くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

3ケタのお見送り。

2013-03-10 | 日記

                            

幼ななじみの母上の お葬式に参列しました。

母上は満年齢で 享年100歳と4ヵ月 とのことで大往生と言えます。

わが母が80代半ばを思えば 同級生の母上としてはずいぶんお歳を召しております。

それもそのはず 彼女は6人兄姉の末っ子なのです。

喪主は長兄の80歳ということになり 末っ子が60歳を越えたことを思えば

母上は十数年間に6人の子供を産んだことになります。

産んで育てて 教育をつけ社会に送り出す と1人を仕上げるにも大変な過程を

6人分されてきたことを思えば 頭がさがります。

しかもその6人が 1人も欠けることなく100歳母の葬式を上げる ということは親孝行でもあります。

このお葬式で 現役時代の同僚に会いました。

積もる話の中で彼が言うには 昔の上司が3-4年前に大往生し 高齢の奥さんが1人残されました。

3人の息子は定年退職後県外に住んでおり いろんな事情で母を引き取れず また母もよそへは行きたがらず

1人になった母の家へ 3人がそれぞれ3ヶ月ずつ住み込みで世話をしている と言うのです。

1番遠くは北海道 ほかの2人も本州に居をかまえた現在 3人がこのローテーションをきっちり守り

彼らにとっては両親と暮らしたなつかしい実家に 単身赴任で3ヶ月間母と暮らす とのことです。

娘が母の世話をするならともかくが 息子が母とともに住み 次の世話人が来たら駅伝のごとく

「 ほならよろしゅうにね 」 と母を渡し 決してタスキが途切れることはありません。

家へ帰った彼らは6ヵ月後にまた 出番となります。

ふ~ん  と感心して聞きました。

今日見送った友人の母も 駅伝の息子と暮らす母上も 幸せなことだね と思いつつ帰りました。
 
                 
                            

好きな女優さんの1人である 樹木希林さんが 第36回日本アカデミー賞の

最優秀主演女優賞を受賞したとの報道です。

受賞後の舞台あいさつで 「 全身がんなので 来年の仕事は約束できない 」

とこれは希林さん独特のジョークとは思いますが

自身でもがんの数は把握しておらず 具体的な治療法は行っていない とのことです。

まだ70歳になったばかり 3ケタまでは難しくても まだまだ映画 ドラマ CMで活躍し

ファンを楽しませてほしいものです。
   

             

            

コメント (10)
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