汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 木漏れ日

2010年01月17日 | 初期中期の詩
日和和やかな光を浴びて
憂鬱な朝の木漏れ日にたゆたう幻想は
流れるような情緒の揺らぎの
燃え行く儚き夢の惨劇に消えて行く

全てが寝静まった後の静寂のまどろむ
仄かに木霊する春の調べ

息吹を感じた淋しさに塗れた言霊達は
あなたのすややかな寝息を立てる柔らかな素肌に
そっと雪のような切なさを携えて優しく降りかかる

燦然と煌いている
命の計らいは、求めつづける空しさに包まれて
今なお遠くで囁き掛けてくれるあなたの存在を
待ちつづけている
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