5月20日土曜日、未明に降っていた雨は朝にはほぼ上がりましたが、
まだ霧雨が残っていました。
こゆきの世話をして散歩もして、自宅をゆっくり出発、
この日は前から気になっていたタナゴポイントをチェックしに行きました。
目指すポイントは千葉県野田市。
出発が遅かったので国道16号線がかなり渋滞していて、
けっこう時間がかかりました。
同じ千葉県なのですが、かなり遠くて50km以上あります。
手賀沼往復ぐらいの距離ですね。
目指したポイントはここです。
ネットで調べればわかるくらいの有名どころですが、
この日は全く人がいませんでした。
後から聞いたのですが、ここは水量が少ない時しか釣りにならないそうです。
この日は水が多くて流れもきつく、
そもそもバラタナゴの仕掛けでは釣りにならない状態でした。
ちなみにベストシーズンには常連がぎっしり並ぶそうで、
数百という数を釣る人もいるそうです。
秋からの釣り場という事なのかな?
季節が変わったらまた来てみたいと思います。
というわけでポイント探しはあっけなく終了。
この後どうしようか悩みました。
ほぼ帰り道にある手賀沼が堅い選択ですが、
ここはやっぱりお初のポイントがいい、
というわけで、やはり気になっていた野田の「タナゴの釣り堀」に行ってみることにしました。
先ほどのポイントから数キロ車を走らせ、
こんな狭い道路を通り抜けると、
ありました。
野田幸手園さんです。
野田幸手園さんはヘラブナ釣りでとても有名な釣り堀ですが、
タナゴ釣り掘もやっているんです。
ぐっちゃんがここに着いたのは13:00頃でした。
土曜日の午後だけなら800円です。
リーズナブルですね。
15:30で終わりなので、13:00からだと2時間半しかありません。
もう少し早く来たらよかったな~(笑)
葦の生えたホソが作られていて、
ここがタナゴ釣りのポイントです。
タナゴ師が2名、親子連れが1組先客でいました。
ぐっちゃんの後から家族連れがもう1組来ました。
親子連れは大声で「釣れた―」とか、
「あー、食い逃げされた!」とか大騒ぎ。
足元を釣るタナゴ釣りだけに大声は勘弁、とは思いますが、
まあ仕方ないですね。
葦と杭に囲まれたここに釣り座を構えました。
開始早々にアタリがあり、
ナイスサイズのタイリクバラタナゴのオスが釣れました。
輸卵管の出たメス。
ちょっと控えめなサイズのタイリクバラタナゴ。
それでもけっこうなサイズですけどね。
少し発色した体高の高いオス。
せっかくの釣り掘りなので、
2本タックルを併用しました。
1つは、ひなた2尺4寸に、
Kさんの仕掛け。
もう一方は、ティムコ幸釣零一二に、
タナゴんさんの仕掛けです。
結論から言えばどちらも釣れました。
アワセは短い方がやりやすいので「ひなた+Kさん」の方が釣りやすいのですが、
プロペラの動きがとても優秀な「幸釣+タナゴんさん」は、
釣っていて楽しいしアワセのタイミングを取りやすかったです。
アタリはひっきりなしにあるのですが、
なかなかかからず苦戦して、ツ抜けに40分ほどかかりました。
ちなみに外道は、
定番の「クチボソ」ですね。
モツゴやタモロコです。
クチボソが釣れだすとしばらく続きます。
また、大きなアタリがあっても乗らない時もありました。
これはミニマムなクチボソが餌を咥えて走っているのだと思います。
タナゴが釣れるときは連続して釣れるので、
群れが入れ替わって入るイメージですね。
また、クチボソ攻撃の際は少し離れた場所に餌を落とすとタナゴが食ってきたりしました。
こんな雑誌や図鑑に出てくるようなきれいなオスも釣れました。
15:30の納竿で45尾という結果でした。
2時間半ですから、時速20尾弱という感じですね。
同数かそれ以上にクチボソが釣れ、
後半はクチボソ比率が上がってタナゴが減りました。
弁当箱は満員御礼です(これでも全部じゃありません)。
常連師と少し話をしましたが、
冬はクチボソばかりでタナゴは少しだけだったと言っていましたから、
今がベストシーズンなのかもしれませんね。
朝からやれば束は堅いでしょうし、型がいいのでタナゴ特有の引きも堪能できます。
市原市の市原園も楽しい釣り堀ですが、
ホソの釣りという面ではより現実的な雰囲気を味わえます。
帰り道で手賀川の様子を見に行ってみたら、
白鳥の親子がポイントを独占していました(笑)
21日日曜日は久しぶりに外房で浮かぶことができそうです。
それではまた おやすみなさい