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シャープと広島県、防蛾ランプを共同開発

2015-10-15 | 科学・技術
 シャープと広島県立総合技術研究所農業技術センターは共同で、夜行性の蛾類(夜蛾類)への電球形LED防蛾ランプを開発した。販売価格は電球1個5000円程度を見込む。
 夜行性の蛾(夜蛾類)は、農作物に卵を産み付け、幼虫による食害を引き起こす。この蛾の飛来を農薬を使用せずに防ぐ方法には黄色に発光する防蛾ランプ(従来は水銀灯や蛍光灯)の効果が認められている。しかし、蛾が活動する日の入り頃に光を当てると、菊や苺など光に敏感な農作物が、昼間が長く続いているなどと認識し、農作物の生育に悪影響を与える。
 開発した電球形LED防蛾ランプは、農技センターが保有するLED点滅光による防蛾照明技術と、シャープが保有するLEDの設計・製造および制御ノウハウを融合して実現した。LEDを光源に用いるので、長寿命化と低消費電力化が図られ、従来ランプでは困難だった点滅発光により、農作物の育成への悪影響を抑制する。消費電力は、従来の蛍光灯タイプの約13分の1で、電気代削減となる。

 今日も晴れ。風に冷たさあり、秋深まるの感あり。
 店頭には赤い”リンゴ”が並び出した。散歩でも”リンゴ”の木に”リンゴ”が赤くなっている。”リンゴ(林檎)”とは、バラ科リンゴ属の落葉高木樹、またはその果実。植物学上はセイヨウリンゴと呼ぶ。
 原産地はコーカサス地方(現在のトルコ東部)と言われ、古く(紀元前2000年頃)から栽培されている。日本で栽培されているのは、明治時代以降に導入されたもの。日本において、病害抵抗性・食味・収量などの品種改良が加えられた。
 生産量は全世界で6000万トン(2001年現在)、果物のバナナ(6900万トン)、ブドウ(6200万トン)、ミカン(6100万トン)に次ぐ量と言う。
 ”リンゴ”は、”カキ””ナシ””ブドウ”・・などと秋の果物の代表と言える。品種には、紅いリンゴ、黄色のリンゴ、青いリンゴがある。・・皆さんはどんなのが好きだろう。
 リンゴ(林檎)
  植物学上はセイヨウリンゴ(西洋林檎)と呼ぶ
  和林檎(わりんご)は江戸時代以前に中国から渡来したもの
 バラ科リンゴ属
 落葉高木樹、またはその果実
 開花時期は4月~5月
 花は5弁花、花色は白・ピンク
 果実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)
 食用にするのは花托(かたく:柄の上端で花弁・雌しべなどをつける部分)の発達したもの