実家近くにあった おばあさん1人住まいの家は 主が亡くなってから
取り壊されて 家はもうありませんが 庭の栴檀の木が残り 花が満開です。
あたり一面にいい香りが漂い 思わず1枚撮りましたが 画像が悪いですね。
栴檀は双葉より芳し といわれ 栴檀の双葉は香ると認識しておりましたが
あれは 白檀(ビャクダン)であったと この歳で知りました。
私が小学校時代は ほとんどの学校が木造で 校庭の片隅には 申し合わせたように
栴檀の木があり 毎年 うすむらさきの花を咲かせましたが おびただしい数の残骸が
校庭に落ちて 雨のあとなど 掃除当番はたいへんでした。
その栴檀の木の下には これも申し合わせたように 二宮金次郎がタキギを背負い
本を読む銅像が立ち その横には 白い百葉箱がありました。
二宮尊徳翁 幼名金次郎は 確か 昔の1円札のモデルにもなっており 勤勉と倹約の
象徴ともなりましたが 現代の立派な鉄筋の校舎には まず見かけることがありません。
金次郎の時代とは 時代が大きく違って 交通量も多くなっており 本を読みながら歩くと
危険ではありますが 銅像撤去は 寂しい気もいたします。
双葉の頃より芳しかった子どもは 成長して ノーベル賞を授与されるような 優秀な
人物に育つ人もいる反面 子ども時代に 神童と呼ばれた芳しい子どもが 大人になって
犯罪者になった 某オカルト教団の例もあります。
AKBの握手会に のこぎりで切りつけ 相手に怪我をさせた男の 母親のインタビューが
映りました。
もちろん顔は出ませんが 母親が語るに 息子は歌が好きでもなく AKBのファンだとも
知らず 未だに信じられない どうしていいか分からない とおろおろ答えておりました。
こんな犯罪があるたびに 犯人の母親に報道が集中し その母親の心中を思うと 母親も
わが子のしでかした犯罪に大きな衝撃を受けており 怪我をした相手や 世間を騒がせて
申し訳ないと 針のむしろのはずで そっとしておいてやりなさいよと 毎度のこと思います。
双葉の頃より 芳しくなかった私たち夫婦は 超エリートにもならず いや なれずですね
今のところ まだ犯罪者にもなっておりませんが 狙われることも まずないでしょうけれど
最近また増えているという 振り込め詐欺に気をつけて これからを生きることになります。
老人になると 被害者側に立つだけでなく コンビニなどで おまんじゅうを万引きしたり
好きな異性をストーカーして 通報される老人が これが結構いると聞くと こちら側にも
入らぬように これも気をつけねばなりません。