今日で10月も終わりですね。
Time flies だね・・・って毎年つぶやいてる気がする。
今日は午前中休みを取り、午後から出勤です。
そして・・・映画本編が始まりました。どきどきどき・・・
亡くなった恋人ギヨームの葬儀に参列するために彼の実家の農場へやってきたトム。母はギヨームの恋人サラがなぜ来ないのか、と嘆く。
ギヨームの兄フランシスはお前がギヨームの恋人だったことは母にいうな、母はサラという恋人がいると信じている、余計な心配はさせるな、隠し通せ、とくぎを刺す。
自分と恋人の関係をなかったことにしておけ、といわれるのも悲しいけれどフランシスの暴力(トムに何か一言いうのに3発くらい殴る感じ)に従うしかなく葬儀の後もとどまり農場の手伝いをすることに。
逃げたいのに逃げられない・・・のか、逃げない のか。囚われてしまったようなトム。
音というか音楽がものすごく煽ってくるようで、怖い。ばくばくとぞくぞくが押し寄せてくる。
得体のしれない何かが追ってくるような・・・ヒッチコックの映画の世界のようなそんな感じもありました。
暴力アニキとタンゴ。耽美で官能的。とろけそうな表情。
このあとのシーンも官能的・・・エ ロくて、そして美しい。
前3作とは、全然違う感じの映画でしたが、さらにグザヴィエ・ドランにはまりました。
結局この日は続けて2回観て帰ってきました。次は12月にシネモンドで観ます
25日のTIFFは 「デビルズノット」のほかにはチケットを取っていませんでした。
なぜでしょう?
その日が初日のグザヴィエ・ドランのトム・アット・ザ・ファームが観られたら行こうかな、と思っていたのです。
初日の上映時間が出たのが上京する3日前くらい。
都内で上映する各映画館の上映時間や日本橋から移動することなどを考えたらアップリンクで観るのがいい、という結論に達しました。
渋谷駅について文化村の前(横かな?)を通ってやってきました、アップリンク。
夕方の上映だったのですが時間があったので、ⅠFのカフェ タベラでしばしお茶しました。
コースターが トム・アット・ザ・ファームだった!
手前のラスクは初日のプレゼント。うちまでもって帰って食べました。(ちょっと割れてしまってました。この時点で写真とっといて正解だったな)
前売り券は裏返しても素敵なのでした。
時間が来て入場したスクリーン2(X)は小さくてかわいい映画館。
椅子が、映画館の椅子じゃないみたい。
友だちの家のリビングの一人掛けソファって感じ。
ふかふかふわふわして心地いい椅子に座ってドキドキしながら上映を待ちます
25日土曜日、六本木ではなくて日本橋の東宝シネマズで ” デビルズノット ”を観ました。公式HP
1993年アーカンソー州で起こった3人の少年(8~9歳)の殺人事件。
容疑者はティーンエイジャーの少年3人。冤罪では?と疑う調査員のロン(コリン・ファース)が弁護士に協力して調査にあたります。
・容疑者の少年がオカルトに凝っていたために犯人に祭り上げられた?
・警察が証拠品を紛失したり、重要参考人?を見失ったりの失態。
・目撃者の証言は信ぴょう性があるのか???
一つずつ疑問をほぐすようにとてもていねいに話が進んでいきます。
少しずつ真実に近づいて・・・はいるのでしょうが、”ほぐしきれない”疑問も残って「グレー」で終わった、って感じかな。
(未解決事件ですから・・・・)
頭の中がもやもやした状態で、トークゲストの松江哲明監督&映画ライターの高橋諭治さんが登場。内容はここ
実話の映画化でドキュメンタリー番組などで何度か映像化されていて「パラダイス・ロスト」というドキュメンタリーが有名だそうです。
この話を映画化するとしたら、容疑者、被害者家族、警察・・・それぞれの立場から、いろんな切り口で描ける、みたいなお話もされてました。
そして、今回主役になってるロン・ラックスはこの事件の登場人物の中でも地味な立場?なのでこの人がどう主役になっているのか興味深かった、とかなんとか、映画の作り手の方ならではのお話も。
このお話を聞いて若干もやもやが減りました。(消えたわけではないわな・・・)
来月一般公開。この事件についてちょっと詳しく知ってからもう一度じっくり観るのもいいな、と思いました。
そうそう、デイン・デハーンが出ててうれしかった・・・
24日3本目に観たのは 「ハングリー・ハーツ」
アメリカ映画だと思っていたらイタリア映画でした。
ジュードとミナの出会いはチャイニーズレストランのトイレに一緒に閉じ込められてしまったこと・・・でした。
その後恋人同士になってミナが妊娠。結婚。出産。
子供が生まれてからのミナは子育てに対して異常なこだわりを見せるようになり、幸せな家庭が崩壊していく。
誰にでも多少のこだわりはあるもんだと思うのですが、それも度を超すと恐怖になってしまうのね、と思わずにはいられません。
この映画で夫婦役の二人そろって第71回ベネチア国際映画祭で最優秀男優賞と女優賞を受賞したそうです!
上映終了後サヴェリオ・コスタンツォ監督とミナ役アルバ・ロルヴァケルさんのティーチインがありました。
原作がある映画なんだそうですが、冒頭のトイレに閉じ込められるシーンは映画用に付け加えたんだとか。まさかこんな怖い展開が待ってるとは思えないようなユーモアたっぷりのシーンでした。
ティーチインの初めのほうで監督が「どこかで音楽が聴こえる・・・」と不思議そうに言い出し、結局は自分のポッケのスマホだった・・・というオチ。監督は赤面、アルバさん(+会場)は大笑い、でした。
東京国際映画祭 魅惑のタイ 2本目は コンクリートの雲
1997年のアジア金融危機の最中、ニューヨークの金融業界で働くマットのもとに、バンコクに住む父親が自殺したとの知らせが届く。
葬儀のために帰郷したマットは高校時代の女友達サーイを探し出そうとする。
一方、弟のニックはガールフレンドのプーペーと安アパートで同棲している。
経済状況が逼迫するなか、2組のカップルも不安定になっていく… (映画祭公式hpより)
上映終了後にはQ&Aセッションがあって、リー・チャータメーリーティクン監督とイケメン兄弟の弟ニック役ブラウィット・ハンステン
さんがやってきた。(「メナムの残照」の時よりはいい席だったのでわりときれいに撮れてるでしょ?)
チャータメーティクン監督はアピチャッポン・ウィーラセクタン監督の元で編集をやってきた方で、これが初監督作品。
(ウィーラセクタン監督はこの映画のプロデューサーでもあります。)
ニック役ハンステンさんは本業は歌手だそうで、演技は初めてだそう。そうは見えなかったけど・・・びっくりでした。
タイ映画特集入場者に配られた読冊子。
読み応えありました。
木曜の夜発の夜行バスで東京へ行ってきました。
目的は第27回東京国際映画祭。24日(金)、25日(土)の上映映画を観てきました。
今年はタイ映画に大注目の年。Crosscut Asia 魅惑のタイ の特集で2本の映画を観ました。
1本目「メナムの残照」(Sun&Sunrise)
第二次大戦中のバンコクで出会った海軍大尉小堀と美しい少女アンスマリン(=太陽)
小堀は彼女を日出子と呼んで愛するようになり、結婚する。
でもアンスマリンにはずっと待ち続けている恋人がいた・・・。
なんというか王道の悲恋ものラブストーリーでした。
上映終了後は監督さんとアンスマリン役の女優さんのQ&Aセッションがありました。
このお話はタイの人ならみんな知っている有名なお話で何度もリメーク(映画+テレビドラマ)されているんだそうです。
そして「小堀」という名前はとても有名な名前で、通訳の方がタイで「小堀です」と名乗ったらモテますよ、みたいなことをおっしゃってました。
そしてリメークのたびに小堀役はその時のスター俳優が演じていて今回のナデート・クギミヤさんも大変な売れっ子だそうです
(養父が日本人なんだとか。写真は タイランドハイパーリンクスより)
タイの人が大好きなラブストーリーの主人公が日本人。それを演じているのは決まって売れっ子の俳優さん・・・こういうのって日本人としてとってもうれしいですよね。
クリスチャン・ディオールの後継者に指名された21歳のサンローラン。
「僕にできるのは作品を作ることだけ」
というサンローランを公私ともにサポートしたのはピエール・ベルジェ氏。
徴兵されて、精神に異常をきたしてしまい、ディオールから解雇されてもその才能を信じて支え続けます。
サンローランが「結婚したい」と言ったモデルのヴィクトワール。ディオール時代から仲がいい。
若いころから責任ある立場にあって若者らしいことはなにもしてこなかった、というサンローランが彼女の前では唯一普通の青年に戻れる、そんな相手に見えました。
でもベルジェの策略?によりサンローランの元を去ることになる。(男の嫉妬ってコワいわ~と思ってしまった)
やがてサンローランは重圧からアルコールやドラッグにおぼれてそれが体を蝕ばんでいく。
ベルジェはドラッグ仲間との関係を断ち切ろうとする。どんな状況でもサンローランを支え続けます。
ジャック・ド・バシェールと出会い愛し合うようになったサンローランはベルジェの制止を振り切って彼に会いに行こうとして、
「彼を愛してる。でも生涯の男は君だ」
と泣きながらいうんですけどその言葉がすべてを語っていたような気がしました。
バシェール役 グザヴィエ・ラフィット
コレクションの最後には、ランウェーを歩いて挨拶するのですが、遠慮がちに出てきてお辞儀をするサンローランは内気で恥ずかしがりの青年。晩年もその姿は変わることがありませんでした。
サンローラン役のピエール・ニネがほとんどのシーンをスーツ姿で演じていてそのたたずまいが本当にエレガント!
そしてささやくように恥ずかしそうに話す姿がとても印象的です。
動画サイトでサンローラン本人の映像をみたらまさにそんな話し方。驚くくらいそっくり!
・・・なんですが、ピエール・ニネ本人のインタビュー映像はとても早口で饒舌でした。
同じようなこの時期にギャスパー ウリエルもサンローランを演じています。 ギャスパー・ウリエル版「サン・ローラン」こちらもぜひ観てみたいですね。
なんでしょね?
元はこう
チュッパチャプスのたくさん入ってるの。
巨大なチュッパチャプス型の容器に、チュッパチャプスが入っていたのです。
みんなでワイワイして食べるとけっこう盛り上がる
食べ終わった容器はトイレのぱこぱこに見えてしまう。
昨日のお昼は、外ごはん。
和びさび さんへ行きました。
洋風プレートランチを注文。
チキンのメンチカツ(みたいなの)がふわふわの食感。手羽先の照り焼き。
パスタは明太子味。大葉がいいかおり,
サラダはエビ、イカ、タコのシーフードサラダ。
そしてパンがつきます。
食後の飲み物はコーヒーか緑茶で、緑茶をお願いしました。
デザートは、ブドウ(美味しかったけど種類がわからない)、これでもか、とクルミがたっぷり入った羊羹、薄皮のお饅頭。
美味しかったし色々食べられてとっても満足
1000円でお釣りがくるのも嬉しいです
ごちそうさまでした。
出口(入り口というべきか?)にこんなステキなアレンジメント
のれんが風に舞ってます。
10月になってしまい、今年もあと3か月足らず・・・。
早いなぁ・・・
引き出しの隅っこに松ぼっくりとくるみを見つけ、こんなの作ってしまい
なんだかいっそう焦ってしまうワタシでした。