冷たい風に煽られて
揺り動かされる心情に
氷のように冷たい頬に触れる哀しみ
虚け揺れるオルゴールの旋律が
いつか落としてしまった時間の小片の
陰影を映し出し、老い耄れた小悪な眼差しが
蕩けて行きそうな追憶の日向に眠る小動物を
暖かな掌で愛撫するように
優しく辺境の土地へと連れ立って逝ってしまう
喜び空しく朽ち果てる欲望が
この上ない浄土に通じる途に転がっていて
苦しみに囲い込まれた災厄に身体中を抓まれて
在りし日の幻想に夢の祭壇は
花を咲かせ、取り憑いた幻に更なる意味を付足す
揺り動かされる心情に
氷のように冷たい頬に触れる哀しみ
虚け揺れるオルゴールの旋律が
いつか落としてしまった時間の小片の
陰影を映し出し、老い耄れた小悪な眼差しが
蕩けて行きそうな追憶の日向に眠る小動物を
暖かな掌で愛撫するように
優しく辺境の土地へと連れ立って逝ってしまう
喜び空しく朽ち果てる欲望が
この上ない浄土に通じる途に転がっていて
苦しみに囲い込まれた災厄に身体中を抓まれて
在りし日の幻想に夢の祭壇は
花を咲かせ、取り憑いた幻に更なる意味を付足す