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霧の中の金木犀

2013-10-08 | まち歩き

 早朝は濃霧。6時頃よりやや晴れて、9時過ぎには晴れて青空が広がった。気温も上昇し、10月としては珍しい(仙台で)夏日との予想・・予想通り暑くなった。
 朝霧の中を散歩していたらキンモクセイの香りがする。2~3日前にはまだ蕾で、少し香りが漂っていた。強い香りなので、もう咲いているのかと霧の中を捜したら、やっぱり満開だ。

Asagiri31008
 霧に包まれた町

 早朝は、
 数軒先も見えない程の濃霧

 霧の中に、
 新聞配達のバイクのライト
 交差点の信号機 


 キンモクセイ(金木犀)の香りは開花している時に強く、10m20m先からでも香る。でも花が咲き、強く香る期間は長くはない。
 花から強い芳香を放つ庭木は、ジンチョウゲ(沈丁花、花期2月末~3月始め)、クチナシ(梔子、花期6月~7月)、とこのキンモクセイ(金木犀)が代表格だ。
 キンモクセイ(金木犀)は雌雄異株。日本には雄株のみの渡来(中国が原産)なので結実しない・・残念だな。名(キンモクセイ:金木犀)の由来は、黄色(金色)の花を付け、樹皮がサイ(犀)の皮膚に似ているからと言う。白い花を付けるギンモクセイ(銀木犀)があるが、キンモクセイの原種との事。

Kinmokusei310081 キンモクセイ(金木犀)
モクセイ科モクセイ属
常緑小高木
江戸時代初期に渡来(雄株のみ)
開花期は9月下旬~10月中旬
花は淡いオレンジ色、花径は数mm程度
枝にビッシリと大量に咲く
散った多量の花びらがオレンジ色の絨毯の様に広がる・・見事


Kinmokusei310082 Kinmokusei310083