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がん患者の4割は自覚症状なくて発見

2013-10-14 | 健康・病気

 本年の始めに発表(2013年2月)された、厚生労働省の「受療行動調査」での結果。
 調査は、2011年10月に全国500病院(総数192,885、有効回答150,620)を対象に実施した。このうち、がん以外も含めた病名が分かる外来患者約3万1千人の回答を分析したところ、がんと診断された外来患者のうち、約4割が”自覚症状がなかった”と回答していた。
 回答
  自覚症状がなかった   41.5%
  自覚症状があった    48.1%
 自覚症状がなかった人の割合
  気管・気管支・肺がん  54.9%
  前立腺がん        53.8%
  胃がん           49.9%
  乳がん           37.2%
 自覚症状がないのに受診した理由(全ての病気について)
  健康診断(人間ドック含む)で指摘された  37.8%
  他の医療機関で受診を勧められた     19.6%
  病気ではないかと不安に思った       12.7%
  その他                      24.4%

 

 秋らしく青空が広がったと思ったら曇り空、雨なぞも降ったら、”何とか”と秋の空になってしまう。これが今日の天気。
 近所の幼稚園の庭隅に植えられている柿の木。ずっと緑の葉が付いていたから柿が付いているとは思わなかった。で、数日前に見たら黄色に熟した柿が付いていた。緑から黄色になったのは短い期間だったんだ。と、思って見ていたらもう綺麗に1つも付いていない。・・短い鑑賞期間だった。
 柿は日本原産の果物と言われるが、中国から氷河期の終わりに渡来した説がある。現在の様な大きな柿は奈良時代に中国から渡来したのではと考えられている。いずれにせよ、縄文・弥生時代の遺跡から種が出土するほど古い時代から愛された果物である。名(カキ)の由来は、秋に「赤く」なる葉と「黄色」になる果実から、あかき(赤黄)→かきと転訛説がある。
 因みに、果樹に実がなるまでの言に、桃栗三年、柿八年、梅は酸いとて十三年、柚子の大馬鹿十八年・・・がある。

Kaki310141 カキノキ(柿の木)
カキノキ科カキノキ属
落葉樹
雌雄同株
雄花と雌花が別々に咲く
開花期間は5月~6月
花は白黄色で目立たない
果実(柿)は秋に橙色に熟す
柿の品種は千種を超える程に多いと言われるが、渋柿と甘柿に大別される
本来の柿は渋柿で、甘柿は渋柿の突然変異種と考えられている
甘柿は日本特産の品種で、日本初の甘柿は1214年に現在神奈川県川崎市麻生区にある王禅寺で発見された「禅寺丸」とされている


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