進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

引き続き艤装メンテナンス中!だって愛車が…

2015年02月16日 | 艤装

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2月15日の日曜日、

風が強く、うねりも残りそうでしたが、ぐっちゃんは釣行予定でした。

しかし・・・、

  

  

わが愛車はご存知のとおりエスティマです。

土曜日の朝、車のエンジンをかけて買い物に行こうとすると…、

我が家の愛車・エスティマかのエンジン付近から、

「ジャカジャカジャカ・・・」

異音です。

ぐっちゃんにはなんとなく想像が付いていました。

以前オルタネーターの交換をしたときに、メカニックが予言していたからです。

「ウォーターポンプも怪しいですね~。」

 

そのときはまだ大丈夫でしょ、って事で交換や修理はしなかったのですが、

今回の異音はその当時とは比べ物にならない大きさ。

「これはやばいかも…。」

と思わせるのに時間はかからない、いやーな異音でした。

 

早速、トヨタのお店へ持ち込んでみると、

「ウォーターポンプが寿命ですね。」

ベアリングの損傷か、インペラの破損かわかりませんが、

「水漏れは起きていませんので、すぐにオーバーヒートとかはないと思いますが、

 できるだけ早く交換しないとエンジンまで致命傷になりかねませんよ。」

 

そんなことはわかっています。

では何が問題かというと、そのウォーターポンプの設置場所なんです。

エンジン右側の下にあります。

つまり、

「エスティマのウォーターポンプは、

 エンジンを降ろさないと交換できないんですよ。」

 

ええ、知っていましたとも。

そうです。前にエンジンが1気筒死んで5気筒になったとき、

上側ではなく下側の気筒だったので、エンジンを降ろして作業しました。

そのとき、ウォーターポンプの場所も聞いていたんです。

 

で、見積もりですが、

「部品代が15,000円ほどですが、工賃が12万円ほどになります(きっぱり!)

 

シャレになりません。

15,000円の部品を交換するのに120,000円の工賃ですって!!

 

ウォーターポンプの保障期間は5年ないし10万km。

ぐっちゃんのエスティマは9年目で14万kmです。

こうなったら、鬼のクレーマーに変身して、値切り倒すのみです!

 

「そもそも、メンテナンスが必要なものをエンジンの下に配置するのはいかがなものか?」

「2回も起こった1気筒が死ぬ事件や、オルタネーターの不良なんて、本来リコール物だろう?

 なのにこっちはお金を払わされて、おかしくないか?」

実際、気筒が死んだ事件は後日払った金額が戻されるという無償の扱いになりました。

どうやらこれは本当に準リコール扱いだったようです。

オルタネーター交換は奥さんが対応したのでお金を払ってしまいましたが、

このブログでも紹介したように4個もバッテリーをだめにしていて、

新車当時からきちんとした性能を発揮していなかったことは明白です。

 

整備記録を確認していた整備士君は、上司に掛け合うといってその場を去り、

その後、

「ウォーターポンプのほかに、周辺のベルト類を交換するとさらに20,000円ほどかかるんですが、

 それも一緒に変えてこのくらいでいかがでしょ?」

なんと、値切った本人もびっくりの美味しい値引き話を持ちかけてきました。

「まあ、その・・・、なんだ、消耗品だからいつかは壊れるわけだし・・・(おぬし、やるのぉ)」

「うーん・・・(悩むふり)、」

「じゃ、その値段で!(気が変わらないうちに)

交渉成立しました。

ただ、部品や代車の都合で修理は3月の始めしかできません。

しばらくはオーバーヒートに注意をしながらだましだまし乗るしかありません。

「くれぐれも、高速とか、長距離とかは控えてくださいね。」

「毎週房総半島の先まで釣りに行ってるんだけど、ダメ?」

「それで壊れても、お救いできませんね・・・。」

「とほほ・・・。」

 

というわけで、近距離のトロトロ走りならともかく、長距離の釣行はNGとなったわけです。

こんな出来事がありまして、15日も釣行断念となったわけです。

 

 

前ふりが長くなりましたが、そんなこんなで15日も艤装に勤しみました。

今回はこいつ。

クーラーボックスを入れるイレクターの骨組み。

見れば見るほど、ひどい錆で、一部パイプが膨らんではじけ、ジョイントもひび割れています。

 

今回もメンテナンスです。基本の構造は変えません。

まだでかいクーラーへの買い替えもしませんから、前回と同サイズで作ります。

 

まずはロッドホルダーを外します。

これは木ネジで固定してありましたので、電動ドリルドライバちょちょいっとやって外しました。

 

次に新しいイレクターパイプを寸法を測って切っていきます。

長いのが705mm、短いのが120mm、中間は300mmです。

今回は上側に赤色の矢印のジョイントを、下側に緑色の矢印のジョイントを使います。

上下ともに同じ緑色のジョイントなら、縦のパイプ(短いの)は90mmでOKですよ。

上のジョイントの形状を変えたのは、クーラーの出し入れをスムーズにするため(実際にはあまり意味無い)です。

前の骨組みから外したロッドホルダーと、

ボート釣り初期に使用し最近お蔵入りの3本タイプのロッドホルダーを使います。

全部で材料はこれだけ。

あっという間に骨組みが完成。

 

新旧を並べてみました。こちらは底側で、海水をたくさん浴びる場所です。

えらい差がありますね。

 

出来上がった骨組みにロッドホルダーを取り付けます。

前後にロッドホルダーがあった前のバージョンは車内で場所をとるため今回は変更。

ロッドホルダーは前と横(ボートの内側)になるようにしました。

 

もちろん、横側の3連ホルダーは取り外しが可能です。

3連ホルダーは内側につけるので、外れてもトラブルになりにくいはずですが、

さらに外れにくいように、上側のパイプにかますジョイントを倍増させています。

 

左右に渡す基本骨格の上に、11日に作った魚探台と、今回作成のクーラー用を重ねてみました。

前席側から見るとこんな感じになります。

 

こちらは逆側(後席側)からの写真。

実はロッドホルダーを横の内側につけるため、シートが干渉しないよう、

シートの取り付けをやや左側に変えるため、シートのジョイント用にパイプを追加してあります。

 

え、代わり映えしない?

そりゃそうですよ、メンテナンスですから。

でも、細かいところの使い勝手を考えた小改良はしていたりするんですけどね。

 

そして仕上げは・・・、

シリコン製の補修剤でジョイントとパイプのつなぎ目をコーキング。

できるだけ錆を起こさないようにちょっと奢ってみました。

コニシ バスボンドQ 50ml クリヤー
コニシ
 

 

 

11日の魚探台用イレクター、今回のクーラー用イレクター、

3mのイレクターパイプ2本と2m50cm1本を買ってきて、すべて使い切りました。

実際には残り物の短めのパイプも流用したので、もう少し多めに使っています。

こう考えると、イレクターの艤装もけっこう馬鹿にならない金額になりますよね。

ジョイントは1個90円~170円くらいです。

 

メインの左右を渡す骨組みも作り直そうかと思いましたが、

こちらは歴史が短いのでまだ大丈夫そう、ということで今後に持ち越しです。

 

さて、艤装のメンテナンスは一通り終了しました。

となれば、釣りに行きたくなるのが釣り人の性というものですが…、

冒頭に触れたように、しばらく釣りはNGです。

 

まあ、船検もあるし、確定申告もあるし・・・(あ、税金を払うのではなく、返してもらう申告ですよ)。

ブログネタを探しながらしばらく釣り抜きで頑張ります。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

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コメント (14)
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