2007年の1回目に行って、こじんまりとして温かみがあってその心地よさ?に、2回目はパスしたけど3、4回とこの映画祭のため、上京しました。
今年は5回目の年。
前回は、5月末の開催だったから今年もその頃ならそろそろ日程が出てもいいんだけどなぁ。
会場だったシネマート六本木が閉館するそうなんだけど、どうなるの??
等々思っていたのですが、今年は開催されないんだそうです。
ああ残念。
いつか帰って来てほしい、大好きな映画祭でした。
ぐずぐずですけど、このつづき 5月のAQFFイ=ソン・ヒイル監督トリロジー3作目は「白夜」
スチュワードのウォンギュとメッセンジャーのテジュンの1晩のお話。
ドイツの航空会社のスチュワード(CAかな)ウォンギュが韓国に帰って来て彼(元彼?)をたずねます。元彼の片足が不自由なのはウォンギュが帰国した理由に多いに関係あるのですが、少し言葉を交わすと口論になってしまい、カフェの店員と元彼が話している間にウォンギュは姿を消します。
場面は変わって銀行の前に立っているウォンギュに、声をかけるテジュン。ちょっと緊張してるテジュンがカワイイ。
この2人、事前に出会い系サイトかなにかで連絡を取り合っていて「待ち合わせ」ってことらしいのですが、テジュンの声かけに返事もせず、説明もなく歩き出すウォンギュにテジュンはあっけにとられて、文句を言いながら付いていく。
着いたところは公衆トイレで、「ちょっと待って、ここじゃ、ちょっと・・・」と躊躇するテジュンに
「俺のことが気に入ったからついてきたんじゃないのか?ホテルならいいのか?」
・・・でウォンギュの宿泊先へ。コトの最中に、テジュンがウォンギュの背中の傷をそっと撫でたら、突然「不機嫌のスイッチ」が入ったみたいにぷいっと背中を向けて、テレビを見にいってしまう。
そ、そんな、気分が盛りあがってる最中に、いきなりやめられても・・・・テジュンが怒って出ていくと慌てて追いかけてくる。ウォンギュはテジュンのバイクのキーを取り上げて、日当は払うから一晩つきあってほしい、と言う。
その後2人で居酒屋に入って、お酒を飲みながら語り合い、いい感じになって来た、と思ったところへ、店員の1人に声をかけるウォンギュ。うしろぐらいところがあるらしく、びっくりして店の外へ逃げる店員。追いかけるウォンギュ。夜の街を、走る走る。そして、
「なんなんだよ」「 ワケわかんね~ 」「くそっ!」といいながらとりあえず2人を追いかけるテジュン。(←キミッてホントいいやつなんだねっ、と思ってしまった)
・・・・1年前にチョンノで起きたゲイ襲撃事件。ウォンギュと元彼の関係はこの事件がきっかけで大きく変わってしまったのでした。
ウォンギュは本当につかみどころがなくて、人をもてあそんでいるのか、単なるかっこつけ、なのか何を考えているのかよく分からない、っていう印象だったのですが、元彼の足にも心にも傷を負わせてしまったことが負い目になって、目の前に現れたテジュンに素直に心を寄せることができない・・・・・・自分自身でブレーキをかけていたんだな、と思いました。
漆黒の夜にバイクで走るテジュンのジャケットのオレンジ色が印象的でした。そしてはらはらと舞い落ちる雪。ああ、なんてキレイ。
主演のふたり。イ・イギョンとウォン・テヒ
お兄ちゃんと弟くんみたいだね
もう何から書けばいいのかワカラン状態になってしまいました・・・。
んで、今頃になってこのつづき。AQFFイ=ソン・ヒイル監督トリロジーの2作目は 「南へ」
休暇を終えたギテが、元指導官ジュニョンの車で基地に戻るところ。
めんどくさそうなジュニョンと何を言われても押し黙っているギテ。ギテはジュニョンのコーヒーに薬を投入。それは睡眠薬だったようで、寝潰れたところで運転を交代して基地とは逆方向、南へと車を走らせます。(ビールガンガン飲みながらなのでちょとコワイ・・・)
目が覚めたジュニョンはギテを罵りつつ、とにかく基地へ戻ろう、と言いますが納得しないギテ。
このふたり、一緒に軍に勤務しているときにできてたんですけど、除隊したジュニョンは・・・・・・なかったことにしたいらしい・・・
でもギテは忘れられない。
「電話に出てくれない」「自分がプレゼントしたメガネもかけてくれない」「僕のこと”好き”って言ったのに」・・・・と不満をぶつけます。
ジュニョン(チョン・シヌァン) ギテ(キム・ジェフン)
ジュニョンは、「試験勉強で忙しくて電話に出られない」(←24時間勉強かっ!)「お前にもらったメガネをかけたら前回の面接で落ちた」(←原因はメガネかよっ・・・)「(2人の関係は)一過性のことで軍ではよくあること」 「自分にはガールフレンドがいる。」
・・冷たい言葉をはかれてこんなキモチじゃ終われるはずがない・・・。
夕暮れのトンネルで、狂ったように踊るギテのシルエットが悲しくて美しいです。
1作目の「去年の夏、突然に」が空や海の青色ならば、この映画は草の緑色の美しい景色に見とれてしまいました。
監督の話によるとギテ役のキム・ジェフンは、”新人俳優のプロフィールサイト”みたいなサイトで監督が写真を見て声をかけたのだそうです。
ほかの俳優さんも 「顔で選んだ」とおっしゃってましたが
首、手足、指がすご~く長くて、9頭身?!ってくらい顔が小さくてびつくりなプロポーションでした。
にいさん?ともども注目したい、アタシでした。
例年ほど降ってない気がするんですけど・・・・梅雨はどこ行った??
6月始めの話を今頃書きます。6月2日シネマート六本木で観た最初の映画は
ホテルの一室でゲイのカップルが2人の姿を録画しようとしています。言い出したのは年長(らしい・・・)ヨンジュン。弟分のジュンソクはちょっと拗ねていて乗り気じゃない。そのうちヨンジュンがケーキを持ってきて2人の5回目の記念日だったとわかります。
でも結局はジュンソクもうっとりとヨンジュンの好きなところを語ったりして、ふたりでイチャイチャ。ヨンジュンは異様にテンション高くて、でも突然涙ぐんだり、精神的に不安定というかどこか様子がおかしいのですが・・・。
朝目ざめると、ヨンジュンは1枚のカードを残して姿を消していました・・・。
ヨンジュンはジュンソクにとても優しい。優しいんだけど・・・。
でも、こんなお別れってないでしょ、と思っちゃいましたよ・・・。最後にこんな思い出作って去ったら、ジュンソクはヨンジュンのこともうずっと忘れられなくなってしまう・・・。傷が癒えない、次に進めない・・・・・あ~、ヒョン、罪作りです。
・・・とどっちかというと弟分くんのほうに、たっぷり思い入れて観てしまいました・・・。
まるでドキュメンタリーフィルムのような映像。主演のおふたりはすごぉく美形っていうのとは違うけど(すみません)人の良さそうな笑顔が、とってもチャーミング。
できれば5月26日の舞台あいさつつきの上映の方に行きたかったな・・・。地方組の辛いとこです
は、はまったな・・・ 「あの夏、突然に」Suddenly, Last Summer つづきです
遊覧船のデッキで、ぼんやりと川(海?)の流れを見ている先生とうれしそうなサンウの姿がありました。
好意を寄せてくれている(”つきまとわれている”、ともいう)相手が自分の教え子で、男の子で・・・・・・世間一般的に考えたらまずいこと山積みなんですが、素直に自分の感情をぶつけてくるサンウを先生は困った顔で見るしかありません。
「魚がいるっ!」
とはしゃぐサンウは本当に無邪気でカワイイ
(・・・・なんですが、AQFFで上映終了後の監督のトークで、サンウ役の俳優さんの実年齢を聞いたときには場内どよめいてましたね。私も「え~っ!?」と叫びました。
監督曰く、サンウの腕が映るシーンで血管がブワ~と浮いていまして、18歳の男の子の腕だと決してああはならないのだとか・・・。 そうなの??
しかしな~、あの青っぽさでそんなトシとは・・・!私もいまだに信じられないです)
サンウが自分のヘッドフォンをはずして先生の耳につけた時、聞こえてきたのは先生がカーステレオで聞いていた曲でした・・・・・。
いたたまれないような表情でヘッドフォンをはずす先生。
船から下りると先生の ” 困った顔 ”は ” 怒った顔 ”になります。サンウは強引に車に乗り込んで来ますが、「地下鉄で帰れ」と冷たく言い放つ先生。
「先生、恋人いないよね?・・・・・僕も。」
「18歳には必要ない」
「35歳には必要なの?じゃあ1学期のカウンセリングの時なんで聞いたの?ガールフレンドはいるのか、って??」
「・・・覚えてない」
「じゃあ、学期休みの前にプレゼントしてくれた本は何なの??いつも持ってるよ、見せようか??」
泣きそうになるサンウ。
「・・・先生はクラスで僕のことじっと、見てる。僕のこと気にしてるんでしょう??」
「俺はお前の担任だ。夢みたいなことを言ってないで現実を見ろ。悪いがお前みたいな子供はタイプじゃない。」
ついさっきまで船上で同じ時間をすごして、少しキモチが近づいた(気がする)先生に怒鳴りつけられてサンウは驚き、半ベソで車を降ります。
先生は、ハンカチでこめかみの汗を拭く。相手は教え子で、男の子で・・・。受け止めてやることができないんだったら突き放した方がサンウのためとは思うんだけど・・でも・・・・・
先生が家(マンション)に帰ると、家の前の道路に空き缶と吸い殻が落ちていました。見上げると先生の部屋の窓が見えるあたりに。「昨日先生の家まで行った」とサンウは言っていたので、サンウが落としたんでしょう。
(先生の車で堂々とタバコを吸うシーンがありましたけど、そことか高校生なのにバーへ行ったこととかは注意しなくてよかったのかよっ、先生?←一応小姑のようなツッコミを入れておきますね)
前日サンウはどのくらいの時間そこにいたんでしょう。ピンポン鳴らす勇気がなくてずっといたんだろうな、とか、ひょっとして先生が出てくるかと思ってドキドキしながら待っていたんだろうな、とか・・・。想像したら苦しくなってしまいます・・・はぁ・・・。
そこに、タクシーが止まってサンウが降りてきました。先生に怒鳴られて立ち直れなくなっているのかと思っていたのに何の迷いもなく階段を上がって行く(お、男らしい~)のを見て先生、またまた困った顔・・・・。
この映画3部作の中では一番短い(37分)のですが、ほかの2本もよかったのですが私はこの作品が一番好きでした。船のデッキとか2人の後ろ姿のシーンとか川沿いを歩くシーンとかひとつひとつのシーンが本当に美しい。
37分のうち25分くらい困った顔していた先生にも萌えなんですけど、サンウにきゅんきゅん来てしまいます。どんだけ先生が好きなんでしょう。
監督のお話ではこの話の続編(「夜間飛行」というタイトル)を制作するんだそうです。どんな映画になるんでしょう?楽しみですね
2013年も半分来ちゃいましたね~。早いですね。
6月始めにAQFFに行ったのですが今年のクロージングフィルムイ=ソン・ヒイルトリロジー
最近この映画の韓国版DVDが届いたので、楽しかった映画祭のことを思い出しつつ、しつこく観ています。
3本の短編のうち、ワタシが一番好きなのが. 「あの夏、突然に」Suddenly, Last Summer 高校生と担任の先生の夏の1日のお話です。(以下しゃらっとネタバレですが、悪びれてない、ワタクシです)
キョンフン(先生)役は「 魔王 」や「 ワンドゥギ 」のキム・ヨンジェ
生徒宅に電話して、家庭訪問の段取りをして車で出かけようとすると、生徒のサンウ(ハン・ジュワン)が待ち伏せていました。ここのところサンウに付きまとわれているみたいで先生、困り眉。
「お前の家は4時だ」
と言うんですけど
「どうせウチまで行くんだし」とか「歩くのは暑いし」とか、強引に車に乗り込んできます。
「俺はお前の担任だ。お前は俺を誤解している。どうして振り回すんだ?」
という先生に
「先生、バーにいたでしょう?僕と目があったよね?」
と食いさがるサンウ。どうやら先生がゲイバーにいるところを見た、ということのようです(タイヘ~ン!)
そしてスマホの写真を見せて
「これ、先生でしょう?この写真を校内掲示板に乗せる。先生を脅迫に来たんだ」
しばし罵りあうふたり。
写真というのは先生がバーでへべれけになった写真らしい(スマホの画面はよく見えないですけど)そしてサンウが勇気を振り絞って(手が震えてる)言ったことばは
「 写真は誰にも見せないから、今日1日だけ僕につきあって。 」
結局またサンウを乗せて車を走らせる先生。(またまた困り眉)
サンウがしたかったことは先生と遊覧船に乗ること。乗船券を買ってうれしい顔して車に戻ると先生はいなくて、川沿いをたそがれて歩いてました。
「黙って写真撮ってごめんなさい。」「先生があのバーにいるなんて信じられなかった。」 「あのとき、僕のこと見てたでしょう?」 「どうして電話にでてくれないの?」 「ホント言うと昨日の夜は先生の家まで行ったんだ」
語りまくるサンウがカワイイです。
先生は相づちも打たないのですが、サンウが授業で習った「盲亀浮木」を間違って言ったときだけ、口を挟んで訂正しました。先生の口調を真似しながら「盲亀浮木」を説明するサンウ。
”滅多にないこと、奇跡のような出来事”。 それは”先生に出会ったこと”だとサンウは思ったのかも。
先生がバーで急にいなくなった時必死で探したというサンウに
「逃げたんだ、察せよ。お前は俺を見つけた、もう振り回すな。」
ずっと憧れていた先生が男と付き合う人だったと知って信じられない、うれしい・・・サンウはそんな気持ちなのかな。先生は、というと、もうシラを切ったり隠したりしませんでした。ただ困っているだけ。
船に乗るのもあまり乗り気じゃない先生に、
「先生、一度乗ってみたいって言ってたじゃないか」
とむくれるサンウ。先生はクラスでそんなようなことを言ったのでしょう、多分軽い気持ちで。でも、サンウはしっかと覚えていた。
好きな人のことは何でも知っておきたい・・・そして好きな人の言ったことは小さなコトでもなんでも覚えてる・・そういうのってありますよね。
若干思いこみ激しくて粘着質なんですが、なんかいいなぁ・・・このコ・・。
きゅんきゅん来ちゃいます
・・・この感じ 「後悔なんてしない」を初めて観たときに感じたのと同じようなキモチ。
イ=ソン・ヒイル監督の映画にはきゅんきゅんが詰まってる。
・・・・結局、飲み物とおやつを買って、乗船する先生とサンウでした・・・。
AQFFは2年に一度開催されるアジアのクイア映画の映画祭です。
これまでに3回開催されていて私は2007年の1回目、2011年の3回目に行きました。
今回は4回目になります。
6月2日日曜日の全作品のチケットを取ったのですが、月初めのこともあり、前後が休めない・・・で、いつものように0泊2日弾丸ツアーとなりました
2日早朝池袋東口に到着すると一目散にタイムズスパレスタへ。
お風呂にはいって仮眠をとってから六本木に移動です。
少し寝過ぎというか、タイムズスパレスタを出るのが少し遅かったのと、池袋駅で” 地下鉄?山手線??何に乗ればいい?? ”としばし迷ったのとで六本木に着いたのは10時少し前でした。
会場のシネマート六本木へは過去に2回来たことがあって、交番を目指せばいいはず・・・。
3回目ともなるとさすがの方向オンチでも迷わず行ける自信があったのになぜか六本木ヒルズ前に出てしまい、途中で「なんかおかしい」と気づいて引き返し、アマンド → ドンキホーテを目指しましたが、かなりギリギリの時間
映画を4本観る、ということは、お昼にまったりする暇もないし、せめて朝ご飯はゆっくりと食べようと思っていたのにそれも叶わず、通り道にあった、マクドに入ってチキンバーガーをほおばることになってしまいました
大急ぎでシネマート六本木へ来ると、当日券を求める人の列ができていましたが前売り券を買ってあるので、直接4回の会場へ行き、既に暗くなった会場内へ入り、なんとか空いている席をみつけて座りました。
この日の1本目は AQFFセレクション ソ・ジュンムンプログラム
10:15スタートです。
映画が終わった瞬間
「なんだかよくわからんかった・・・
そ、それにしてもすごい濡れ場だったね・・・」
と話をしつつつつはーちさんとシネマート六本木を後にしました。
この日最後の予定は11時発の富山行き夜行バスで帰ること。
2時間以上時間があって、はーちさんがおつきあいしてくれると言ってくれ、しかもバス乗り場のある池袋へ移動までしてくれて・・・
池袋周辺はあまり詳しくないというはーちさんとばりばりのおのぼりさんマチルダ
気の利いたお店もなにもわからなくてとにかく駅前のビルに入って飲食店のフロアをうろうろ・・・。
タイ料理店に入りました。
店の名前は・・・・忘れた(つーかはじめっから覚えてない)写真は・・・撮ってない。まったくブロガー失格のワタクシですが、とりあえず生中でカンパイ。
店内にはタイポップス+MVが流れていて心地いい。
そしてちょっと甘くてぴりっと辛いタイ料理に冷たいビールがすすみます。
あたりの店でした!(覚えてないのがザンネン・・・)
AQFFの映画のこと、イ・ヨンフンのこと、レスリーのこと。
はーちさん一家の夏の韓国旅行のこと。翌週に控えていたジンモさんファンミのこと・・・話題は尽きません(ミーハーネタばっかやん・・・)
ネット上でお話しするのももちろん楽しいけど、会って顔を見て、ついでにアルコール入りでお話しするのは、いっそう楽しくてあっという間の時間でした。
遅くまで付き合ってくれて本当にどうもありがとう!
また、遊んでね
いい感じに酔っぱらってバス乗り場へ。
ペットボトルのお茶を買い(これ、夜行バスの必需品)バスに乗り込みました。
アルコールが入った状態で7時間も車に揺られるとどうなるのだろう・・・。
「胃の中で鯛やヒラメが舞い踊ってる~!
う、うげっ・・・くるし~!!」
なんてことになってはタイヘンという気持ちがあって、はーちさんと飲んでる間、セーブをかけてるワタシがおったのですが、就寝中、胃の内容物がうごめくことはなく無事富山まで行くことが出来ました。(お尻は痛かったけど)
めでたし、めでたし。
もっと飲んでも大丈夫だったな・・・・ちっ(←をい・・・)
やがて2ヶ月・・・。何やっとんじゃ~
この映画のことを知ったとき、このポスターを見てこのふたり(ベースとリャオチン)が主演なんだ~と思っていたのですが、それは間違ってはいないのですが、3組の話が並行して進みます。
上から
<1>シングルマザーのシャオヤーとその友人のいとこリュウツォンの話
<2>バーで出会ったベースとリャオチンの話
<3>ジャスミン、フランソワ、ルルのフランス語教室の3人の話
です。
ベースはリャオチンに出会って運命を感じたのか、速攻つきあっている彼に電話して
「もう会わない」
とか言うんですがリャオチンの方は、というと・・・。
ベースの部屋に転がり込んできても、元彼との間でゆらゆら、ふらふら・・・。
出て行ったと思ったら、悪びれずに戻ってくるし
「一体どうしたいんだよっ!」
とちょっとイラッときます。
この人、ごくごく人の良さそうな感じで、人を不安にさせるようなタイプに見えないんですが、ま~、ベースのハートをかき乱す、かき乱す・・・。
ベースはリャオチンに言います。
「僕のところへ来たのは彼へのあてつけか?」
そして、返事を聞く前に、
「答えないでくれ。
肯定されれば傷つくし、否定されれば本気になってしまうから」
きゅんときました・・・。
フランス語教室の男女3人の話はフランソワ(演じているのは監督自身)を中心のトライアングルじゃなくて、フランソワはジャスミンが好き、ルルもジャスミンが好き・・・というトライアングル。
ジャスミンに恋してるふたり、お互いコワイ行動に出ます・・・。
シャオヤーとリュウツォンの話がちょっとワケわからなくて、毎日のように花を贈ったり、2人で踊ったり、ばらばらと出てくるシーンがなんだかイミ分からない。
そしてゲイのカップル、フランス語教室の仲良し?3人組の話の方も、
途中で
「ひょっとして迷路に入ってしまった?!ああ、意識が遠のく・・・・」
と思った頃に突然激しい濡れ場に突入・・・:*:・(*/////∇/////*)・:*:・
一気に覚醒してしまいました
そして話がピンと一直線に繋がって、怒濤のラストへ。濃い90分でした。
(でも <1>の話は最後までよくわからないままでしたが・・・)
ツイッターでAQFFをフォローしていたら、この日通訳をされたマダム・チャンがブログに「花と眉」のレビューを書かれた、とあり、読ませて頂きましたら、ずいぶんと謎が消えました。
こちら
そしてなんだか奥が深いぞ~と思いました。
もう一度見られる機会があったらぜひ観てみたい。
肌寒くなってきた今日この頃ですが、暑い暑い夏の話AQFF2011の続きを書きます。
ながたちゃん、愛さんと名残惜しいけどサヨナラしてはーちさんとふたり会場へ。
この日3本目は僕の想いはです。
すでに入場は始まっていたのですが、私が持っていたチケットの番号が1番。
入場はチケットの番号順なので、即、入らせてもらいました。
ネットでチケットをとったのですが発売日が平日休みの日で、開始と同時に買ったので、その時とった3本とも全部1番だったのです。
「僕の想いは・・・」は5本の短編集なのですが、ドキュメンタリーあり、コメディあり・・・短いストーリーに面白さがぎゅっと詰まった映画たちでした。
私が特に好きだったのは「スパイス・ラブ」かな。
大爆笑でした。インド映画らしく最後は踊ります
とっても贅沢なショートフィルムを観た後はクロージングの「花と眉」です。
これもはーちさんとご一緒。
これもチケットの番号が1番なので、誰よりも先に入場してどこでも好きな座席を選べちゃうんですよ、エッヘンすごいだろ(←いばるなよ・・・)
俳優さんの舞台挨拶とかあるんだったらがっぱになって(≒必死こいて)最前列に座るところなんだけどゲストはいないし霜花店の時、2列目でかなり首の痛い場所だったし、ほぼ中央の席をゲットしました。
でも、ゲストはいないはずだったのですが、フランソワ・チャン監督のお友だちという日本在住の中国人女性が登壇してしばしお話されました。通訳は水野衛子さん(マダム・チャン)
監督はこの映画が観客にどう受け止められるかとても気にしていて、その評価は10点満点で何点になるか、観終わったら採点してメールしてほしい・・・と言ってるそうで、みんなに監督のアドレスが渡されました。
2011AQFFのクロージング、24歳のフランソワ・チャン監督のデビュー作、いよいよ上映です。
今日はお休みです。先週末ばたばたしていたので久々にのんびりと過ごしています。
9月もフタケタになりましたのに今頃AQFF2001この続きです。
どんだけ遅筆(←エライ作家先生みたいだぞ・・・)なんでしょう。
「ジェリーフィッシュの恋」を観終わって1階のロビーへ。
この後の2本ははーちさんとご一緒することになってます。
「ロビーに来ました。青色のブラウス着てます」とメールを送り、そんなに広くないロビーなのですぐわかりました、お久しぶりです、はーちさん。
はーちさんとお会いするのは2回目。
2年前に霜花店舞台挨拶でお会いしたのでした。それもここシネマート六本木。
あの時はUNさんともお会い出来てなんだか縁起のいい場所だ~
はーちさんと一緒になんだか見たことある人が・・・それはながたちゃん。
ながたちゃんとはキム・ドンウクファーストファンミーティングで一瞬ですけどお会いしたことがあります。
今回のAQFFは7月16日のプログラムを観ると聞いていたので、その日(17日)も東京にいるんだとは思わず
「え!?」
っとうれしいサプライズでした。きゃ~!お久しぶり。
そして、ながたちゃんの横には見たことない人が座っていて、
「ん?」
と思ったら
「愛さんよ~」
え??愛さん?ななるいるぎの愛さん??
あの、鍋やら釜やらそこら辺のありふれた日用品やらなんやらをカメラを通してアートに変えちゃう愛さん???
またまたサプライズでした。
いつも、こういう写真を撮るのはどんな人?と思っていたのですが、おっとりとやさしい感じのお嬢さんでしたお会い出来てうれしかったです。
(けど、事前にはーちさんがメールで「ながたちゃんと愛さんも一緒」と知らせていてくれたんだけど、そのメール見落としていた、ということが後に判明・・・)
しばし、4人でおしゃべり。
ブログやツイッターで話してる人たちと実際にあって顔を見て話ができるなんてなんだかシアワセ。シャイでセンシティブなマチルダですけどお話するのがホントに楽しかったです。
映画のこと、イ・ヨンフンくんのこと・・・すてきな時間をd(ゝ∀・)oaアリガトォ♪
シネマート六本木、やっぱり縁起のいい場所でした!
愛さんがもってきてくれたフランスパン、とてもおいしくてみんなでむしりっ・・・というかちぎりながら食べながらわいわい話ししてました。
その後そのフランスパンの残りはどうなったのか、と思ったらこんなことになってたんですね。
う、う~ん、かじりかけのパンまでアートにしちゃったね・・・全く油断も隙もないですね~
ブログやっていてうれしいのは、趣味があう、というだけで、見ず知らずの方とお知り合いになれること。
そしてネット上でしか知らないのに、実際に会いたいと思う人がいるということ。
そして、会いたいと思ってもらえる自分でいたいな、そう思ってもらえるようなブログが書けたらいいな、と思います。
そのためには、まず・・・・・漢字の勉強でもするか~
7月17日(日曜日)AQFF最終日。
この日用意してあったチケットは14:00過ぎからの「ジェリー・フィッシュの恋」「僕の想いは・・・」「花と眉」の3本。
でも会場へ着いた時点でまだ午前中だったので、12:30から上映の「パンダキャンディ」も観ることにして、当日券を買ってから少し早めのお昼ご飯。
ドン・キホーテの並びに見つけた
すぱじろうで、和風バジリコとサラダをいただきました。
お店の作りがラーメン屋さんのよう・・・!
フォークじゃなくてお箸でいただくスパゲティもいいかも
1本目の「パンダ・キャンディ」は、私にはちょっとん~・・・ん~・・・な話で・・・
主役の女の子はフワフワとしてとってもかわいいんですけど、一体何をしたいのかよくわかりませんでした・・・(すみません)
2本目「ジェリーフィッシュの恋」
公式サイトに飛びます。タイ語なので何書いてあるか分かりませんが・・・
大学の女子寮で、パイの同室者としてやって来たキム。
ボーイッシュというよりどう見ても男にしか見えないキムに
「アンタのどこが女よ?!」
と叫ぶパイにいきなりばっ!とTシャツをまくり上げて胸を見せるキム。
「・・・・ひっ・・・!」
と絶句するパイ。
のっかからかわいくておかしくて大笑いしちゃいました。
パイ役オーム・スーチャーラットとキム役ティナー・ジッタリーラー
(写真はタイランドハイパーリンクスより)
オーム・スーチャーラットが本当にかわいいんです。
ティナー・ジッタリーラーの方はホントに女の子?って思ってしまうくらいカッコカワイイし
キムは初めの方からパイに好意を持っていたようですが、キムを毛嫌いしていたパイも段々とうち解けていき、キムが他の女の子と仲良くしているところを見てモーレツに腹が立つ。
これって嫉妬?自分はキムが好きなの?女同士なのに???
と悩むパイ。
お互い好きだと自分の気持ちを確信しても
「じゃあ、お付き合いしましょうはっぴ~」
と話は平坦ではなく、悩みもするし、辛い言葉をぶつけ合ったりもするのですが、全体的に少女漫画みたいなカワイイ感じが流れていました。
レスリー+アニタ・ユンの「金枝玉葉」を思い出させるようなシーンもあってなんだか微笑ましい感じ。
観終わって幸せな気分になっていました。
この続きですよ。
7月17日(日)高速バスで池袋に着いたらまずはタイムズ・スパ・レスタへ。
たびたび利用しているのでメンバーズカードを作っておきました
本日の予定はシネマート六本木で映画を3本観る。
チケット見たら最初の映画の上映開始が14:40~
あ、午前中あいてんじゃん・・・どう過ごそう・・・で、とりあえず六本木まで行ってそれから考えることにしました。
六本木着。
何度か来ている六本木ヒルズ。近くに麻布署があって、アマンドがあって、シネマート六本木はこっちの方向だったはず・・・
確かドン・キホーテの手前を入ったところ、いや、通り過ぎてから・・・だったっけ・・・とにかくドン・キホーテのあたりさ~とうろちょろしていたら無事着いたさ~
こちらは2年前に霜花店舞台挨拶でやってきた映画館。
忘れようったって忘れるはずがないじゃないですか~(ってちょっと迷ったやろが~)
シネマート六本木
9月はじめからのK-MOVIEセレクション2011が魅力的
Hello,My Loveが観たいです。