進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

5月第4週の奇跡、今年は起こるのか?

2023年05月29日 | NEO390 釣行記

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2記事続けて外房釣行記なんて、いつぶりでしょう??

5月27日土曜日、外房に浮かんでまいりました。

 

このブログを昔から読んでくれている方はご存知だと思いますが、

確変の5月第4週、あるいは祭りの5月第4週と呼んでいたりします。

どういうわけか、外房でヒラマサ釣りを始めた2013年以降、

5月第4週が最も爆発する日なんですね。

2人でヒラマサを10本以上釣り上げたり、

参加したボーター数名が全員ヒラマサを上げたり、と。

コロナ禍になってそのジンクスは一旦休憩していましたが、

今年は久々の制限が無い5月第4週です(笑)

ここ2年ほどはピークが少し前倒しになっている感がありますが、

とにもかくにも、何を差し置いても外房に行かなければならない、

それが5月第4週なんです。

 

天候を見ると、土曜日は波やうねりが残るものの風は穏やか、

日曜日は朝勝負で昼前から南風が強まりそう。

どちらを選ぶかと言えば土曜日でしょ、ということで、

中5日で外房登板となった次第です。

 

前週は5月第3週だったにもかかわらず撃沈しているので、

1週間で激変とはいかないかなーとは思いますが、

とにかく何かを期待させる5月第4週なんです。

 

気合を入れて2:00起き。

いつものコンビニに着いた時も、外はまだ真っ暗です。

 

日の出15分前に出航場所に着きました。

意外に時間がかかってしまった!

あれ?誰もいません。

なんと一番乗りです。

準備している最中にJBB280さんが到着しましたが、

出航まで2艇だけ(後から2、3艇参戦しました)でした。

 

日の出時間を少し過ぎて出航。

風はほとんどありませんが、波はご覧の通り。

そして写真ではわかり辛いですが、けっこうなうねりが入っています。

昨日までの荒れの残りかな?まだ台風の影響ではないでしょう。 

こちらの写真は少しうねりがわかりますかね?

 

この日は沖でベイトを探してジギングと決めていました。

キャスティングタックルは持って出ましたが封印です。

 

ジギングポイントはいつもの「釣れない反応」、

ぐっちゃんが欲しいのは上から下へ広範囲の層にベイトがいる状態です。

根周りではなく、ひたすらベイト探しです。

ここでひとつ、先週までと明らかに異なる点がありました。

それは潮流です。

今年の釣行ではいずれも逆潮で、東から西へ流れる潮でした。

実はこの逆潮はけっこう厄介で、

青物のポイントも変わってしまうし、そもそもあまり釣れないんです。

それがこの日は真潮でした。

西から東へけっこうな速度で流れています。

風と潮が逆なので相殺されるはずですが、

風が弱いこともあって、潮と同じ方向にボートは3km/hほどで流されます。

何がぐっちゃんをやる気にさせたかって、この真潮ですよ、マシオ!

 

ちなみに水温ですが、ほとんど20℃でした。

ジグや釣ったサバを追ってシイラが出没したりしましたし、

いよいよ夏間近ですね。

 

ジギングポイントは2流しほどでさっさと見切りをつけ、

沖にベイト探しに出かけます。

水深60m、80mではベイトは見つからず。

これは想定内です。

先週は潮の変わり目がはっきりしていてそこにベイトがいましたが、

この日潮の変わり目がほぼありません。

こうなると、どの深さまで行けばベイトがいるの?という事になります。

 

ほら、100mにいましたよ。

ディープジギングの範疇ですが仕方ありません。

一度ジグを底まで落として、2~30m巻き上げたところで「ドンッ」とアタリ。

ドラグは全く出ません。

細かいバイブレーションが70m下から伝わってきます。

そうです、

バーサーですね。

今日は少し手前(岸側)までバーサーが来ているようです。

 

ちなみに水深140mの反応でも、

バーサーです。

けっこうサイズは大きくて40cmくらいはあるのですが、

写真で見てもわかるように細いです。

 

これ以上沖に行ってもサバしかいそうにないので、

少し移動しながら上までベイト反応があるところを探すことにしました。

どうやってアタリをつけるかって?

それは、「鳥」です。

水深100mから140mの間に大量の鳥が飛んだり休んだりしていました。

鳥山っぽくなっている下には、

上層までベイトがいるのではという目論見です。

 

ここは水深135m、望遠で写しているので陸地が近く見えますが、かなりの沖です。

かなりの鳥の数ですが、ガンガン刺している感じではありません。

少しずつ鳥山に近づいて魚探をのぞき込みます。

 

おお、かなり広範囲ですね。

ジグを落とすと、50mくらいでピタッと止まりました。

バーサー。まあ、想定内です。

サバが暴れるので自分のルアーのフックで手を刺してしまうこと数回、

でも、魚触りたくないんだもん。

サバは全部リリースです。

 

相変わらず上層から底までベイト反応があります。

でも、ジグを落としても底までは届きません。

早ければ20mくらいで、

遅くとも100mくらいでジグの落下は終了し、

竿先にバイブレーションが伝わってきます。

テンションを緩めたりしてオートリリースをもくろみますが、

それでも半分くらいは外れずに上がってきます。

 

そんなサバゲーを繰り返していた時、

「ググンッ」

とアタリ。

当然鯖だろうと思ってはいますが、一応大アワセ!

「おりゃ!」

「グ、グググーーーーーン」(実際には音ではありません)

「ジ、ジジジーーーーーッ」(ドラグ音)

「・・・・・・?」

これはサバではありません。

3kgくらいのヒラマサならゴリ巻きできるレベルのドラグが鳴りました。

「ブリかな?」

最初はそう思いました。

かけたのは水深4~50mだと思います。

何度かドラグを鳴らしてラインを出されましたが、

主導権は渡さずに徐々に巻き上げてきます。

あれ?バイブレーション&横走り!

「これはブリじゃないぞ!」

そうなると…、

ありゃ、マグロさんじゃないですか。クロマグロですね。

メジマグロですが、けっこう大きいです。

自撮りするとさらに大きく見えますね。

実際には60cm強、重量は4~5kgだったと思います。

まあ、本当に大きければ片手で持って自撮りとか無理ですし(笑)

クロマグロは30kg以下はリリースが推奨されていますから、

このメジクロくんもリリース対象ですね。

180kgくらいに成長してまた釣れてきてください。

え、何で180かって?特に意味はありません。

強いて言えば、若いころに180SXに乗っていたからかな(笑)

 

気を良くしてさらに大物を狙います。

マグロがいるならヒラマサやブリもいるはず。

要はサバを避けて青物に食わせればいいわけで…、

そんなに甘くないですね。

 

あっさり書きましたが、実はここまでにサバを10本以上上げています。

しかも半分は水深100mからの巻き上げ。

腕が悲鳴を上げています。

後でまたサバゲーはやるとして、

一旦浅場に戻ってひとつテンヤをやりましょう。

いつもと異なり西のポイントに向かいました。

餌はマックスバリューで買ったバナメイエビ。かなり大きめ(笑)

 

でも釣れました。アカハタ。

 

ちょっと色味が違いますが、これもアカハタ。

 

今度はカサゴ。

300円分のバナメイエビは根魚の他にベラにも食されて、

あっという間になくなりました。

真潮とは言え3km/hでボートが流されるので、テンヤも釣り辛かったのですが、

先週よりも明らかに活性が高かったですね。

 

再びサバゲーへ向かうぐっちゃん。

そう、欲しかったのはこの反応です。

これで上層でガツンッ、ならヒラマサでしょ。

とはいえ、

ほぼ毎回3~40mでジグは落下を止め、

痩せたサバが上がってきます。

またしても10本以上、前半と合わせれば20本以上サバを上げて、

ついに限界に達しました。

時刻は11:30。

この日は潮位は関係なく、いつでもボートを上げられます。

が、ここまでです。

JBB280さんを始め、後から出航した人は一人も戻ってきていません。

たーたんさんはぐっちゃんが帰航した時に出航して行きました。

サバゲーを続ければブリやヒラマサの可能性があったかもとは思いましたが、

メジマグロでけっこう満足してしまいました。

 

距離はそこそこ走りました。

 

いつもと同じくらい燃料を使いましたね。

 

そして…、

暴れるサバのせいで手をフックでケガしたぐっちゃん、

人差し指が異常に腫れていますね。

この写真は翌日日曜日の物です。

 

やはり5月第4週はドラマがありましたね。

本当はヒラマサが欲しいところですが、

それは翌日短時間勝負すると言っているツッシーさんに任せましょう(笑)

気合入りすぎてヘトヘトになって帰りました。

6月になると一気に釣れなくなったりするのが過去の例なのですが、

もう少し楽しませてくれることを期待しましょう。

その前に、台風邪魔だよ!

 

それではまた おやすみなさい

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コメント (6)
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