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植物の葉に超音波を当てて水分量を判定

2015-07-07 | 園芸
 桐蔭横浜大学の杉本恒美教授らは、「植物の葉に超音波を当て、その揺れ方から水が不足気味かどうかを判定する」技術を開発した(6月22日、新聞記事)。
 植物は水分量が減ると茎の強度が落ち、揺れ方が変わって周波数が下がる。新技術は特殊なスピーカーで植物の葉に超音波を当て、それに合わせて葉が揺れる周波数を検出用レーザーで調べる。これでコマツナを調べると、光合成や呼吸など活動に合わせて昼夜の水分量が変動していた。水やりを止め、葉がしおれる数日前から昼夜の変化が小さくなることも分かった。
 水不足を調べる技術としては、土に水分センサーを差し込む手法などがあったが、土の情報しか分からず精度に課題を抱えていたと言う。今後はレーザーに代えて安価な音波センサーを使う手法などを検討する。
 この手法は、コンクリートの強度検査法を応用したもの。杉本教授は、コンクリート構造物の劣化を音波を使って検査する非接触音響探査法を開発している。これは、音波がコンクリート面を振動させ、その振動を振動計で計測し、固有振動(共振)を分析することで劣化を検出する仕組み。

 今日7月7日は、七夕の節句である。江戸時代に幕府が公的な行事・祝日として定めた五節句、人日の節句・上巳の節句・端午の節句・七夕の節句・重陽の節句である。
 天気は晴れ。今日の畑作業はジャガイモ掘り。全部を掘るのは疲れるから少しだけ。
 ジャガイモは、分枝した地下茎にデンプンが蓄えられて芋となったものである。この芋を掘り出す・・深さ15cm位かな。
 日本では、98品種が品種登録(2011年現在)されていると言われる。畑で植えたのは、ダンシャク(男爵)とメークインの二大品種。
 ダンシャクは、デンプンが多くホクホクした食感が得られるが、煮くずれしやすい。潰してから使う料理に適している。主に、東日本で主流の品種。
 メークインは、ダンシャクよりもねっとりしていて、煮くずれしにくい。煮て調理する料理に適している。主に西日本での消費が多い。
 ジャガイモ
 別名:馬鈴薯(ばれいしょ)、ジャガタライモ
 ナス科ナス属、多年草