11月26日、日経夕刊、画家高橋秀さんのインタビューから。
「それにしてもアーティストは幸せだとつくづく思う。まれに美の女神に出会うことがあるから。制作に没頭しているときは、自分の存在も構えも力みも念頭にない。時空を超えて無我の境地に至るのです。そんなとき、そっと背中を押してくれる女神の存在を感じることがある。めったにないのだが、全身がキーンと凍るような思いの会心の作が生まれたときなど、ひしひしと背中に美の女神を、ぬくもりとして実感する。深い感謝の念とともに、彼女と踊り舞っている夢のような時間がいとしくて、私は絵筆を持つのかもしれない。」
この境地は音楽の世界でも全く同じであるだろう、と思った。
「それにしてもアーティストは幸せだとつくづく思う。まれに美の女神に出会うことがあるから。制作に没頭しているときは、自分の存在も構えも力みも念頭にない。時空を超えて無我の境地に至るのです。そんなとき、そっと背中を押してくれる女神の存在を感じることがある。めったにないのだが、全身がキーンと凍るような思いの会心の作が生まれたときなど、ひしひしと背中に美の女神を、ぬくもりとして実感する。深い感謝の念とともに、彼女と踊り舞っている夢のような時間がいとしくて、私は絵筆を持つのかもしれない。」
この境地は音楽の世界でも全く同じであるだろう、と思った。