公式サイト
去年の10月公開でいまだヒット中(そろそろ終了らしいけど)のアニメ映画。
ネットフリックスでテレビアニメ(26話の炭治郎立志編)が配信されていたのを観て劇場版も観たくなりまして・・。
(原作の漫画はまだ読んでません)
劇場版は映画のために書き下ろされたストーリーなのかな、と思っていたのですが、どうも原作の流れそのままで立志編→無限列車編→この先テレビアニメ化される遊郭編となるんですね。
立志編は炭治郎の家族が鬼に惨殺され、ひとり生き残った妹禰󠄀豆子は鬼になりその妹を人間に戻すために、鬼の情報を求め鬼殺隊に入って鬼退治というストーリーですが、地味な修行のシーンが結構長く続く。
野球に例えるならば試合の前にキャッチボールや千本ノックを長々と見せるみたいな感じ。
でも作者さんは「修行もしないで急に強くなれるわけがない」とあえて修行のシーンもどんどん描いたのだそうです。
この先も修行シーンがいっぱい出てきそう。
炭治郎たち鬼殺隊のメンバーの色んな過去が描かれると共に鬼たちの人間だった過去、鬼になってしまった悲しい運命とかも描かれていてすごく細やかだな、と思いました。
上映終了目前に滑り込みで観られてよかったです。