前日にテナガエビを釣りながらタナゴポイントを確認して回ったぐっちゃん、
真夏でも十分霞ヶ浦でタナゴは釣れるとの結論に達しました。
7月23日日曜日のI君との釣行は、霞ヶ浦水系に決定!
前日にタナゴの存在を確認できたポイントを中心に、
日差しや風を考慮しながらI君に爆釣してもらうためのプランを立てました。
今回の主役はI君です。
ぐっちゃんの釣果は二の次です。
朝4:00にI君を迎えに行きました。
今回は気合入ってますね、寝坊はありませんでした。
ぐっちゃんの予定は、交通量の少ない朝のうちに最も遠いポイントまで移動、
朝は風が無いので本湖側で釣って、
風が出だしたら実績のあるホソに移るというもの。
その後大移動して、タナゴ銀座で締める、という壮大な計画です。
朝イチで向かったのは、前日にテナガエビを求めて竿を出して、
思いのほかタナゴがたくさん釣れてしまった、
ここです。
でも、前日の試し釣りで、
このポイントは葦の根元あたりでしかタナゴが釣れないことがわかっています。
もちろんそのポイントはI君に、
「このあたりをピンポイントに狙うように」
とアドバイスまで与えて譲りました。
ぐっちゃんはその1mほど右側で竿を出しました。
さすがにちゃんと腰を落ち着けて狙えば、
横でもそれなりには釣れるだろうという目論見でしたが…、
釣れてくるのはなぜかテナガエビのメスばかり…。
やっと魚が釣れたと思ったら、
小鮒…。
また、ヌマチチブもたくさんいました。
I君はというと、順調に良いペースでタナゴを釣っています。
しかもオオタナゴは混じらず、タイリクバラタナゴの良型を連発。
少し風が出て釣り辛くなったのと、アタリが遠のいたので移動を決意しましたが、
それまでにI君は30尾オーバー、
ぐっちゃんは1尾のみ。
「たった1mでこんなに差が出るんですね」
とI君。
確かにその通りだけど、まさかこんなに差が出るとは思わなかったなー。
自分の技術に自信がなくなりました(笑)
ちなみにテナガエビですが、
抱卵したメスが中心でこんなに釣れました。
あまりに小さいのはリリースしてこの数です。
まずは霞ケ浦ネイティブタナゴをI君に釣らせることができたので、
最初のポイントは成功でした。
次に有名どころのホソを試しましたがクチボソ地獄だったのでさっさと移動。
過去の実績場のドッグでも竿を出しましたが、
ここはヌマチチブ地獄でした。
まあ、これは想定内。
この2ヶ所は、霞ケ浦の代表的な釣り場であるホソとドッグの釣りを体験させるのが目的。
釣果は二の次です。
次に向かったのはかなり有名なタナゴポイント。
ここも実は鉄板ポイントは一ヶ所のみで、
他のポイントは大きく釣果が落ちます。
あえてこのピンポイントをI君に釣らせて、
ぐっちゃんは少し離れた別のポイントを探ります。
「釣れましたー」
I君の声。
「あ、また釣れた―」
好調のようです。
ぐっちゃんはほんの2~3mしか離れていない場所で釣っているのにクチボソばかり。
うーん、タナゴ釣りはシビアだなあ…。
確かにここはI君がやっているポイントに入れなかったら素通りすることが多いんです。
それにしても、2ヶ所連続でピンポイントすぎでしょ(;^_^A
ぐっちゃんがポイント探ししている間に、I君は30尾ほど釣ったようです。
この時点で50尾オーバー対1尾です。
なんじゃそら?って程の差がついています。
さすがにプライドを捨てて、I君の釣っているポイントの脇に仕掛けを入れさせてもらいました。
やっと釣れた(笑)
発色したオスも釣れました。
ひと安心。
このポイントではI君は50尾くらい釣ったようです。
もう、取り返しのつかないほどの差がついていますが、
本日のミッションはI君に爆釣してもらう、ですからいいんです(涙)
本当は朝マックの時間に間に合わせてこのエリアを去る予定だったのですが、
上のホソのポイントで予想外に釣れ続いたため、
昼近くになってしまいました。
アタリが遠のいたところで大移動を決意。
既に太陽は真上近くまで昇っており、とんでもなく暑いです。
夢中になって釣っていたので、すっかり体の水分は干上がって、これ以上は危険と思ったのも、
移動を決意した理由でした。
移動中の車と、昼食を摂ったマクドナルドで体を十分冷やして、
(朝マックは当然間に合わなかったので侍マックにしました・笑)
やはり前日タナゴの存在を確認したタナゴ銀座に向かいます。
まずは前日確認した新ポイント。
ここも1人しか釣りができないピンポイントで良く釣れて、
それ以外はあまり…、というポイントです。
午後になると木の影で釣り座が日陰になるというのは前日確認済み。
もちろんここでもポイントはI君に釣らせて、
ぐっちゃんは別のポイントを試します。
I君は日陰で快適にタナゴを釣り続け、
ぐっちゃんは日差しを浴びながら、
ギルを釣り続けるという笑えない展開。
雰囲気は抜群なんですけどねー、
なぜこんなに釣果に差が出るのか??
それでも、
ナイスサイズのタナゴも釣れましたけどね。
さらに、
ラインが切れないかヒヤヒヤサイズのフナも…。
ちなみにI君はここでも20尾以上を釣り上げて、
なんとこの日1束釣りを達成してしまいました。
凄すぎる…。
爆釣させるとは言っていましたが、
ここまで釣るとは想定外です。
最後にいつものポイントへ。
機場のマイポイントでI君に釣らせたところ、
最初は全くアタリが無いと言っていましたが、
程なくあたりだして、絶好調モードへ突入。
安心してぐっちゃんは他のポイントへ行き、
ナイスサイズを数尾釣り上げて終了としました。
ちなみにI君はこのポイントでも30尾以上釣りあげたそうで、
1日で130尾以上という、できすぎの結果に終わりました。
ぐっちゃんは釣果的にはイマイチでしたが、
釣行計画というプラン作りの面では完璧だったと思います<(`^´)>
今回の釣行は、図らずもタナゴ釣りはポイント選びが重要だと実感させられました。
しかも、ピンポイントで、という事です。
もう一点、I君は今回でタナゴ釣りの実釣6回目なのですが、
すでにぐっちゃんを超えるほどのテクニックを披露しています。
特にこの日は絶好調でしたし、
傍目で見ていてもしっかりアワセは決まっているし、
道具や仕掛けをうまく使いこなしている印象でした。
タナゴ釣り釣行回数、ぐっちゃん40回、I君6回。
でも、技術的な差は既に全くないように思います。
さらに、ぐっちゃんの後を追いかけて道具を揃えて、
物によっては追い越したりしているので、
道具で差をつけることもできません。
むしろI君はとても器用で研ぎ針の精度もぐっちゃんより数段上だし、
短期間でこんなレベルまで来るなんて、想像もできませんでした。
I君にはこれまで「釣れて当り前」の釣り場を提供してきましたが、
これからは一緒に釣り場開拓もできるかな?
それよりも自分の腕を磨いておかないと、
次はコテンパンにやられそうな気がします💦
何はともあれ、I君に霞ケ浦のポテンシャルを体感してもらえてよかったです。
そろそろぐっちゃんの引き出しも枯渇気味ですけど…。
それではまた おやすみなさい