汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 真実

2010年01月04日 | 初期中期の詩
屈強な思い入れに温存する生気の潮流
苛まれた温情は、何処とない心情の揺らぎに
揺らめいていて、劣悪な純情の兆しが
この世に蔓延る露骨な声望の混濁に
色めいている

訪れる先の混沌など
覗いても窺い知れない真実のように
闇雲に露散していく滴が何か虚しく
この身体を痛め付ける

この上ない幸福の要とは
顕著に現れた精進の幻影に振り回される
振子のように、鏡に映された非対称な実像
を認識することから始まる

顕在している慣わしの存続に
唐突な変容の兆しが現れて
天に吹き荒れる砂塵に塗れた虚像
浸透していく敬虔な宗派の律動
そして、その全てを混合していく
道化の舞を待ち侘びている人民共
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