長い歴史をほこり、道内の戦後の前衛美術の一翼をになってきた「北海道抽象派作家協会」がことしも展覧会をひらいています。
そして、来年から、あらたな出品者を公募することも決めました。
同人9人はここ数年不動。
あべくによし(旭川)
今荘義男(岩見沢)
後藤和司(札幌)
佐々木美枝子(同)
近宮彦彌(旭川)
外山欽平(函館)
服部憲治(苫小牧)
林教司(岩見沢)
三浦恭三(小樽)
の9氏です。
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きょうは木田金次郎特集で、関連のエントリを3つアップします。
木田金次郎美術館から2007年度のスケジュールを記したリーフレットをいただきました。ありがとうございます。
表紙には木田金次郎美術館は通年開館いたします。とあります。一部報道で、冬季休館を検討していると伝えられましたが、本年度は冬もひらくぞ! という強い意志を感じます。しかも、メーンとなる展覧会のほかにも、いろいろな展覧会がひら . . . 本文を読む
北海道新聞4月3日の夕刊社会面に、かなりのスペースをさいて載っていた記事の全文です。
新聞には、3点のカラー写真も載っていました。
木田金次郎 未公開3点に光 岩内の美術館に寄贈や寄託 あすから企画展
【岩内】生涯、故郷の後志管内岩内町を拠点に活動し、有島武郎の「生れ出づる悩み」のモデルとなった画家木田金次郎(一八九三-一九六二年)の未公開作品三点が、同町の木田金次郎美術館に相次ぎ寄贈、 . . . 本文を読む
木田の地元、後志管内岩内町で塾講師を務める斉藤武一さんによる、画家・木田金次郎の評伝。
小説仕立てなのだが、「いかにも想像力をたくましくしました」的な、つくりものくさい部分はほとんどない。
やはり斉藤さんが、相当以前からたくさんの資料を渉猟してたしかな伝記を抜粋した上で、木田への敬愛をこめて筆を進めたためだろう。
ところで、木田金次郎といえば、近代日本文学屈指の小説家有島武郎が、代表作「生 . . . 本文を読む