「応援します再出発」と題し、北海道新聞グループが夕張市を支援するという特集記事が4月3日に掲載されていたのを、ご記憶の方もいらっしゃることでしょう。
札幌本社で市美術館展
夕張市美術館所蔵の美術品の数々を北海道新聞本社ビル(札幌市中央区)1階に新設される道新ギャラリーのオープン記念として6月5日から19日まで展示します。版画家の斎藤清、彫刻家の佐藤忠良ら夕張ゆかりの芸術家たちの作品約40点。引 . . . 本文を読む
取り壊しが1度は延期になったギャラリーmicro.だけど、ほんとうの解体の日が、いよいよ近づいてきた。
ご存知の方も多いだろうけど、micro.は、昨夏までは、古い民家を改造した「ギャラリーカフェ実くろ」として使われてきた。
それを、若手写真家の足立成亮くんたちが運営を引き継ぎ、写真を中心とした自主ギャラリーとして活動してきた。
さいきんでは、写真だけではなく、現代美術やイラストなど、幅 . . . 本文を読む
佐々木亜里沙さん(絵画)、瓜生裕樹(ウリュウユウキ)さん(写真)、四足獣さん(立体)による3人展だが、ここで語るのは、ウリュウさんについてだけになると思う。おふたりには、もうしわけない。
最近、怒涛の勢いで発表を続けているウリュウさんだが、個人的にはちょっと不満があった。それは、作品の質についてではなくて、1度に見られる写真の数が少ないことについてだ。
もちろん、グループ展だからしかたない . . . 本文を読む
「絵画」や「彫刻」ならともかく、本来美術品として制作されたものではない昔々の品を、美術館なる施設で美的な観点から見るという行為は、そもそも「美術」というのが西洋由来の制度であるからして、すべてを西洋的な価値基準の下に整除させようという「政治的」な営みにほかならないのではないかという気がするのですが、それはともかく、金ぴかに輝く器などの数々を見て、権力者の欲するものは数千年の昔からちっとも変わらな . . . 本文を読む