昨夜からやや強い雨が降り続いている。朝6時の外気温10度、室温17度、湿度40%と、暖かい朝だ。
雨に煙る庭の紅葉したメグスリノキを見ながら、コーヒーをすする。朝食は、いつも通り、果物ジュースを飲んだ後、ゆっくり食べる。
雨の中、PJmamaさんがお越しになった。今日は雨なので愛犬ジャスパーは家でお留守番だ。先日行かれていた、エーゲ海クルーズの話をお聞きする。イタリアからギリシャ・ローマの遺跡などを巡る旅はなかなかおもしろそうだ。経費も思っているほど高くないので、一度、行ってみたい航路である。
その後、雨の中、アダージョの森をご案内した。カエデ類がもう少しで紅葉の最盛期を迎えようとしてる。この雨でホウノキの葉が道に一面に落ちていた。部屋に帰って、来春に向けた庭づくりなどの話をする。話は尽きないが、12時過ぎお暇された。
昼からは、雨がやんできた。妻は、今日は臨時の陶芸教室があるので送って行く。私は、大泉のペンション「セレナーデ」であるレコード鑑賞会に参加した。
今日は、ハイドンの交響曲第48番ハ長調「マリア・テレジア」カール・ミュンヒンガー指揮、シュトットガルト室内管弦楽団、第100番ト長調「軍隊」、101番ニ長調「時計」モーゲンス・ヴェルディケ指揮、ウィーン国立歌劇団管弦楽団を聴く。「マリア・テレジア」は初めての曲だが、ほとんどモーツァルトの曲のようだ。ただ、清澄さが更に深い気がした。「軍隊」は、今日では決して名付けないような曲名だ。おそらく、その当時には「軍隊」という響きは、厳かさがあったのでろう。「時計」は、今フルートで練習している前打音の効果、演奏法がよくわかる楽しい曲だ。
その後、8人の参加者でもろもろの音楽関係の話となる。今日聴いたハイドンの曲について、話がほとんど深まらなかったのが残念だった。
環陶芸工房に妻を迎えに行くと、大きな器を削る作業が終わっていた。作陶にこられている生徒さんお二人は、神戸出身の方で、久しぶりに関西弁が飛び交う楽しい話になった。
アダージョの森に帰りつくと大分薄暗くなっていた。今日の夕食は、海老フライの盛り合わせ。少し脂分の取り過ぎになったかな。