昨日、能登演劇堂で「まつとおね」公演が開幕しました。

前田利家の妻 まつと豊臣秀吉の妻 おねの物語。能登半島地震からの復興祈念公演です。
私は来週の公演に行くつもりです。
5月はコレを観るつもり 


muro式.「トイ」
能登演劇堂と県立音楽堂、両方の公演のチケットを取ってしまった。
能登演劇堂での公演は舞台奥のホリゾントを使った演出が(ありそう!)楽しみです。
公演のために遠征しなくていいのは助かる〜。
1/18 富山市のオーバードホールで「絢爛豪華 祝祭音楽劇 天保十二年のシェイクスピア」を観ました。

江戸時代、天保年間の下総の清滝村を仕切る2軒のヤクザ一家、野心家の流れ者 佐渡三代治、ヤクザ一家の後取りき じるしの王次。
作:井上ひさし
音楽:宮川彬良
演出:藤田俊太郎

江戸時代、天保年間の下総の清滝村を仕切る2軒のヤクザ一家、野心家の流れ者 佐渡三代治、ヤクザ一家の後取りき じるしの王次。
ロミオとジュリエットのような悲劇のカップルとか、娘たちに裏切られるリア王のようなヤクザの親分とか、シェイクスピアの37の戯曲を詰め込んだ絢爛豪華なミュージカルです。
井上ひさし作品の特徴なのか韻を踏んだり駄洒落だったりの言葉遊びがいっぱい出てくるのですが、咄嗟に判らない難しい言葉もあります。
でも舞台の両サイドに電光ボードがあってそこに(全てではないけど)「セリフが“文字”で表示されて助かりました♪
佐渡の三代治(浦井健治)がしゃべりっぱなしというか、ものすごい量のセリフと歌でいつ息を吸うのか?と思ったくらい。
王次(大貫勇輔)はしなやかで大胆なダンスにうっとりでした。
話は悲劇的ですが、歌って踊って“絢爛豪華”な舞台でした。
舞台 「陽気な幽霊」のニュースを見てどっかで聞いたことある話だなぁと思ったら
「ブライズスピリット」なんですね。
田中圭の主演舞台『陽気な幽霊』東京・大阪・福岡で、先妻と後妻の嫉妬が渦巻くブラックコメディ - https://t.co/aN23H2n5mq pic.twitter.com/0dOTMV6tmm
— Fashion Press (@fashionpressnet) January 22, 2025
「ブライズスピリット」なんですね。
5月かぁ。
ちょっと心がざわついております。
3月、4月に観る予定のお芝居のチケットを発券してきました。


まつとおね
能登演劇堂
ミュージカル昭和元禄落語心中
大阪フェスティバルホール
蒙古が襲来
穂の国とよはし芸術劇場PLAT
の3作品。
お芝居関係ないけど、昔昔購入したアルバム“シカゴ Live In Japan”(1972年)は大阪フェスティバルホールのコンサートの収録でした。
申し込んであった「ミュージカル 昭和元禄 落語心中」のチケットが
ダララララララ〜 🥁

ミゴトに外れた 

当選確率アップの権利も使ったんだけどあかんかったわ。
日曜日に一般発売があるけど、人気のチケットが一般発売で買えたためしなしやもんなぁ。
「天保十二年のシェイクスピア」が上演されます。
発券したチケットは


「けっこう前の方の席じゃない?、うぇーい」と思っていたら富山オーバードホールの大ホールって最前列がXA席でA席がすでに6列目じゃった。
私の席はもうちっと後になるけど、ん、割といい席だ。ありがたい 

井上ひさしの戯曲はだいぶ前に読んだことあるのですがお芝居を観るのは初めて。
楽しみです
9/19 スパイラルホールで「ボクの穴、彼の穴。」を観ました。



翻案・脚本・演出 ノゾエ征爾
翻訳 松尾スズキ
原作 デヴィッド・カリ/セルジュ・ブロック
〈ボクチーム〉
ボクA 上川 周作
ボクB 井之脇 海
〈彼チーム〉
ボクA 窪塚 愛流
ボクB 篠原 悠伸
ふたり芝居を2チームで上演します。
私が観たのは〈ボクチーム〉です。
戦場に1人残された兵隊のボク。穴にこもって息を潜めときどき敵の穴めがけ銃を撃つ。
手元にあるのは銃と少しの食糧と戦争のしおりでしおりには“敵は血も涙もないモンスターだ。敵を殺せ”と書いてある。
ボクA とBが代わりばんこに登場して孤独な思いや戦いの不条理を叫びます。
会話というよりそれぞれの独白なのですが会話している以上に息がぴったりでした

やがて「しおり」の内容に疑問を抱く。
敵は本当にモンスターなのか?敵も自分と同じ人間でふたり同時に戦いをやめたら戦争は終わるんじゃないか?と思い始めるのです。
原作を読んでみましたら64ページと薄い本でしかも絵本なのでさらに短いお話。これがお芝居になったと言うのはちょっとした驚きでした。
過去に2度(2016、2020年)上演されていて今回3度目だそうです。
劇場前にはお花がいっぱいでした。

9/18 シアタートラムで「球体の球体」観ました。

脚本・演出・美術:池田 亮
本島 幸司 :新原 泰佑
35年後の本島幸司:相島 一之
岡上(キュレーター):前原 瑞樹
日野グレイン :小栗 基裕
舞台中央に天井まで届きそうな赤いタワーがあって、客席に着く前に「舞台に上がってご覧ください」と誘導されます。
お客が舞台に上がれるなんて滅多にないことなので開演前から気分が上がります。
タワーはよく見ると“ガチャガチャ”(カプセルトイ)の機械をいくつも組み合わせて作られていて作者は本島幸司。
タイトルは“Sphere of Sphere”。
展示されているこの場所は独裁国家の央楼国の央楼美術館です。
2059年の本島が、ホログラムを使って作品解説と央楼の大統領になった経緯を語りだします。
冒頭本島と岡上の「どこでパイプカットした」とか「どこそこの医者がおすすめ」と会話していて「?」だったのですが遺伝子、種の保護、優生学など色んな将来の問題を暗示していて赤いタワーはその象徴でした。
ユーモアたっぷりにさらっと描かれていたけど人が「命」をコントロールする未来ってどうなんだろう。
新橋泰佑のダンスがしなやかで美しかったです。
『#球体の球体』全公演終演しました!
— 池田 亮 _ Ryo Ikeda (@yyyry_ikeda) September 30, 2024
日々シアタートラムでの空間に影響を受け、何が出るか分からないガチャガチャのように決めずに変わり続けました。どの回も皆様の中で今後も変わり続ける作品になれましたら。
キャストスタッフ関係者、そしてご来場いただいた皆様、心より感謝申し上げます。 pic.twitter.com/QhUlaaqMMY
9/18 世田谷パブリックシアターで観劇。

キャリル・チャーチルの2つの戯曲を一挙上演。
といっても「もしももしせめて」が25分、「ア・ナンバー」が65分と短い芝居です。
「ア・ナンバー」の方は2年前に戸次重幸、益岡徹で上演された際の名古屋公演を観ました。
A・NUMBER ア・ナンバー (2022年)
「もしもしせめて」
愛する人を失った男(大東駿介)は「もしあの時ああしていたら、こうしていたら」と後悔に苛まれている。
そこへ過去と未来の亡霊(浅野和之)が現れる。
「ア・ナンバー」
ソルター(堤真一)の元を訪れて会話する3人の息子たち(瀬戸康史)。彼らはクローンで生まれて、クローンは19人いるという。
どちらのお芝居もちょっと難解でものすごい量の会話劇です。
俳優さん同士ががっつりぶつかり合う熱量に圧倒されます。
そしてなんだかよくわからない状態で突然ぱっと終わる。
取り残されたような気もするけど、色々想像する機会をもらった?気がします。
13日の金曜日、富山県魚津市の新川文化ホールでヨーロッパ企画の「来てけつかるべき新世界」を観ました。


ヨーロッパ企画のお芝居は初めてですが、映画「リバー流れないでよ」やドラマ「時をかけるな恋人たち」がすごく面白くてその世界観が大好きです。
富山公演があると知ってぜひ観たいと思ってました。
舞台は通天閣の見える大阪新世界。
串カツ屋、床屋、ラーメン屋などが立ち並ぶ下町の風景。
口の悪いおっちゃんや一言多いおっちゃん、怒りっぽいおっちゃん(おっちゃんばっかやな
)が串カツ“きて屋”の前でたむろしてます。

きて屋の看板娘マナツの父は態度のでかいヒキコモリ。
空にはドローンが飛びまくりラーメン屋の出前もドローンで。(空からスープが降ってくると文句言われるけど)「ロボットに仕事を奪われる」とかAIが意識を持ったとか暴走した等々、近未来を描いたSF人情喜劇です。
下町のおせっかいなひとたちがわちゃわちゃガチャガチャ、関西弁が高速キャッチボールのようにぽんぽん飛びまくり、笑いっぱなしであっという間の2時間でした。
今日は富山県魚津市のミラージュホール│新川文化ホールでヨーロッパ企画の舞台「来てけつかるべ新世界」を観ました。

面白かった〜 

相方運転の車にてただいま帰宅。
助手席で座ってただけ
とはいえ疲れたのでもう寝ます。

破門フェデェリコ くたばれ十字軍 の後、新宿に移動して紀伊國屋ホールで「朝日のような夕日を連れて2024 」を観ました。

本屋さんの奥に入るとそこには劇場が!
めっちゃ気分が上がります。
舞台はおもちゃメーカーの“立花トーイ”
新製品開発売り出しのため技術者、営業、部長、社長が入り乱れ意見を戦わせるのですが…
1981年初演、その後何度か再演されているお芝居ですが、立花トーイが開発するおもちゃや時事ネタはその時代を反映したものだそう。(2024はVRのおもちゃ)
その時代時代で全然違う内容になっているようで過去の舞台も観てみたくなります。
5人の演者さんが喋りっぱなし、会話(というか叫び合い)の超高速キャッチボールにはびっくり。
さらにダンスやら器械体操?やら動きっぱなし、跳ねっぱなしで息がぴったり合った美しい動きに見惚れてしまいました。