早いもので今日で11月も終わり。
あと1か月で2015年が終わってしまう~
1日早いけど11月のアクセス数の多かった記事です。
コードネーム U.N.C.L.E. ~ カウボーイとボクネンジン?
と、まあこういう感じの11月でした。
コードネーム U.N.C.L.E.のアーミー・ハマーが出演してる、ってことでレンタルして観ました。
映画の公式HP こちら
1924年にFBI初代長官に任命されたジョン・エドガー・フーバー(レオナルド・ディカプリオ)は、歴代の大統領に仕え、数々の戦争をくぐり抜け、半世紀にわたって法の番人としてアメリカをコントロールしてきた。しかし、フーバーには絶対に人に知られてはならない秘密があった……。 (Yahoo映画より)
20代から50年の間FBIの長官であり続け、8人の大統領に仕え、誰もが恐れた人物。
科学捜査の基盤を築き犯罪者の指紋を管理するシステムを作った人物。多くの凶悪犯罪者の逮捕、マスコミやコミックをうまく使ってFBIを子供たちの憧れにした人物。
でも反面、要人たちを調べ上げ(盗聴やごみ箱漁り)秘密を握り、その極秘ファイルを使って権力を手にした人物でもあったようです。
女装趣味があってクロゼットゲイだった、とも言われているそうです。
70代のJ・エドガー・フーバーが部下に回顧録のための口述をしているシーンから始まります。
1895年に生まれ厳格な母に育てられたエドガー。ロースクール卒業後アメリカ議会図書館に勤務。ファイリング術を習得します。
ヘレン・ガンディとはこちらで知り合い、知り合って間もなくプロポーズしますが、受け入れられず。でもガンディは秘書として何十年もの間エドガーの側にいることになります。
↓ヘレン・ガンディ 記者発表のカンペを持っているところ
司法省に勤務しその頭角を現す。29歳の若さでFBIの前身BOIの長官に就任。
ヘレン以外にもうひとり絶対的な信頼を寄せていたのが40年来の友人となるクライド・トルソンでした。
はい、腐的な萌えどころ、といえばクライドとのエピソード
もお、きゅんきゅんです。
面接にやってきたクライドを一目見て気に入ってしまったエドガー。型どおりの面接用会話?を2,3、交わして即採用。
1年半の勤務ののち副長官をとオファーします。
「目立つことは遠慮したい。」というクライドに「君が必要だ。」とエドガー。
クライドが出した唯一の条件は
「何があっても昼食か夕食は毎日一緒にとること。」
輝くような笑顔でまるで新婚のヨメみたいなこと言う。(かわいすぎる・・・)以来、フーバーの片腕として、いつも側にいました。
2人で休暇をとって競馬に行く。部屋はスイートルーム(2部屋とるより安くつくから、ってことにはなってますが。)2人だけで過ごす大切な時間。
「君のことを大切に思っている」と言ってくれたエドガーの手を取って、キラキラの目で「愛してます、エドガー」というクライド。
ちょっと恥ずかしそうに、でもとっても幸せそうな、とろけそうな顔で。
でも「私も愛している」という言葉が返ってこなくてちょっときまずそうに待っているクライドにエドガーは「女優のドロシー・ラムーアに申し込もうと思うがどう思う?」と聞きます。
申し込む・・・・?
「ディナーを?」
「いや、食事はもう何回かした」
「いつ?」
「ニューヨークへ行ったときに」
クライドが全く知らなかった話のようで、恥ずかしそうに微笑んでいた顔がだんだん曇っていきます。
エドガーがその女優に申し込もうかどうか迷っているのは「結婚」。それをクライドに意見を求めるなんて酷すぎる。
それも「愛してる」って言われたそのタイミングで聞くなんて。
(「藍宇」で、捍東が藍宇に結婚の報告をした、あのシーンを思い出してしまいました。)
これまで穏やかに意見することや静かに反論することはあってもいつもエドガーに従ってきたクライドが声を荒げます。
「僕をバカにするな。君は臆病で傲慢だ。君の言うことはもう聞かない。僕をクビにしろ、今すぐに!」
グラスをたたき割り、調度品をぶちまけ、そのまま掴み合い、殴り合いになってしまい、エドガーに無理やりキスして
「今後女性の話をしたら僕とは終わりと思え。」
と言い残して出ていきます。
エドガーは「悪かった、すまない。行かないでくれ」と懇願してそして、クライドが出て行ってから「愛してる」とつぶやく。
2人が年老いて、体調がすぐれなくなっても「一緒に食事をとる」関係は続く。
ラスト近く、70代を迎えたクライドがエドガーに言います。
「君の口述は誇張ばかり、ウソもある。世界中の人間にウソをついてもいい、でも僕にはウソをつくな。」
と。エドガーはクライドが面接にやってきた日の話をします。
クライドが入ってくる直前腕立て伏せをしていたエドガー。「暑いですね」とクライドは窓を開けて、落ちていたハンカチをエドガーに渡してエドガーは汗を拭った。
でもあの日汗をかいていたのは腕立て伏せをしていたからではなくて、君を一目見て恋に落ちたから、だと。
この映画大統領も恐れた泣く子も黙るFBI初代長官の伝記映画なんですが、エドガーとクライドのラブストーリーだったと思います。
そして、最後の最後まで忠実な秘書であり続けたミス・ガンディのお話でもありました。
さっきからごんごろ~びかびかびか~と雷なってます。
明日は雨・・・ならいいんだけど、雪降ったらどうしよう。
まだスタッドレスタイヤに変えてない。
とりあえず今日は早く寝て明日に備えます。
Re:LIFE 観ました。 公式HP
かつてアカデミー賞を受賞するも、15年間鳴かず飛ばず状態の脚本家キース(ヒュー・グラント)は、破産寸前で妻子にも逃げられる始末。人生どん底の彼は郊外の大学でシナリオコースの講師を引き受けるが、乗り気でなく不真面目に振る舞う。しかし、子育てしながら復学したホリー(マリサ・トメイ)をはじめ真剣な生徒たちの情熱に接するうちに、鬱屈(うっくつ)したキースの心に変化が生じ……。(シネマトゥディ)より
「モーリス」のクライブもいまや「ロマコメの帝王」ですのね。
キースはアカデミー脚本賞を受賞した売れっ子だったのに、15年経った今は仕事がなく、新作片手に映画会社を回る生活。
でも採用してくれる会社はなく、仕方なく大学講師(シナリオコース)の仕事でやってきたのがニューヨーク州のビンガムトン。
なんとなく都落ち感が漂います。
空港の手荷物検査で、バッグの中のオスカー像を見つけた係員たちは、「”間違いの楽園”の脚本家!?」「いい映画だった」とか「大ファンです」とかキースを囲んでワイワイ。
「いやあ、こんなに歓迎されるなんてこれなら爆弾も持ち込めそうだねぇ」
とちょっとジョーク飛ばしたら
「いえ、それはダメです( ・`ω・´)キリッ」
と返された。
キースの講義を受けるために、応募してきた学生たちの短いシナリオに目を通して10名の受講者を決めるのですが、目を通す気もなくて、女子学生は美人を、男子学生はイケメンを避けオタクっぽいのをわざわざ選ぶ。
ハリウッドで仕事がなくなった状態でも、学生たちにとってはいまでも「有名脚本家」なのをいいことに
「なぜ、この大学で教えることになったのか?」
という質問に
「マットが大学教授を演じる映画の脚本のためのリサーチ」
と見栄を張る。(学生たちは「マット・デーモン?!」と勝手に勘違いして盛り上がる)
授業は不真面目、教え子に手を出す、酔っ払って女性教授に毒を吐き怒らせる。
・・・・と見事なクズっぷり
でも、シングルマザーでいくつものパートを掛け持ちしながら、キースの講義を受けているホリーや、まじめに学ぶ学生たちの影響か、ダメダメなキースも変わっていく。
ヒュー・グラントが調子がよくって、情けなくて、でも憎めない中年男を素敵に演じています。
キースの家のお隣さんで同じ大学で文学を教えてるジム、キース、ラーナー学科長
学科長は愛する家族(妻+4姉妹)の話を振るとものの30秒で涙ぐむ。
涙もろい学科長役はJ.K.シモンズ。「セッション」の鬼教授役の時はこの人が笑ってると、「なにか企みでも?」と思えましたっけ。
あと、シナリオコースの学生のひとりローザ役は「殺人を無罪にする方法」のミカエラ役:アヤ・ナオミ・キングでした。
爆笑・・・というよりニヤニヤとかクスクスが絶えない映画。そしてちょっとシアワセな気持ちをくれました。
水曜日はおやすみでした。
早朝から燃えないゴミの当番をして、注文してあったコンタクトレンズを取りに行って、歯医者さんへ行って定期検診と、差し歯の調整をしてもらって、デパートでちょこっとお買い物して、家へ帰ってちょこっと家事して・・・
そして映画を観てきました。「コードネーム U.N.C.L.E. 」2回目。とっても面白く、そして主演の2人がいいコンビですっかり気に入ってしまったから。
原作となったテレビシリーズは観た記憶がなく、その後雑誌の写真を見たことがある程度なのですが、テレビシリーズのイリヤは金髪でマッシュルームヘアみたいなカワイイヘアスタイルで、華奢な感じでした。
屋根裏部屋から持ってきた昔の映画雑誌(1975年くらいの近代映画社の”スクリーン”)にイリヤ役デーヴッド・マッカラムの声を吹き替えた野沢那智さんのインタビューが載っていました。
低音ブームの頃だったので、逆に甲高い声で吹き替えた というようなことが書いてありました。
↑動画サイトに映像がありました。おお、ホント高い声・・・。
なんか面白そうだな~。
映画のイリヤ:アーミー・ハマーは最初の方の走ってるシーンなんかなんだかサイボーグみたい。
冒頭から「大男」だの「ものすごい力」だのの表現が続きます。
でかい、ごつい、いかつい・・・って感じかな。
でもソロと張り合ってるところ、とか婚約者(のふりをしてる)ギャビのことでやきもきしてるところ、とか不器用な感じがすごくかわいくてニヤニヤしてしまいました。
このシーンもカワイイ。キスしそうになるとなぜかお約束の邪魔がはいってしまう・・・!
さて、ミーハーな私が次にすることは・・・・出演作の掘り起こし、ですかね
コードネーム U.N.C.L.E のギャビ役 アリシア・ヴィキャンデルはエディ・レッドメインの The Danish Girlに出てると知り、検索かけたら、この映画の日本公式サイトがオープンしていることを知りました。
3月18日公開 リリーのすべて
ベン・ウィーショーも出ているし、期待大!ですわ。
この写真のエディはとってもカワイイと思う!
コードネーム UNCLE 観ました。 公式HP
東西冷戦の最中の1960年代前半。CIAエージェントのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)とKGBエージェントのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)は核兵器拡散をたくらむ謎多き国際犯罪組織を制圧するために、長年の政治的対立を超えて手を組むことに。思考や方法論も真逆の二人は、組織につながる手掛かりである行方をくらました科学者の娘を守り、核兵器の大量生産を阻止すべく奔走する。(シネマトゥディより)
60年代にヒットしたテレビドラマ「0011ナポレオン・ソロ」のリメークだったんですね。
このドラマ観たことはない(と思う)けど、タイトルは知っている。「ナポレオン・ソロ」でしっかりと刷り込まれてる。
テレビ版も原題は ”The Man From U.N.C.L.E. " だったと、?十年目にして知った事実・・・
初めはお互い敵同士と思っていたCIAのスパイ:ソロとKGBのスパイ:イリヤ。派手に立ち回った後、お互いの上司から「手を組め」と言われる。
湖に面したレストランみたいなところ(TOP SECRETを話してる割にやたら周りに客が多い)で引き合わされるのですが、米ソで手を組むというありえないようなミッションを告げると「じゃ、後は若い人で」と(お見合いじゃねえぞ)上司たちは席を立つ。
すると周りの客が一斉に立ち上がってさささ~っと撤収。もう、にやにやが止まらない。
女好きでダンディ、調子がいいソロと、融通がきかなくて大真面目、頭も筋肉で出来てるようなイリヤが気が合うはずもなく一触即発状態。
オシゴト中に使う道具一つとってもどっちがハイテクが張り合ったり、お互いを出し抜くことばっか考えてる、けど、結局2人で行動することになったりする。
イリヤとギャビ 自動車修理工をしているギャビの父は失踪した科学者。
イリヤと婚約したということにして、父に知らせたい、と事情を知っている叔父から情報を引き出そうとする。
婚約者のふりをするだけ、なのに「俺の女はそんな服を着ない」とか、服やらなんやらやたらにかまうイリヤ。
ここらへんも大真面目になっちゃって、たとえ「ふり」でもいい加減にやられるのは許せない、って感じ。
ギャビ役のアリシア・ヴィキャンデルはエディ・レッドメインと「デニッシュ・ガール」で共演してるんですね!
テンポはいいし、アクション派手だし、このふたりいいコンビ!
2時間たっぷり楽しみました。
続編がありそう!というかシリーズになっちゃいそうな感じすら漂ってますが、期待しちゃいますね。
東京国際映画祭。私が行った2日目。
台湾映画の「風の中の家族」を観ました。
1949年、中国大陸で国共内戦が続くなか、国民党軍の3人の兵士、ション、シュンズ、ファンは中国北部から南下。途中で出会った孤児の少年を連れて台湾へ渡る。あばら家で暮らしはじめた4人は、混乱する世相のなかで苦闘しながらも徐々に台湾社会に根を下ろし、同時に少年も成長していく。やがて3人は大陸に残してきた家族や故郷のことを思い出すようになるが…。(映画祭公式HPより 抜粋)
ワン・トン監督作品。
大陸から台湾へ渡ってきて、苦労に苦労を重ねながらの台湾での暮らし。
子供の成長、血のつながらない家族の絆。
うれしかったことも悲しかったこと、辛かったことも淡々と描かれていきます。
ほんと、劇的なシーンをそら、とみせるような映画じゃなくて静かに語ってくるお話でした。
上映後のQ&Aで、「モデルになった家族はいるのか」という質問が出ましたが、監督曰く「モデルはいないがこういった人は当時いっぱいいた」というようなこと、そしてこの国の歴史を若い世代に伝えていきたいとをおっしゃっていました。
トニー・ヤンはじめ若手の俳優さんが何人も出演してくれたことをとても素晴らしいことともおっしゃってました。
ヴィグラスとオズボーンをしみじみ聴いていたらフレンチポップのデュオのことをふと思い出しました。
グリマルディとザイハー 「愛のシーズン」
サンヨーのラジカセかなんかのCM曲に使われていた曲。
囁くようなフランス語の爽やかなデュエット。
たしか英語で歌ったヴァージョンもあったはず、と思って探したんですが、それは見つけられませんでした・・・残念。
ギターとサックスの間奏部分がすごく好きだったんですけど、今聴いてもやっぱ、いいな。好き。
それにしてもYOUTUBEはワタシを寝不足にする・・・。
秋なので、この曲が聴きたくなりました。
ヴィグラス&オズボーン の 秋はひとりぼっち
悲しげなメロディと透明感のある美しいデュエットの曲です。
なんか聴いててせつなくなってきます。
カバーバージョンも何件かありました・・・が、もちろん!オリジナルが一番素晴らしいです。
秋の名曲ですね。
といえば・・・くりご飯、まつたけご飯・・・
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