汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 純情の死

2009年12月21日 | 初期中期の詩
慈しみの影に廃れた
藍色の空の向こうへ
苦悶に拉がれた表情を
あなたの胸の中へ宛がえば
苦渋に悶絶する少女の艶美な眺めも
奇跡に殉じた浅はかな純情に哄笑する快楽に
今は苛まれている

孤独に向き合う悦びも
辛辣さによじ登る悦楽の感情も

全ては真実

宵の明星の陰影に朽ちていった
欲望丸出しの薄汚い奴隷に唾を吐き捨て
青春を謳歌する為の存亡の憤りに
どれだけの屍が蛆に喰い尽された事か

怒涛に叫びを上げる
狂気に満ちた狂人たちの言霊
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