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植物の開花タイミングの遺伝子を発見

2013-10-16 | ニュース

 報道によると、京都大の遠藤求助教らは、植物の花が咲くタイミングを決める遺伝子を発見したとの事。これによって、花の促成栽培や農作物の収穫時期を調節したりできる可能性があると言う。
 研究チームは、長日条件や連続明条件で花成が遅延するシロイヌナズナ変異株に着目。シロイヌナズナ(白犬薺)はアブラナ科シロイヌナズナ属の一年草で、植物のモデル生物となっている(2000年12月に植物としては初めて全ゲノム解読が終了)。
 遺伝子(遺伝子数は約2万6000個)を調べたところ、花成ホルモン量を調節する「PHL」遺伝子の働きが失われていた。「PHL」遺伝子の働きを抑えて開花を遅らせれば、アブラナ科の大根や白菜など長期間に収穫できるようになる。

 

 台風の接近で関東地方・東北南部は大荒れの天気となった。東北南部も大風と多雨の予想だったが、予想より東にずれたから午後3時頃には一時陽が射すほどに回復は早かった。でも気温はコート1枚必要な程に低い。
 先日、今月上旬の記録的な暑さの故か、桜が咲いたとの報道があった。散歩道で、桜ではないがシャリンバイの花が咲いているのを見つけた。枝先に花と実が一緒に付いている。開花は、やはり気温のせいなのかな。
 名(シャリンバイ:車輪梅)の由来は、枝が車輪軸から放射状に出る様子と、白い5弁の花が梅に似ているからとの事。

Sharinbai310161 シャリンバイ(車輪梅)
別名:花木斛(はなもっこく)
バラ科シャリンバイ属
常緑低木、樹高は1m~5m
葉は枝先に集まる
葉は厚く艶がある深緑色で楕円形
開花時期は5月~6月
(秋に開花するのを見かける)
枝先に沢山の白い花を付ける
花後に径1cm位の球形の実を付ける
車輪梅は大島紬(奄美大島の特産品)の染色に利用される。樹皮はタンニンが多く、これを煮出した汁と鉄分の多い泥土につけて発色させる


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