世界保健機関(WHO)の専門機関の国際がん研究機関(IARC:International Agency for Research on Cancer)は、大気汚染ががんの原因になるとする初の研究結果を発表した(10月17日)。
IARCは過去数十年にわたり、100万人以上を対象に研究を実施し、大気汚染と肺がんなどの発がん性には科学的根拠があるとした。2010年には、世界で22万人余りが大気汚染で亡くなったとの推計。
◆粒子状物質
一般的に、マイクロメートル (μm)サイズの固体・液体の微粒子を言う(1μm=0.001mm)。
大気汚染物質(=粒子状物質)として、家庭用暖房や焼き畑農業などの燃焼煤、土埃(黄砂など)、工場などの粉塵、車の排ガス、化学溶媒などの揮発成分が大気中で変質してできた粒子など。
サイズ分類には、PM10(浮遊粒子状物質;粒子径が概ね10μm以下)やPM2.5(微小粒子状物質;粒子径が概ね2.5μm以下)がある。これらは、健康への悪影響が大きいと考えられており、世界の多くの地域でPM10・PM2.5の大気濃度が大気汚染の指標とされている。
環境省では、中国からのPM2.5による大気汚染について、本年(2013年)2月に、「1日の平均濃度が”70マイクログラム/1立方メートル”を超えると健康に影響を与える恐れがあるとし、この数値を超えると予測された場合、都道府県などが住民に外出などを控えるよう注意喚起する」とした暫定的な指針をまとめている。
今日も朝から雨。畑に玉ねぎの苗を植える準備が終わっているが畑に入れない・・でも明日は晴れの予想。
雨に濡れている散歩道。木や草の緑も雨に濡れて輝いている、紅葉・黄葉や落葉が始まるから緑を楽しもう。
緑の葉に囲まれる様にオレンジ色のスズランの実が見える。この実は秋が深まると赤くなり、葉は枯れる。因みに、スズランは株分けで殖やすが、実でも殖やせると言う。でも、実生では5年以上でないと花が咲かないとの事・・育てた事がないので分からない。
スズラン(鈴蘭)
別名:君影草(きみかげそう)
谷間の姫百合(たにまのひめゆり)
ユリ科スズラン属
多年草(宿根草)
丈は15cm~20cm
花期は4月~6月
芳香のある鐘状の白い花を付ける
花色がピンクのピンクスズランもある
スズラン属の日本在来種は北海道を代表する花として知られるが、良く栽培されるのは大型で育てやすい欧州原産種(ドイツスズラン)と言う。