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前立腺がん、「偽陽性」少ない検査技術の開発

2015-10-02 | 健康・病気
 男性だけにある前立腺(精液の一部を作っている臓器)。その前立腺がんの罹患数(全国推計値)は、約4.7万人で、死亡数は約1.2万人と男性がん死亡全体の約5%を占める。罹患年齢から「前立腺がんは男性高齢者のがん」と言われ、70代では10万人あたり約200人、80歳以上では300人以上になる。私は、男性高齢者であり「前立腺がん」を心配する年齢である。
 新聞記事(9月27日)から
 コニカミノルタは横浜市立大学の山下克子客員教授と共同で、従来より信頼性の高い前立腺がんの検査技術を開発した。現在のPSA(前立腺特異抗原)検査は、がんではなく、高齢者に多い前立腺肥大でも陽性になってしまうことが多いが、新検査法はがんのみを検出しやすい。
 新検査法は、がんになると増える特定の糖鎖が結合したPSAだけを測定することで、偽陽性を減らした。がんがないのに従来のPSA法で陽性と判定された前立腺肥大の31人の血液を検査したところ、22人を陰性と正しく判断した。検査の感度はPSA法と同じ。がんの9割を発見できる、と言う。
 ◆PSA(前立腺特異抗原)検査
 前立腺特異抗原(PSA:英Prostatic Specific Antigen)は、前立腺の上皮細胞と尿道の周囲の腺から特異的に作られて分泌される糖タンパクの一種。
 前立腺組織が壊れていなければ血液中に漏れ出ることは少なく、通常は血液検査で測定しても低い値(正常:0~4ng/ml)となる。しかし、炎症やがん(前立腺癌)になると細胞から分泌されたPSAは血中に漏れやすくなり、進行につれて血液中のPSA濃度は高くなる。このように、良性の前立腺肥大症や前立腺に炎症を起こした場合でもPSAは高くなるため、PSAが高い=前立腺癌とは限らない。

 天気は晴れ。北海道に居座っている爆弾低気圧の影響でとても風が強い。
 玄関前に植えられている”ローズマリー”に淡青紫色の花が咲いている。”ローズマリー”は、匍匐(ほふく)性種と立ち性種に大別でき、この鉢植えは匍匐(ほふく)性種(品種名は分からない)。
 ローズマリーはシソ科の常緑性低木で、瑞々しい細長い葉が特徴である。葉には芳香がある。消臭効果や抗菌作用などもあるので生葉・乾燥葉とも香辛料などとして用いられ、料理では肉の匂い消しなどに使われる。
 ローズマリー(Rosemary)
 別名:迷迭香(まんねんろう)
 シソ科ロスマリヌス属
 常緑性低木
 原産地は地中海沿岸
 花は年に数度咲くので何時も咲いている感がある
 花は1cm程の大きさで、枝の先端に付く
 ポピュラーな花色は青紫色だが、濃紫・ピンク・白などがある