くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

土佐のかんしょう。

2014-05-09 | 日記

皆さまのblogを見ると 美しい花の写真には ちゃんと名前が書かれてあり
詳しいねと いつも感心しますが この花の名前を 私は知りません。                      

野生の花で ツルが巻きつき咲く花は 花の付け根に蜜があり その昔学校
からの帰り道に 花を取っては蜜を吸いました。


『かんしょう』  という日本語は 漢字を見てもたくさんあり 日常使うとしたら
絵を鑑賞する 他人のプライバシーを干渉する などは使いますが ここ土佐の
場合は  かんしょう  は別の意味でも使われます。

これは方言というか 土佐独特の言い方と思われ 漢字はないと思います。

きれい好きな人はおりますが それも特にきれい好きな人 病的なきれい好きを
「 あの人は  かんしょうじゃね 」  と表現します。

なぜここで 土佐のかんしょうが出たかというと 私の尺度で かんしょうじゃね
と思う人がおりますが その人の新しい かんしょう情報が入ったからです。

この人はきれい好きで 家の中はもちろん いつ見てもちゃんと掃除がいき届いて
なんどき来客があっても 慌てることはありません。

老夫婦2人のお住まいは 老人臭がこもってはいかんと いつもお茶の葉を香炉で
くすらせ 家中の空気もさわやかです。

スーパーで卵を買った場合 家へ帰って普通の人は そのままパックごと冷蔵庫へ
となりますが 彼女は1つ1つ きれいに洗剤で洗った後 冷蔵庫へ仕舞うのです。

昔の農家が飼っていたニワトリの卵は 卵へフンが付いていたりで汚かったけれど
売っている卵は 専用の液で洗いその後出荷するらしく 洗う必要はありません。

そんなことは知っていても  洗わずにはおれん!  という かんしょうです。


もう1つ 男性のかんしょうも 知り合いにおります。

彼は社員食堂や外食時に 例えばカレーを食べるときでも スプーンは使わず割り箸で
食べるのです。

だれの口に入ったか分からんスプーンは 洗っても とても自分の口に よう入れんという
理由で 割り箸なら安心ですが しかし今のご時世 食べ物屋に置いてあるのはどの店も
洗ったお箸となり  それならこの場合 どうすればいいのか‥‥

あの〜  割り箸ください  勇気をもって言うそうで ぶすっとした店員が出してくるらしい。

かんしょうですから 彼は当然 人さまよりもひんぱんに ごしごし 丁寧に手を洗うわけで
彼の指は 指紋が消えていたという 目撃証言もあります。

上記の異様にきれい好きは 土佐では  かんしょう男とか かんしょう病(やまい) などと
人は言いますがね。

外が薄暗くなりました。

かんしょう男から見れば  不潔じゃね~  ときっと言われる 老夫婦は晩ご飯です。
                         

                        
                       

                      
                 
 

                       

コメント (36)
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